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《ドラゴニックＤ(ダイアグラム)/Dragonic Diagram》 †

フィールド魔法
(1)：フィールドの「真竜」モンスターの攻撃力・守備力は３００アップする。
(2)：このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
アドバンス召喚した「真竜」モンスターはそれぞれ１ターンに１度だけ戦闘では破壊されない。
(3)：１ターンに１度、自分メインフェイズに発動できる。
このカード以外の自分の手札・フィールドのカード１枚を選んで破壊し、
デッキから「真竜」カード１枚を手札に加える。

　マキシマム・クライシスで登場したフィールド魔法。
　真竜を全体強化する効果、アドバンス召喚した真竜に戦闘破壊耐性を与える効果、自分の手札・フィールドのカード１枚を破壊して真竜をサーチする効果を持つ。

　(1)の効果は真竜の全体強化。
　微弱な数値ではあるが、基本的な打点が高めの真竜モンスターにとっては決して無視できるものではない。
　特に真竜上級モンスターは2500台には突破されなくなり、《ヴェルズ・オピオン》を突破可能となるのは小さくないメリットである。

　(2)の効果はアドバンス召喚した真竜に戦闘破壊耐性を付与する効果。
　上級の真竜モンスターの(2)の効果は相手の効果に対してチェーンする性質があり、その前に戦闘破壊されると発動できないが、その欠点を補うことができる。
　また、《真竜機兵ダースメタトロン》が《ＳＮｏ.３９希望皇ホープ・ザ・ライトニング》に破壊され(2)の効果を使えないというケースも防ぎ易い。

　(3)の効果は真竜のサーチ効果。
　モンスターだけでなく魔法・罠カードもサーチできる。
　破壊するカードの種類を問わず、手札からも選べるので利便性は非常に高く、不要になったカードを処理できる。
　また、真竜皇（凰）やフィールドの《真竜の継承》等を破壊すれば破壊された時の効果を使用できる。
　《炎王の孤島》等の類似カードと比べて破壊できる範囲・種類の縛りが緩いので、破壊時に効果を発動できるカードに出張させても良いだろう。
　《グリーン・ダストン》とは相性がよく、破壊してレベル９の真竜をサーチし、このカードをバウンスしサーチした真竜を破壊することができる。

　《炎王の孤島》・《天空の虹彩》と同じく、破壊された時や墓地へ送られた時に効果を発動できるカードを使用するための採用も期待できる。
　こちらは破壊できる範囲が上記の２枚より広く、サポートカードの多い真竜をサーチでき、デメリットもないため筆頭候補である。
　真竜皇（凰）をサーチすればこのカード１枚で手札・フィールドのカードを複数枚破壊することもできる。

　また《おもちゃ箱》を破壊すれば、《真竜剣士マスターＰ》のサーチと共に《竜剣士マスターＰ》と《竜魔王ベクターＰ》をリクルートし、即座に特殊召喚に繋げることができる。

【真竜】で中軸を担い、更には出張パーツとしても利用されていたため17/07/01にて制限カードに指定された。
それでも【真竜】が環境で活躍し続けたため17/10/01で遂に禁止カードになった。
【真竜】が環境で然程見られなくなった事とフィールド魔法の汎用サーチ手段が軒並み規制されたためか、２年後の19/10/01に制限復帰した。
その後は環境の変化もあり、23/10/01に準制限カードに、24/01/01には制限解除された。