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《ドリーム・ピエロ/Dream Clown》 †

効果モンスター
星３/地属性/戦士族/攻1200/守 900
フィールド上に攻撃表示で存在するこのカードが表側守備表示になった時、
相手フィールド上に存在するモンスター１体を選択して破壊する。

　ごく初期の効果モンスターだが、効果の発動が容易でありアドバンテージをとりやすいため、【つまずき】等では現在も使用される。
　表示形式を変更するカードと相性がよく、《つまずき》を筆頭に《アヌビスの呪い》《重力解除》《悪夢の迷宮》などで効果発動を狙える。
　通常の表示形式変更を行うだけでも２ターンに１枚ずつ除去でき、長期戦に強いモンスターである。
　サーチ・サルベージも《増援》・《戦士の生還》の他《融合準備》など幅広く、《融合派兵》によるリクルートも可能と安定しやすいのもポイントである。

コナミのゲーム作品において―
DMシリーズでは効果がなく、「甘い踊りで永遠に覚めない夢の中へ誘い込む」というテキストを持つ。
数の少ない幻想魔族のモンスターであり、弱点の突きにくい黒魔族に一矢報いる事のできる貴重な戦力であった。
DM4では下級モンスターとしては攻撃力も高く強力なモンスターであったが、３つのソフトの内の「遊戯デッキ」でしか使用できないモンスターだった。

DUEL TERMINALやTAG FORCEシリーズでは、道化師つながりで《マーダーサーカス》共々イェーガーが使用する。
しかし、このカードや《マーダーサーカス》を活かすための【つまずき】要素と彼本来の「ジェスター」シリーズの要素が咬み合っておらず、デッキの完成度は低くなっている。

最強カードバトル！で使用可能なデッキの一つ【コインに賭けろ！ＬＶ１】はギャンブル関係のカードが貧弱であり、デッキ名に反してこのカードが主戦力となっている。
デッキ解説でも《荒野の女戦士》からこのカードをリクルートすることで安全に効果を発動する戦術が紹介されている。
その後は《ガーゴイルの道化師》でサポートし２体がかりで直接攻撃を狙うのが主な流れの【ピエロデッキ】とも言うべき状態である。
しかし強化後のデッキではギャンブルカードの充実と引き換えに肝心の《荒野の女戦士》が全て抜かれてしまっており、類似効果の《マーダーサーカス》共々ただの事故要因となってしまっている。

Ｑ：相手のフィールドの《ドリーム・ピエロ》の効果にチェーンして《強制脱出装置》を発動、《ドリーム・ピエロ》が効果処理時にフィールドに存在しない場合、効果は適用されますか？
Ａ：《ドリーム・ピエロ》の効果処理を行う際に、《ドリーム・ピエロ》がフィールドに存在しない場合でも、モンスターを破壊する効果は適用されます。(10/09/30)

Ｑ：チェーン１で《死者への手向け》を攻撃表示の《ドリーム・ピエロ》に対して発動、チェーン２で《重力解除》を発動しました。
《ドリームピエロ》が守備表示に変更された後、破壊されフィールドに存在しなくなりますが、《ドリーム・ピエロ》の効果は発動しますか？
Ａ：《ドリーム・ピエロ》の効果処理を行う際に、《ドリーム・ピエロ》はフィールドに存在しない場合でも、相手モンスターを破壊する効果は適用されます。(10/10/11)

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