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《パペット・クィーン/Puppet Queen》 †

効果モンスター
星６/地属性/戦士族/攻2200/守2500
このカード名の(2)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：相手がドロー以外の方法でデッキからモンスターを手札に加えた時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2)：このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分の手札・墓地から戦士族・地属性・レベル７モンスター１体を選んで特殊召喚する。
この効果で「パペット・キング」を特殊召喚した場合、
自分フィールドの全ての戦士族・地属性モンスターの攻撃力は、次のターンの終了時まで１０００アップする。

　Ｖジャンプ(2021年5月号開始)　一年間定期購読特典で登場した地属性・戦士族の上級モンスター。
　相手がサーチを行った場合に手札から自身を特殊召喚する誘発効果、召喚・特殊召喚に成功した場合手札・墓地から地属性・戦士族・レベル７を特殊召喚し、それが《パペット・キング》ならさらに地属性・戦士族を全体強化する誘発効果を持つ。

　(1)は自己特殊召喚効果。
　《パペット・キング》と同様の自己特殊召喚効果であり、詳しくはあちらを参照。

　(2)は地属性・戦士族・レベル７モンスターの特殊召喚効果。
　召喚・特殊召喚からノーコストでもう１体並べられるが、特殊召喚先の範囲が狭く自身ともレベルが合わないためエクシーズ召喚にもつながらない。
　また(1)の特殊召喚をトリガーにする場合、その多くが相手ターンで発動するため、このカードもろともあっさり除去されるということもあり得る。
　《ホップ・イヤー飛行隊》等相手ターンに素材にできるカードがあればこの点はある程度補える。

　《パペット・キング》を特殊召喚した場合、更に全体強化が適用され少なくとも攻撃力3200と攻撃力3800が並ぶことになる。
　ただやはり相手ターンになりやすいのがネックであり、高ステータスとはいえ耐性を持たない２枚が次のターンまで残るかは怪しいところ。
　自身の効果以外で出した場合でも(2)は使えるので、何らかの手段で自分ターンに出し攻め手として使うのが望ましいだろう。

　アドバンス召喚でも効果を使え、このカードは１体のリリースで良い。
　例えば《音響戦士ギータス》のペンデュラム効果で《パペット・キング》を手札コストに音響戦士をリクルートし、それをリリースしてアドバンス召喚し、蘇生効果に繋ぐといった運用なら可能。

　レベル７・地属性・戦士族に《ダウンビート》を使えばこのカードをリクルートでき、リリースしたそのモンスターを即座に蘇生可能。
　《ジャンク・アーチャー》など、１ターンに１度の効果を再利用することも狙える。

原作・アニメにおいて―
遊戯王Rの「城之内vs北森玲子」戦で玲子が使用。
《パペット・ポーン》が《プロモーション》で変化した姿。
守備力2500の壁として立ちふさがるだけでなく、罠カード《しんがりの戦闘》で《リトル・ウィンガード》の攻撃を受ける事で《戦場の惨劇》によるデッキ破壊を加速させる役割を担った。
その後は玲子の心境変化により攻撃表示となり、《ワイバーンの戦士》を戦闘破壊。
最後は《パペット・キング》の生け贄となった。
攻撃名は「チェックメイト・フラッシュ」。