《ペンデュラム・スケール/Pendulum Scale》 †
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分のPゾーンのカードが2枚存在する場合、
そのPスケールの差の数値によって以下の効果を適用する。
●0:フィールドの魔法・罠カード2枚を選んで破壊する。
●1〜3:デッキからレベル2〜4のPモンスター1体を手札に加える。
●4〜6:デッキからレベル5〜7のPモンスター1体を手札に加える。
●7以上:自分のPゾーンのカードを2枚まで選んで持ち主の手札に戻す。
その後、手札からPモンスター1体を特殊召喚できる。
DIMENSION FORCEで登場した通常罠。
自分ペンデュラムゾーンの2枚のペンデュラムスケールの差の数値によって4つの効果の内1つを適用する効果を持つ。
ペンデュラムスケールの差の数値によって適用する効果が異なる。
4つ全ての効果が狙えるようにペンデュラムモンスターを採用しておくか、1〜2つに絞るかは構築の時点で決めておきたい。
特に真ん中の2つの効果は対応するペンデュラムモンスターがデッキに無いと使えない。
しかし、イグナイトなどレベルは分散しているがペンデュラムスケールは統一されているカテゴリなら使いやすい。
ペンデュラムスケールを変更するカードを使えばどの効果も使いやすいだろう。
数値差が0の場合は2枚の魔法・罠除去。
対象を取らず表裏も問わないので、魔法・罠除去としての性能は高い。
だが、数値差が0ということはペンデュラム召喚ができない状態であり、ペンデュラムモンスターを置く意義が大きく減ってしまう。
また、必ず2枚を選ばねばならず、相手フィールドに1枚しか魔法・罠カードが無い場合は発動しにくくなる。
自分のカードも破壊できることを活かし、ペンデュラムゾーンで破壊された場合の効果を持つペンデュラムモンスターとコンボすれば上記の点はカバーできる。
同名カード2枚で発動できるため、手札に被ったペンデュラムモンスター複数枚を処理するのに使うのも次善の用途としては有効である。
元々ペンデュラム召喚を行わない【魔導獣】ではこの効果をメインに採用しても良いだろう。
数値差が1〜3の場合はレベル2〜4の、4〜6の場合はレベル5〜7のペンデュラムモンスターのサーチ。
2つのペンデュラムスケールの間にあるレベルのモンスターをサーチし、そのままペンデュラム召喚へと繋げたい。
ただし、数値差1〜3の効果はペンデュラムスケール6以下のペンデュラムモンスターのみで構成しないとペンデュラム召喚に繋がらないため、活用できるデッキはやや限られる。
数値差が7以上の場合はペンデュラムゾーンから2枚までをバウンスした上で手札からのペンデュラムモンスターの特殊召喚。
バウンスしたものをそのまま特殊召喚できるので、実質的にペンデュラムゾーンの片方を展開する効果と見なせる。
他に出せるものがあればそちらを出しても良いが、数値差が7以上あれば大抵の状況はそのままペンデュラム召喚でき、このカードを消費して出す必要性は薄い。
かなりの高レベルのペンデュラムモンスターか、ペンデュラム召喚に何らかの条件が付いているものを展開する際に使う事になるか。
《覇王眷竜ダークヴルム》をペンデュラムゾーンに置き、《覇王門無限》をペンデュラムゾーンに置いて両者をバウンス、《覇王眷竜ダークヴルム》を特殊召喚することで《覇王門零》をサーチして融合・フュージョンのサーチが狙える。
- (中点の有無はあるが)デュエルに関わる公式用語がそのままカード名になっている珍しい事例である。
関連カード †
収録パック等 †
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