《祈りの女王−コスモクイーン》 †
効果モンスター
星8/闇属性/魔法使い族/攻2900/守2450
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールド魔法カードが発動した場合に発動できる。
このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
(2):フィールドゾーンの表側表示カード1枚を対象とし、そのコントローラーによって以下の効果を発動できる。
●自分:対象のカードを破壊し、
破壊したカードとはカード名が異なるフィールド魔法カード1枚をデッキから手札に加える。
●相手:対象のカードの効果をターン終了時まで無効にし、デッキからフィールド魔法カード1枚を手札に加える。
INFINITE FORBIDDENで登場した闇属性・魔法使い族の最上級モンスター。
フィールド魔法が発動した場合に手札から守備表示で特殊召喚する誘発効果、フィールドゾーンのカードを対象にそのコントローラーによって2つの効果のどちらかを適用する起動効果を持つ。
(1)は自己特殊召喚効果。
トリガーはフィールド魔法の発動であり、基本的には自分が発動して能動的な特殊召喚を狙いたい。
複数種類のフィールド魔法を使用する場合には(2)によって張替えも可能。
相手次第では相手のフィールド魔法もトリガーになるが、(2)を発動するためには相手ターンをやり過ごす必要があるため壁としての運用がメインになる。
注意点として、守備表示での特殊召喚となるため、アタッカーとして使うにはワンテンポ遅れが出る点には気を付けたい。
フィールド魔法に関するレベル8には《覇蛇大公ゴルゴンダ》・《死霊王 ドーハスーラ》がおり、これらと合わせてランク8を積極的に狙える構築にするのも面白い。
(2)はフィールド魔法を対象とした効果。
自分のフィールド魔法を対象とした場合には、そのカードを破壊して同名カード以外のフィールド魔法のサーチ。
《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》のような効果であり、フィールド魔法の張替えが可能。
当然、複数種類のフィールド魔法を採用していなければ発動自体ができない。
なお、こちらは破壊とサーチを同時に行うため、《歯車街》や《機皇城》を破壊してもタイミングを逃さない。
相手のフィールド魔法を対象とした場合には、その効果をそのターン中無効にしフィールド魔法をサーチする効果。
フィールド魔法を無効にできるものの、起動効果で自分ターン限定であるため、有効に働くかはかなり相手のフィールド魔法に依存する。
基本的にはフィールド魔法サーチとして使用し、無効はおまけ程度に捉えておきたい。
《チキンレース》・《王家の眠る谷−ネクロバレー》・《サモンブレーカー》等であればお互い影響を及ぼすため、《土地ころがし》等で送りつけた後でも自分ターンだけ無効にすることでロック解除するという運用ができる。
自身が魔法使い族であるため、どちらの効果でも《魔法族の里》をサーチすればそのままロック効果を適用を狙える。
【魔法族の里】では、効果使用後もアタッカーとして無駄なく活用できるだろう。
- OCGのカード名で「女王」を「女王」と読むのはこのカードが初めてである。
他のカードは「女王」あるいは「女王」となっている。
そもそも「女」は「じょう」とは読まず、「じょうおう」は「じょおう」が変化した慣用的発音である。
なお《コスモクイーン》のフレイバー・テキストのルビも「女王」であるため、このカード名はそれに倣った形なのだろう。
関連カード †
収録パック等 †
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