《恵みの風/Blessed Winds》 †
永続罠
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の手札・フィールド(表側表示)から植物族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
自分は500LP回復する。
●自分の墓地の植物族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻す。
その後、自分は500LP回復する。
●1000LPを払って発動できる。
自分の墓地から「アロマ」モンスター1体を特殊召喚する。
CHAOS IMPACTで登場した永続罠。
手札・フィールドの植物族をコストにライフゲイン、墓地の植物族をデッキに戻してライフゲイン、ライフコストでアロマを蘇生するうちのいずれか1つを発動する効果を持つ。
1つ目は手札・フィールドの植物族をコストにしたライフゲイン効果。
カード1枚を使う割には回復値は低いため、この効果を当てにすることは少ない。
一応、サクリファイス・エスケープや《アロマセラフィ−アンゼリカ》の対象を用意するという使い方もできる。
また、2つ目の効果や《アロマセラフィ−アンゼリカ》は《墓穴の指名者》に弱いので、警戒する場合はこちらで回復することも考えられる。
フィールドの植物族の効果の発動にチェーンしてそのモンスターを墓地へ送ることで、《スキルドレイン》による無効化を回避して効果を通すこともできる。
特に《アロマセラフィ−スイート・マジョラム》の効果であれば直接《スキルドレイン》を破壊でき、状況の突破に繋がるので覚えておきたい。
2つ目は墓地の植物族をデッキに戻してライフゲインする効果。
フリーチェーンなのでアロマのトリガーとして使いやすく、相手ターンで《アロマセラフィ−スイート・マジョラム》や《アロマセラフィ−ローズマリー》の効果を発動して相手の動きを制限する補助になる。
《アロマセラフィ−ジャスミン》と併用すると、ライフポイントを回復しながらデッキを経由して疑似的な植物族のサルベージのようにも扱える。
また、《ローンファイア・ブロッサム》等のリクルート先や、《捕食植物ダーリング・コブラ》・《イービル・ソーン》等デッキにいた方が都合がいいモンスターを戻す手段としても使用できる。
ただし、植物族の豊富な蘇生手段とは噛み合わないことには注意したい。
3つ目はライフコストでアロマを蘇生する効果。
ボード・アドバンテージに干渉するので積極的に使えるとアドバンテージとなる。
対象をとらないので墓地除外による妨害にも強い。
ただ、回復を得意とするアロマでも1000のコストは何度でも使えるものではないのが難点。
《アロマガーデニング》はライフコストを相殺でき、蘇生したアロマの効果も即座に発動できるので相性が良い。
《アロマセラフィ−スイート・マジョラム》でサーチできるのでアロマと並べやすく、フリーチェーンで回復・蘇生ができるので、【アロマ】の特に相手ターンでの戦術の幅を広げてくれるカードである。
しかし、永続カードゆえに除去されやすく、効果も1ターンに3つの内から1つしか使用できないので、どの効果をどのタイミングで発動するかが非常に重要となる。
関連カード †
―サポートカード
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
Tag: 《恵みの風》 罠 永続罠