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《対峙(たいじ)するＧ(ジー)/Confronting the "C"》 †

効果モンスター
星５/地属性/昆虫族/攻1100/守2500
(1)：相手がＥＸデッキからモンスターを特殊召喚した時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
このカードを対象とするモンスターの効果を受けない。

　エクストラデッキを利用しないデッキは少なく、自身の特殊召喚自体は容易な方である。
　また守備力も高く、低レベルのシンクロモンスターやランク４以下のエクシーズモンスターでこのカードを突破できるものは少ない。
　また、自身を対象とするモンスター効果を受けないため、《鳥銃士カステル》などの単体除去には強固な壁となる。

　反面、高ランク・高レベルのモンスター相手では容易に戦闘破壊されてしまうことが多く、攻撃を長く凌ぐことは期待できない。
　また、基本的にメインフェイズに特殊召喚されるため、耐性自体が機能しない魔法・罠カードでの除去も受けやすい。

　このカードは上級モンスターであり、相手がエクストラデッキを使わなければ腐りやすいことも欠点となる。
　そのターンの直接攻撃を防ぐだけならバトルフェイズ自体を終了させる《バトルフェーダー》や《速攻のかかし》を採用する方が良い。
　さらに、シンクロモンスターやエクシーズモンスターを出す際は自然と特殊召喚が多くなるため、より強力な耐性とステータスを持つ《機動要犀トリケライナー》で十分な場合が多い。
　普通に特殊召喚しても壁にしかできないため、アタッカーにもできる《冥府の使者ゴーズ》・《トラゴエディア》などよりも使い勝手が劣っている。

　上記を差し置いてこのカードを使うならば、ランク５のエクシーズ素材やシンクロ素材にするなど工夫が必要だろう。
　【昆虫族】では、《共鳴虫》から特殊召喚し、壁としてフィールドを繋いだあと、返しのターンでシンクロ素材にする、という活躍が見込める。
　この場合は基本的には効果はあまり重要視せず、手札に来ても腐りにくいことをひとつの利点と取っておくのがよい。
　《デビルドーザー》の他に《共振虫》のサーチ先を投入する場合の候補にもなる。

イラストは棒状にした新聞紙と鍋の蓋を持っている人物の一人称視点となっており、その前方の電気スタンドに「Ｇ」がおり、スタンド近くのゴミ箱が倒れゴミが散乱している。
「対峙する」「Confronting（直面している）」というカード名通りの構図である。
- このモンスターの守備力は《ブラック・マジシャン》の攻撃を凌ぐほどであり、また攻撃力も最新の科学兵器よりも上である。
  にもかかわらず新聞紙と鍋の蓋のみで立ち向かおうとするなど無謀であると言わざるを得ない。