《報復の隠し歯/Hidden Fangs of Revenge》 †
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードの発動に対して魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。
(1):自分または相手のモンスターの攻撃宣言時に発動できる。
自分フィールドにセットされているカード2枚を選んで破壊し、その攻撃を無効にする。
さらに、この効果で破壊され墓地へ送られたカードの中にモンスターカードがあった場合、その内の1体を選ぶ。
選んだモンスターの守備力以下の攻撃力を持つ相手フィールドのモンスターを全て破壊し、
その後このターンのエンドフェイズになる。
PREMIUM PACK 2020で登場した速攻魔法。
カードの発動にチェーンされない効果外テキスト、自分フィールドのセットカード2枚を破壊して攻撃を無効にし、モンスターを破壊した場合はさらに全体除去した後にエンドフェイズに移行する効果を持つ。
ただ攻撃を無効にするだけならば他に使い勝手のいいカードが存在するので、後半の全体除去を目当てにしたい。
全体除去は守備力が高いほど除去範囲が広くなるので、守備力が高くなおかつ裏側守備表示にしやすいモンスターを選びたい。
通常召喚のセットで出せる《D−HERO ディフェンドガイ》は2700以下を破壊でき、妥協召喚可能な《セグメンタル・ドラゴン》でも2400以下を破壊できる。
エクストラデッキのモンスターならば《簡易融合》から出せる《召喚獣ライディーン》は2400以下、《No.24 竜血鬼ドラギュラス》は2800以下を破壊できる。
さらに発動にチェーンができず、エンドフェイズにスキップされるので相手ターンならば態勢を整えることを許さず次のターンを迎えられる。
難点としてはやはり攻撃前の除去となる。
発動さえできれば大きな見返りを得られるのは確かなので《ディフェンスゾーン》や《パーシアスの神域》を使って守れるといい。
また自分フィールドに2枚(相手ターンに発動するならこのカード含め3枚)のセットカードが必要となるため消費が多く、腐る可能性も出てくる。
アーティファクトとは相性がよく、相手ターンに発動し、魔法&罠ゾーンにセットしたアーティファクト2枚を破壊すればその効果で蘇生できる。
破壊された時点でモンスターカードとして判定されるため守備力を参照した除去も可能。
また上記の難点であった戦闘前の除去も、アーティファクトの効果により躊躇させられ、2枚のセットカードも用意しやすい。
- 発動時にはプレイヤーの凌牙自身がソリッドビジョンで現れた剣を持ってモンスターをぶった切る珍しい演出が見られた。
凌牙はこの行為を「やられたらやり返す!それが孤高なる鮫の流儀だ!」と述べており、それに対して八雲は「ふざけるな凌牙!」と切り返している。
Vジャンプのアオリ文では「スカッとするぜ!」と書かれ、翌月の冒頭で同シーンが繰り返された際には「鮫の一閃!!」と描写されている。
- この一連のシーンはセリフ回しやアオリ文が独特で印象に残りやすく読者にネタにされやすい。
- コナミのゲーム作品において―
マスターデュエルでは、このカードを含め、凌牙の使用したカードを収録したシークレットパックの名前が『孤高なるサメの流儀』となっており、明らかに上述の台詞を意識したものとなっている。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
FAQ †
(1)の効果について †
Q:《禁じられた聖槍》の効果が適用されており「魔法カードの効果を受けない」モンスターの攻撃宣言時、《報復の隠し歯》を発動しました。
このモンスターの攻撃は無効になりますか?
攻撃が無効にならない場合、《報復の隠し歯》の「さらに、」以降の処理は行いますか?
A:《禁じられた聖槍》の効果が適用されたモンスターは、《報復の隠し歯》の効果によって攻撃を無効にされないため、「さらに、」以降の効果は適用されません。(19/12/26)
Q:自分モンスターの攻撃宣言時チェーン1で以下の効果を発動しチェーン2《報復の隠し歯》と発動しました。
チェーン2の《報復の隠し歯》の処理によって、エンドフェイズになった場合、チェーン1の効果処理は行われますか?
処理される場合、攻撃力アップはいつまで継続しますか?
●《決闘融合−バトル・フュージョン》
●《EMドラミング・コング》の(3)のモンスター効果
A:一連のチェーン処理後、攻撃宣言をしたモンスターは《決闘融合−バトル・フュージョン》や《EMドラミング・コング》の効果によって攻撃力がアップしていない状態となります。(19/12/26)
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