《鳴いて時鳥/The Cuckoo Commanded to Croon》 †
効果モンスター
星3/炎属性/鳥獣族/攻 800/守1000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカードを破壊する。
その後、自分は1枚ドローする。
●自分の手札を1枚選んで捨てる。
その後、自分は1枚ドローする。
●このターンのエンドフェイズに、自分は1枚ドローする。
DUELIST NEXUSで登場した炎属性・鳥獣族の下級モンスター。
「自壊し1枚ドローする効果」・「手札を1枚捨て、1枚ドローする効果」・「エンドフェイズ1枚ドローする効果」から1つ選んで発動する起動効果を持つ。
1つ目は自身を自壊させてドローする効果。
基本的に使い捨てとなるが、効果で破壊する為他のカードが効果破壊された場合のトリガーに使える。
ただし、自壊とドローは同時ではない為、機皇帝等の破壊された時に発動できる時の任意効果はタイミングを逃す。
2つ目は手札を捨ててドローする効果。
いわゆる手札交換であるが、効果で捨てる為暗黒界等の効果で捨てられたor墓地へ送られた場合のトリガーに使える。
なお、1つ目と同様に手札を捨てるとドローは同時ではない為、効果で捨てられたor墓地へ送られた時に発動できる時の任意効果はタイミングを逃す。
3つ目はエンドフェイズ時にドローする効果。
上2つと異なりドローするタイミングがエンドフェイズと遅い代わりにアドバンテージの損失を軽減しつつドローできる。
こちらは【ロックバーン】等の長期戦を得意とするデッキでドローソースとして使うのが良いか。
なお、発動さえすればエンドフェイズまで存在している必要は無く、リンク素材等に使ってしまっても問題無い。
エンドフェイズに永続的にドローが行えるモンスターは他に《ワーム・リンクス》が存在する。
あちらはワームやリバースモンスターのサポートが受けられる点、相手ターンでもドローできる点、発動回数制限が無い為複数体存在していればその分だけドローできる点で勝る。
対してこちらは家臣関連のサポートが受けられる点、リバースさせる必要が無い点、発動さえすればエンドフェイズまで存在していなくてもドローできる点で勝る。
- 「ホトトギス」とは、カッコウ目・カッコウ科に分類される鳥類の一種で、特徴的な鳴き声とウグイスなどに托卵する習性で知られている。
日本では古来より万葉集や古今集など様々な文書に登場し、その特徴的な鳴き声や模様は多くの人々に親しみや親近感を与え、現代でも人気が高い鳥となっている。
- イラストでは足軽の陣笠を被った時鳥が、3人の人影に囲まれ、涙目で震えている様子が描かれている。
背景は、《天下統一》に描かれている赤い楼閣と似ている。
- モチーフは織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3人の戦国武将の性格を表現した句からだろう。
提唱者は肥前国平戸藩の第9代藩主の松浦静山であり、江戸時代後期の随筆集「甲子夜話」に収録された三英傑の性格をあらわす句歌である。
ホトトギスが鳴くことをドローに見立てると、上から順に
「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」(織田信長)
「鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ホトトギス」(豊臣秀吉)
「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」(徳川家康)
に対応していると思われる。
- 英語名は3つの頭文字がCの単語で統一しつつ、「鳴くことを命じられた時鳥」という日本語名の意味を訳している。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
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