《-/Ken the Warrior Dragon》 †

Effect
LV３/LIGHT/Warrior/ATK1300/DEF1550
Once per turn, at the end of the Battle Phase: Return this card from the field to the hand.
You can only use each of the following effects of "Ken the Warrior Dragon" once per turn.
During your Main Phase: You can Special Summon 1 "Gen the Diamond Tiger"
from your hand or Deck to your opponent's field in Defense Position.
If this card is Special Summoned by the effect of "Gen the Diamond Tiger":
Your opponent draws 2 cards, then they discard 1 card.
日本語訳
効果モンスター
星３/光属性/戦士族/攻1300/守1550
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：１ターンに１度、自分・相手のバトルフェイズ終了時に発動する。
フィールドのこのカードを手札に戻す。
(2)：自分メインフェイズに発動できる。
手札・デッキから「Gen the Diamond Tiger」１体を相手フィールドに守備表示で特殊召喚する。
(3)：このカードが「Gen the Diamond Tiger」の効果で特殊召喚した場合に発動する。
相手は２枚ドローし、その後手札を１枚捨てる。

　TCGのAge of Overlordで登場した光属性・戦士族の下級モンスター。
　エンドステップに手札に戻る効果、《Gen the Diamond Tiger》を手札・デッキから相手フィールドに守備表示で特殊召喚する効果、《Gen the Diamond Tiger》の効果で特殊召喚に成功した場合、相手が２枚ドローし１枚捨てる効果を持つ。

　(2)によって《Gen the Diamond Tiger》を相手フィールドに特殊召喚し、あちらの効果でハンデスすることになる。
　特殊召喚した《Gen the Diamond Tiger》はこのカードと同じ(1)によってエンドステップにバウンスされるため、素材利用等される心配はない。
　ただし、バトルフェイズを行えない先攻１ターン目にはバウンスできず、バトルフェイズを行える場合にもバウンスのためには基本的に直接攻撃を諦める必要がある点は注意。
　自身もエンドステップにバウンスされるため、それを嫌うならその前に素材利用したい。
　ただし、バウンスさせれば《Gen the Diamond Tiger》と次のターン以降も《Gen the Diamond Tiger》とコンボを行えるためあえてバウンスさせるのも良いだろう。

　《Gen the Diamond Tiger》共々自分ターンに相手モンスターを用意でき、なおかつ安定して効果を発動させられるため、《三戦の才》・《三戦の号》などとは相性が良い。
　先攻１ターン目などでは《無限泡影》やＰＳＹフレームギアの手札からの発動を防ぐことにもなるほか、ジャックナイツの特殊召喚準備にもなる。
　相手フィールドに特殊召喚されたモンスターをコントロール奪取しても良く、コントロール奪取したモンスターの(2)も発動すれば両方の(3)を使用できる。

　ただし、《洗脳解除》との相性は良くない。
　あちらが予め発動されていれば(2)による特殊召喚後(3)発動前に直ちにコントロールが戻ってしまい、(3)を自分が強制発動することになる。
　一応それでも(2)によって３体のレベル３・光属性・戦士族を並べられるものの、(3)によって相手に大きくアドバンテージを与えてしまう。

　送りつけ能力を持つレベル３ということで【転移アシッド・ゴーレム】 のコンボに都合が良く、《転晶のコーディネラル》を事前に出せば先攻１ターン目から《Ｎｏ.３０ 破滅のアシッド・ゴーレム》を相手のフィールドに押しつけられる。
　TCGでは【御巫】でこのギミックが採用されており、返しのターンに御巫を出せば《Ｎｏ.３０ 破滅のアシッド・ゴーレム》をサンドバッグにできる。
　戦士族なので《聖騎士の追想 イゾルデ》を御巫と共有できるうえ、送りつけた《Ken the Warrior Dragon》か《Gen the Diamond Tiger》に《御巫の水舞踏》や《御巫の誘い輪舞》を装備させる利用法もある。

  • モチーフは戦国時代の武将、上杉謙信だろう。
    「越後の龍」の異名を持ち、武田信玄とは宿敵同士の関係である。
    ２人を「戦国時代の竜虎」と例えて、２人が争った川中島の戦いは「竜虎相搏」と形容されることもある。
    • 相手にドローさせる効果は、上杉謙信と武田信玄にまつわることわざである「敵に塩を送る」がモチーフだろうか。
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関連カード †

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収録パック等 †

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