《ズットモザウルス/Zuttomozaurus》

Effect
LV2/EARTH/Dinosaur/ATK 500/DEF 400
While you control another Dinosaur monster,
your opponent's monsters cannot target this card for attacks.
You can target 1 other card you control; destroy it.
You can only use this effect of "Zuttomozaurus" once per turn.
日本語訳
効果モンスター
星2/地属性/恐竜族/攻 500/守 400
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに他の恐竜族モンスターが存在する限り、
相手モンスターはこのカードを攻撃対象に選択できない。
(2):自分フィールドの他のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

 TCGDuelist Nexusで登場した地属性恐竜族下級モンスター
 他に恐竜族が存在する場合に攻撃対象にならない効果自分フィールドのカード破壊する効果を持つ。

 (1)は他の恐竜族が存在する場合に攻撃対象にならない効果
 低いステータスのこのカードにとってはありがたい効果だが、効果を無効化されたり、他の恐竜族除去されてしまえば格好の的になってしまう。
 あまり過信はせず、一時的な防御に使うくらいのつもりが良いだろう。

 (2)は自身以外の自分フィールドのカード1枚を破壊する効果
 恐竜族は能動的な効果破壊トリガーにする効果が多く、それらのコンボに役立つ。
 とはいえ恐竜族には能動的な破壊手段も既に豊富にあり、《魂喰いオヴィラプター》《珠玉獣−アルゴザウルス》などなら破壊と同時にアドバンテージを稼げる。
 恐竜族以外も破壊できる点も展開する手間がいらずアドバンテージに優れる《ドラゴニックD》メタルフォーゼなどがあり、能動的な破壊手段にはとにかくライバルが多いのがネック。

  • 《トモザウルス》とは(カードの種類以外の)ステータスが完全に一致しており、あちらのリメイクと言える。
  • カード名は「ズッ友」+「トモザウルス」だろう。
    「ズッ友」は「(離れていても)ずっと友達」を略した言葉で、2000年代以降に女子高生を中心に流行した。
    しかしどういうわけか、このカードは(1)で自分を守ってもらいながら、(2)でそのカード破壊できてしまい、これを友達と呼べるのかは大いに疑問である。
    一方的に守ってもらったあげく、その仲間を簡単に裏切るような効果を持つモンスターが「Zuttomo」の名を冠しているのは、あまりにもパンチの効いた皮肉である。
    • イラストでも、奥の恐竜は笑顔だが手前の恐竜は冷や汗を垂らし、とても対等な「ズッ友」の関係には見えない。
      奥の恐竜が一方的に「ズッ友」と思い込んでいる、あるいは言い張っているだけなのだろう。
    • 「ズッ友」は日本の流行語であり海外での知名度は高いとは言い難いのだが、このカードは海外先行発売である。
  • コナミのゲーム作品において―
    マスターデュエルではOCGに先駆けて《ズットモザウルス》というカード名で実装されている。

関連カード

収録パック等


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