HERO(ヒーロー)/HERO

 週刊少年ジャンプ(2006年35号) 付属カードカテゴリ化された「HERO」と名のついたカード群。
 モンスターにはさらに細かいカテゴリとして、「E・HERO」、「D−HERO」、「E−HERO」、「M・HERO」、「V・HERO」が存在する。
 またいずれにも属さないものとして、シリーズカードの「X・HERO」と《E☆HERO 盤面の執行者》使用不可カード)が存在する。
 (《C・HERO カオス》カード名では後者に該当するが、効果外テキストによりルール上はE・HEROに属する。)
 アルファベット1文字を冠しない「HERO」のみのカード名のものは魔法カード《HERO’S ボンド》《HEROの遺産》のみで、モンスターには存在しない。

 一部を除き、大半のモンスター戦士族で構成されている。
 《E☆HERO 盤面の執行者》魔法使い族であり、E−HERO《X・HERO ヘル・デバイサー》悪魔族である。
 またE・HEROには植物族炎族雷族魔法使い族天使族モンスターが存在する。

  • OCG中でも最大規模のカテゴリで、総数は100体を大きく超えており、比肩するのはNo.ぐらいである(2023年10月時点で、HEROは144枚、No.は154体)。
    HEROの名に含む下位カテゴリ数も5つと最大であり、さらにカテゴリ化していないHEROも2種存在する。
    その規模から、HERO内でも下位カテゴリごとの特色は大きく異なり、実質的に特定の下位カテゴリ専用となっているHEROサポートも少なくない。
  • 一般パック以外での登場となった限定カードも多数輩出されているがゆえに、最多の絶版カードを抱えるカテゴリともなってしまっている。
  • 規模にふさわしく、カードの輩出期間においても非常に息の長いカテゴリ
    初登場した2006年から2023年まで、新規「HERO」モンスターが登場しなかったのは2013年と2020年のみである。
  • 以下は、エラッタが行われる前の《Elemental HERO Divine Neos》召喚条件に関するテキスト
    This card cannot be Special Summoned except by a Fusion Summon
    of any 5 "Neos", "Neo-Spacian", "Elemental Hero", "Destiny Hero" or "Evil Hero" monsters
    including at least 1 "Neos" monster, 1 "Neo-Spacian" monster and 1 "Hero" monster.
    テキスト量の軽減や直前で三種を列挙しているなど、いくつか理由は推測できるが海外版で"Hero"と一語で表記された唯一のカードとなっている。
  • 原作・アニメにおいて―
    アニメ・漫画GXの遊城十代とエド・フェニックス、漫画GXの響紅葉がデッキの主軸としているモンスター群。
  • 十代が捨てられたおジャマデッキに入れようとしたときに、ヒーロー気分のおジャマが自分たちを「O・HERO(オーヒーロー)」と呼んでいた。
  • 「十代vsエド」(2戦目)にて十代が「がいるんだぜ、もっと他にもいる気がするけどな」と発言している。
    この発言はネオスペーシアン登場の伏線と思われるが、その後E−HEROが登場した。
    さらに漫画GXにて、が登場している。
  • 「HERO」と名のついたモンスター全般のサポートカードとして、アニメでは通常罠《ヒーローズ・ガード》、永続罠《ヒーロー・シールド》が登場。
    漫画では罠カード《レスポンシィビリティ》・《ディフェンド・ヒーロー》・《ヒーロー・ソウル》が登場している。

関連リンク

―「HERO」と名のついたモンスター
 ※は「HERO」に関する効果を持つモンスター

―「HERO」と名のついた魔法・罠カード
 ※は「HERO」に関する効果を持つ魔法・罠カード

―「HERO」を素材に指定するモンスター

―「HERO」に関する効果を持つカード

―その他のリンク

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