エルドリッチ/Eldlich

 デッキビルドパック シークレット・スレイヤーズカテゴリ化された「エルドリッチ」と名のついたモンスター群。
 属するモンスターは全て光属性アンデット族レベル10で統一されている。

  • 同時に登場した関連カテゴリである黄金郷エルドリクシルと比較すると初登場時の収録枚数が一番少ないが、上述のポスターや公式Twitterのデッキレシピでは「エルドリッチ」の名前が使われている。
    ただし、初登場時点での両カテゴリはいずれも「エルドリッチ」か《黄金卿エルドリッチ》のどちらかを指定するカードで構成されており、「エルドリッチ」の記載のあるカードであれば最も多くなる。
    効果の仕様上としても《黄金卿エルドリッチ》の存在を前提しているため、これらの点を踏まえてデッキの主軸となる「エルドリッチ」の名前を使用しているのだろう。
  • ザ・ヴァリュアブル・ブックEXでは詳しい設定が語られている。
    かつて欲望に取りつかれた賢者たちによって作られた魔石「エルドリクシル」。
    そこから放たれる光に触れた土地は黄金へと変貌し、そこに住む人々はゾンビへと変えられた。
    そんな魔石を人間離れした強靭な欲望により入手した一人の男こそが《黄金卿エルドリッチ》である。
    彼は黄金の呪いを自身へと集約させ、外界への征服を始めるのであった。
  • 「エルドリッチ(eldritch)」は「この世ならざるもの・うす気味悪い者」を指す英単語である。
    また、「黄金郷」を意味する「エル・ドラード(El Dorado)」に、「富豪・豪華」を意味する「リッチ(rich)」およびファンタジー作品にて高位のアンデッドを表す「リッチー(LychまたはLich)」も掛けたものと思われる。
    • 英語名の「Eldlich」は「eldritch」+「Lich」の造語だろう。
  • 原作・アニメにおいて―
    漫画OCGストラクチャーズの「尚磨vsサイキック天道」(2戦目)においてサイキック天道が使用。
  • コナミのゲーム作品において―
    「マスターデュエル」では、このカテゴリを題材としたソロモードが実装されている。
    こちらでは、上述のザ・ヴァリュアブル・ブックEXの説明に加えてエルドリクシルの誕生秘話や《黄金卿エルドリッチ》が元は孤島の調査に来た学者たちの護衛役の傭兵の1人であったことが明かされている。
    また、《黄金卿エルドリッチ》は自身の誕生後も孤島に誘き寄せられた人間を次々とエルドリクシルの生贄にしているとのこと。

関連リンク

―「エルドリッチ」と名のついたモンスター

―「エルドリッチ」に関する効果を持つカード

―「エルドリッチ」を素材に指定するモンスター

―その他のリンク

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