コンバットトリック

 攻撃力守備力を変動させる効果を持ち、ダメージステップ発動できるスペルスピード2以上のカード、もしくはその効果自体のこと。
 名称は「戦闘(combat)」における「仕掛け、企み(trick)」に由来する。
 戦闘中にモンスター攻撃力守備力を変動させることによって、相手の意表を突いて計算を崩すことを目的とする。

  • ただし、除去カードは非常に豊富であり、コンバットトリックよりもそれらを使った方が相手モンスター除去できることが多い。
    このため大会でのコンバットトリック採用率はあまり高くなく、攻守強化以外の性能が併載されたフリーチェーンカードの副次要素として活用されるケースが多い。
  • 原作・アニメにおいて―
    アニメ・漫画では現実のOCGよりもコンバットトリックにあたるカードの登場頻度が高い傾向にある。
    除去カードが少なくモンスター同士でのバトルが求められるため、デュエルの構成として便利な存在なのだろう。
    • アニメARC-Vに登場した雑誌「Dステップ」の《ヴァンパイア・ベビー》を紹介する記事の中でこの単語が使用されている。
      遊戯王シリーズの作品でコンバットトリックという言葉が直接用いられたのはこれが初めてである。

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