メインフェイズ/Main Phase

メインフェイズ1

 メインフェイズは、ターンプレイヤーがもっとも自由にカードを使える行動フェイズです。
 このフェイズでは、モンスターの召喚表示形式の変更、各カードの効果発動魔法・罠カードセットなどができます。
 各行動についてはどういった順番で行ってもよいですが、行動によっては行う回数に制限が設けられているものがあります。

メインフェイズ2

 メインフェイズ2は、バトルフェイズを行った場合のみ発生します。
 ここでできる行動は基本的にメインフェイズ1と同じですが、1の時点で回数制限のある行動をしてしまった場合は、2ではその行動をすることはできません。
 バトルフェイズの結果をふまえた上で、モンスターの補充や魔法・罠発動セットを検討しましょう。
 次の相手ターンに備えるのが、このフェイズの役割といえます。

 (公式ルールブック マスタールール2対応 バージョン 1.2 より引用)


  • ルール上は、バトルフェイズに入った場合、必ずメインフェイズ2に入らなければならない。(12/07/28)
    逆に、バトルフェイズに入らなかった場合はメインフェイズ2を行うことはできない。
  • 正式には、「メインフェイズ1」「メインフェイズ2」の「1」「2」はそれぞれ「いち」「に」と読む。
    遊戯王カードゲーム事務局に電話で問い合わせる際には、正式な読み方で伝えるえよう、心掛けよう。
  • 原作・アニメにおいて―
    アニメGXの「エドvsアモン」戦では、バトルフェイズスキップしたにもかかわらずメインフェイズ2に入っていた。
    バトルフェイズの直後にくるメインフェイズ2を挟むことで、バトルフェイズのスキップを表現したのだろう。
    しかし、そのメインフェイズ2はカードセットしただけで終わったので、そもそもメインフェイズ2に入る必要性すらなかった。
    また、実際にはバトルフェイズに入らずにメインフェイズ2に入る事はできず、メインフェイズ1を終えたらエンドフェイズに移行するのがルール上は正しい。
  • コナミのゲーム作品において―
    DUEL TERMINALやデュエルリンクスでは、上記のスピードデュエルのルールが採用されている。
    特にデュエルリンクスでは対人戦が存在するため、意外なカード環境で活躍する例も多く存在する。
  • 一方、メインフェイズ2で使用して意味のある、あるいはメインフェイズ2でのみ使用可能な効果は事実上使えなくなり、実装されないケースも目立った。
    また、《宝玉獣 エメラルド・タートル》のようにゲーム内テキストで該当部分が削除されたケースも見られた。
    この様な事情に配慮してか、2022年2月以降はメインフェイズ2にのみ使用可能な効果を持つカードの一部を、メインフェイズ1やバトルフェイズ終了時で使用可能なようにゲーム内でのみエラッタされる運びとなった。

関連リンク

メインフェイズ1に関連した効果を持つカード(外部リンク)

メインフェイズ2に関連した効果を持つカード(外部リンク)

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