剣闘獣(グラディアルビースト)/Gladiator Beast

 GLADIATOR'S ASSAULTカテゴリ化した「剣闘獣」と名のついたカード群。

メインデッキの剣闘獣について

カード名レベル属性種族固有効果
(剣闘獣モンスター効果特殊召喚に
成功した
場合に発動適用される)
備考
共通効果あり
《剣闘獣サジタリィ》鳥獣族コスト剣闘獣カード1枚を捨て、2枚ドロー-
《剣闘獣サムニテ》獣族相手モンスター戦闘破壊して墓地へ送った時、剣闘獣カード1枚をサーチ
《剣闘獣ムルミロ》魚族フィールド表側表示カード1枚を対象に取って破壊
《剣闘獣レティアリィ》水族相手墓地カード1枚を対象に取って除外
《剣闘獣アトリクス》獣戦士族コストとしてデッキEXデッキから剣闘獣モンスター1体を墓地へ送り、そのレベルカード名コピー
《剣闘獣エクイテ》鳥獣族剣闘獣カード1枚をサルベージ
《剣闘獣ダリウス》獣戦士族剣闘獣モンスター1体を効果を無効にして蘇生
(自身がフィールドから離れた場合、蘇生したモンスターデッキに戻る
《剣闘獣ディカエリィ》獣族2回攻撃できる
《剣闘獣ベストロウリィ》鳥獣族フィールド魔法・罠カード1枚を対象に取って破壊
《剣闘獣ホプロムス》岩石族元々の守備力が2400になる
《剣闘獣ラクエル》獣戦士族元々の攻撃力が2100になる
《剣闘獣ラニスタ》鳥獣族墓地から剣闘獣モンスター1体を除外し、そのカード名コピー
《剣闘獣スパルティクス》恐竜族闘器装備魔法1枚をサーチ《剣闘獣ホプロムス》以外の効果特殊召喚できない
《剣闘獣ノクシウス》獣戦士族デッキから剣闘獣モンスター1体を墓地へ送る自身を特殊召喚する効果あり
《剣闘獣アレクサンデル》獣族表側表示の間、魔法カード効果を受けない《剣闘獣ディカエリィ》以外の効果特殊召喚できない
《剣闘獣ウェスパシアス》海竜族表側表示の間、自分フィールドモンスター攻撃力を500アップ自身を特殊召喚する効果あり
《剣闘獣アウグストル》鳥獣族手札の剣闘獣モンスター1体を特殊召喚
エンドフェイズ特殊召喚したモンスターデッキに戻る
-
共通効果なし
《剣闘獣トラケス》魚族自身が戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に自身をデッキに戻し、1枚ドロー-
《剣闘獣セクトル》爬虫類族自身が戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に剣闘獣モンスター2体をリクルート-
《剣闘獣ティゲル》獣族コスト剣闘獣カード1枚を捨て、剣闘獣カード1枚をサーチ融合素材にできない
《剣闘獣オクタビウス》鳥獣族魔法&罠ゾーンセットカード1枚を破壊自身が戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に、自分手札1枚を捨てるか、自身をデッキに戻す

剣闘獣融合モンスターについて

  • この特殊召喚方法は、コンタクト融合と全く同じものである。
    両者は登場時期が近く、挙動も似ているため、引き合いに出されることも多い。

共通するリクルート効果について

備考

  • カテゴリ名の由来は「剣闘士(グラディエーター/gladiator)+獣(ビースト/beast)」だと思われる。
    剣闘士とは古代ローマの戦士のことで、アンフィテアトルムという円形劇場で、彼らや猛獣の戦いが見世物として繰り広げられていた。
  • レベル5以上の剣闘獣は、主に古代ローマやヨーロッパで活躍した歴史上の英雄や皇帝の名前がカード名になっている。
  • マスターガイド2によると、かつては貴族たちの娯楽のために戦わされていたが、ある日突然封印され、数千年後に時を越えてコロッセウムから解放された闘士達であると説明されている。
    元々は敵同士だった剣闘獣達は、同じ境遇の中で協力することを誓いあい、また協力の結果、魔法の力を借りずに融合が可能になったとも書かれている。
  • アニメARC-Vで登場した《指し降ろされた親指》には封印される前と思われる情景が描かれている。
  • 原作・アニメにおいて―
    アニメARC-VにてBB(バトル・ビースト)とサンダースが【剣闘獣】を使用。
    BBは剣闘獣融合モンスターエクストラデッキからの特殊召喚を「融合召喚」と呼んでいるが、テキスト自体はOCGと同様に通常の特殊召喚である。
    OCGカードとして永続魔法剣闘獣の大砦(グラディアルビースト・グレート・フォートレス)》、永続罠剣闘獣の勲傷(メダリオン・オブ・グラディアルビースト)》、《剣闘獣の雄心(ウィルトゥース・オブ・グラディアルビースト)》、《剣闘獣の蛇頭楯(グラディアルビースト・メデューサ・シールド)》、《剣闘獣の強襲城(グラディアルビースト・アサルト・フォート)》がある。
    また、《剣闘獣の強襲城(グラディアルビースト・アサルト・フォート)》の効果で生成される永続魔法剣闘獣の砦(グラディアルビースト・フォート)》が登場している。
    「剣闘獣」ではないサポートカードとして通常魔法《スレイブ・フュージョン》、永続罠《指し降ろされた親指》も登場した。
    OCGカードにおいて「グラディアルビースト」のルビがズレている問題に関しては類似例のオーパーツなどを参照。
  • マスターデュエルではストーリーが公開されている。
    こちらでは、勝者となった剣闘獣はコロッセウムで歓声を浴びたことや帝国が戦争で衰退したことによって反抗されることを恐れ、封印されたことなど封印される前の生活や経緯が語られている。
    一方で、彼らは封印から解放された後もコロッセウムの歓声の幻聴に突き動かされて戦い続けているらしく、マスターガイド2の内容とは若干の矛盾も見られる。

関連リンク

―「剣闘獣」と名のついたモンスター
 ※は「剣闘獣」に関する効果を持つモンスター

―「剣闘獣」と名のついた魔法・罠カード
 ※は「剣闘獣」に関する効果を持つ魔法・罠カード

―「剣闘獣」に関する効果を持つカード

―「剣闘獣」を素材に指定するモンスター

―その他のリンク

FAQ

Q:他の剣闘獣をリクルートする際に、剣闘獣をデッキに戻すのはコストですか?
A:はい、コストです。

Q:複数の剣闘獣がバトルフェイズ終了時効果発動する場合、チェーンを組んで処理をするのですか?
A:いいえ、1つずつ別々に処理を行います。(07/08/02)

Q:《天罰》などでリクルート効果無効にして破壊する場合、どうなりますか?
A:効果無効になりますが、デッキに戻った剣闘獣は破壊されません。(07/08/12)

Q:《禁じられた聖杯》効果を受けた剣闘獣はリクルート効果発動できますか?
A:デッキに戻して発動する自体は可能ですが、その効果無効になりリクルート効果適用されません。(09/02/16)

Q:《剣闘獣ダリウス》《デモンズ・チェーン》によって無効化されている剣闘獣モンスターバトルフェイズ終了時効果発動した場合、特殊召喚は行われますか?
A:《剣闘獣ダリウス》によって特殊召喚された剣闘獣モンスターは、自身をデッキに戻して効果発動できますが、特殊召喚する効果無効になります。
  《デモンズ・チェーン》効果を受けた剣闘獣モンスターは、自身をデッキに戻し、別の剣闘獣モンスター特殊召喚できます。(14/04/09)

Q:「剣闘獣」と名のついた融合モンスター融合素材としてエクストラデッキに戻し、別の剣闘獣の融合モンスター特殊召喚できますか?
A:はい、可能です。(08/07/31)

Q:裏側表示で存在する剣闘獣を融合素材としてデッキに戻し、剣闘獣の融合モンスターエクストラデッキから特殊召喚する事は可能ですか?
A:はい、特殊召喚する事が可能です。(08/06/23)

Q:リクルート効果を持つ剣闘獣で裏側守備表示《スフィア・ボム 球体時限爆弾》等を攻撃した際、エンドステップ時に効果発動できますか?
A:いいえ、発動する事はできません。(10/09/18)

Q:剣闘獣の融合モンスターエクストラデッキから特殊召喚された場合、《神の宣告》でそれを無効にして破壊する事は可能ですか?
A:チェーンを作らない特殊召喚であるため、可能です。(08/04/29)

Q:剣闘獣の効果による剣闘獣の特殊召喚は、《神の宣告》《昇天の黒角笛》無効にする事は出来ますか?
A:効果による特殊召喚のため、無効にする事はできません。(08/08/27)

Q:デッキ非公開情報ですが、デッキ内に剣闘獣が残っていない場合でも、剣闘獣のリクルート効果発動することはできますか?
A:いいえ、空撃ちに相当するので不可能です。誤って発動してしまった場合は、処理を直前まで巻き戻します。(08/05/01)

Q:剣闘獣の融合モンスターは、装備カード扱いの剣闘獣をデッキに戻し特殊召喚できますか?
A:「剣闘獣と名のついたモンスター」に関しては、モンスターと指定しているため、装備カードの剣闘獣はデッキに戻せません。(08/06/23)
また《剣闘獣ラクエル》《剣闘獣ヘラクレイノス》融合素材)等の、カード名が指定されているものに関してなら可能です。(11/04/04)

Q:剣闘獣と名のついたモンスター効果発動に対してチェーンして《群雄割拠》発動されました。
  この場合、デッキから異なる種族の剣闘獣と名のついたモンスター特殊召喚することはできますか?
A:異なる種族モンスター特殊召喚できます。(09/01/16)

Q:自分の剣闘獣Aが戦闘を行い、さらに剣闘獣Bが直接攻撃しようとした時に、相手《バトルフェーダー》特殊召喚しました。
  この場合バトルフェイズ終了時に、戦闘を行った剣闘獣Aはリクルート効果発動出来ますか?
A:この場合、剣闘獣Aはリクルート効果発動できます。
  なお剣闘獣Bは戦闘を行っていないため、リクルート効果発動出来ません。(09/12/04)

Q:剣闘獣がセットされた《人喰い虫》攻撃して戦闘破壊し、その後《人喰い虫》リバース効果発動《剣闘獣の戦車》無効にして破壊しました。
  この場合でも、戦闘した扱いになりリクルート効果発動できますか?
A:その場合でも、リクルート効果発動する事ができます。(12/09/20)

Q:カードの効果等で攻撃力が0になっている剣闘獣で直接攻撃を行った場合、エンドステップ効果発動することができますか?
A:その場合でも、リクルート効果発動する事ができます。(08/12/20)

Q:剣闘獣と相手モンスター戦闘を行うダメージステップ中に、相手モンスターフィールドに存在しなくなった場合、「戦闘を行った」という条件を満たすことはできますか?
A:剣闘獣と相手モンスターダメージ計算を行った場合は「戦闘を行った」事になります。
  ダメージステップに入り、ダメージ計算を行うより前に相手モンスターフィールドを離れた場合、「戦闘を行った」事にならず、効果発動できません。(14/03/29)

Q:剣闘獣と戦闘を行う《お注射天使リリー》効果の発動《天罰》無効にし破壊しました。
  エンドステップに剣闘獣の効果発動できますか?
A:ダメージ計算を行っておらず戦闘を行ったモンスターとして扱いません。
  エンドステップにそのモンスター効果発動できません。(14/05/16)

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