夢魔鏡(ゆめまきょう)/Dream Mirror

 WORLD PREMIERE PACK 2020カテゴリ化された「夢魔鏡」と名のついたカード群。
 属するモンスター光属性闇属性で構成されている。

  • メインデッキモンスターレベル1・3・4・8に光属性闇属性がそれぞれ1体ずつ存在する。
    この内、レベル3以外の組み合わせはそれぞれの種族が共通し、の数値は反転しており、以下の共通テキストを持つ。
    このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
    (1):このカードが「夢魔鏡」モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合に(〜を対象として)発動できる。
    (固有効果)
    (2):フィールドゾーンに(「聖光の夢魔鏡」または「闇黒の夢魔鏡」)が存在する場合、
    自分・相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに、このカードをリリースして発動できる。
    デッキから(対応する同レベルのモンスター)1体を特殊召喚する。
    (2)で対応するモンスターは同レベルで異なる属性の「夢魔鏡」モンスターであり、光属性《闇黒の夢魔鏡》の、闇属性《聖光の夢魔鏡》の存在を条件とする。
    によって自身の属性ステータスが反転することを表しているのだろう。
  • YU-GI-OH.jpでは「鏡の中の世界をモチーフとした」カテゴリと紹介されている。
    ただ、カテゴリ名にある通り「夢」の要素も多い。
    Vジャンプ2020年10月号の記事では『フィールド魔法という鏡をくぐることで、違う自分に変身する……そんなファンタジックな世界観が表現されている』『鏡の世界を行ったり来たり!?「夢魔鏡」でYou May Enjoy(楽しんでいいぞ)!!』と紹介されている。
  • ザ・ヴァリュアブル・ブックEXでは詳しい設定が語られている。
    「ネイロス」は特別な鏡によって人々を夢の世界「夢魔鏡」に誘い、己の力へと変えている。
    彼の見せる夢に魅了された人は鏡を壊さない限りその夢の中から出られなくなるという。
  • このカテゴリ自体が《夢魔鏡の夢語らい》に描かれている兄妹と犬が見ている『夢』なのだろう。
    兄が「ルペウス」、妹が「イケロス」、犬が「パンタス」にそれぞれ対応すると考えられる。
    妹は二体の「イケロス」と同じデザインのリボンを身に着けており、兄も《夢魔鏡の夢語らい》にて自分がルペウスに変身した事を語っているので、Vジャンプ記事のキャッチフレーズの様に夢の世界で光と闇の存在に変身しているのかもしれない。
  • WORLD PREMIERE PACK 2020の公式サイトでは『鏡で繋がる夢現(ゆめうつつ)−光と闇が織り成す『夢魔鏡』の物語(ファンタジー)』と紹介されている。
  • コナミのゲーム作品において―
    『マスターデュエル』では、このカテゴリを題材としたソロモードが実装されている。
    人々が見る夢は夢の支配者によってコントロールされているという言い伝えがあり、その支配者は「吉夢」を見せる際は天使のように、「凶夢」を見せる際は悪魔のように姿を変えて現れるという。
    そして夢の支配者が遣わせた使徒が現世に現れると、寝所に不思議な鏡を置いて夢の世界へ誘い、その鏡に描かれた太陽の紋様が昇る時は「吉夢」、月の紋様が昇る時は「凶夢」を見せる、とされている。

関連リンク

―「夢魔鏡」と名のついたモンスター
 ※は「夢魔鏡」に関する効果を持つモンスター

―「夢魔鏡」と名のついた魔法・罠カード
 ※は「夢魔鏡」に関する効果を持つ魔法・罠カード

―「夢魔鏡」を素材に指定するモンスター

―その他のリンク

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