Holographic

 カードレアリティにおける「ホログラフィックレアカード」を指す。
 カード名シークレットレアと同じくダイヤモンドカットの箔押しで、イラストが立体的に見えるホログラム加工がされている。
 TACTICAL EVOLUTIONで登場してから、1シリーズ当たり1種類がこのレアリティに設定されている。
 12箱に1枚と封入操作がされており、大変希少価値が高い。
 略号は「HR」。

  • 真正面から見てもイラストが見えにくく、ちょうどカードを場に出したような角度で斜めから見るとイラストがよく見えるようになっている。
  • 海外版では、「Ghost Rare(ゴーストレア)」という名称である。
    ホログラム加工が幽霊のようにも見える事から、この名がついたのだろう。
    日本版に比べイラストの彩度が非常に高いので、同じカードでもホログラフィックとゴーストでは違って見える。
  • 第9期のBreakers of ShadowにてTCGのゴーストレアはレギュラーパックにて廃止された。
  • TCGではGhost Rareの仕様変更は行われておらず、第11期のLegendary Duelists:Rage of Ra以降に収録されたゴーストレアでも第9期以前の仕様となっている。
  • 1段階下のレアリティであるアルティメットレアの「アルティメット」は「究極」という意味。
    それを考えると「究極」よりも「ホログラフィー(holography、光波の干渉性を利用した写真技術)」の方がレアリティが高いというのは妙な話ではある。
    しかしカードの加工技術は後者の方が難しく、金属箔製作段階での作業工程も多いため、1枚あたりにかかる制作費は「アルティメットレア」より高い。
  • こうした加工の難しさからか、カードの絵柄にズレや明暗の違いが生じる場合がある。
    2枚以上持っている人は見比べてみよう。
    また、加工の過程で混入したと思われる微細な埃等が見られる場合もある。
    よく見なければ判らないレベルのものだが、稀に目立つ不純物が混入しているケースがあり、一種のエラーカードとして扱われている。
  • 多重加工は立体感が出る反面、絵柄がぼやけがちだったが、DUELIST REVOLUTION以降から立体感が控えめになり、代わりに絵柄がより鮮明に見えるようになった。
  • 12箱に1枚の封入率ということでパック購入時の入手難易度は最も高いのだが、近年のレギュラーパック封入のシングル価格は封入率の低さの割にさほど高くはなく、絶版のレギュラーパックや非レギュラーパック封入のものは高額で取引されている。
  • 第11期に入ってから約半年間アジア版は生産されていなかったが、レギュラーパックではBLAZING VORTEXで再び生産されるようになった。

ホログラフィックレアで収録されたカード

通常パック

その他

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