《カンガルー・チャンプ/Kangaroo Champ》 †
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻 800/守 700
このカードと戦闘を行ったモンスターは、ダメージ計算後に守備表示になる。
FLAMING ETERNITYで登場した地属性・獣族の下級モンスター。
自身と戦闘を行ったモンスターを守備表示にする誘発効果を持つ。
高攻撃力・低守備力のモンスターが相手にいなければ無意味な効果だが、裏側守備表示で相手の攻撃を待つには不確実で見返りも少ない。
自爆特攻等で能動的に使うにも元々のステータスが低すぎるため、受ける戦闘ダメージが大きすぎる。
この攻撃力では割りに合わない《エネミーコントローラー》にしかならない。
《重力の斧−グラール》等で表示形式の変更を封じても、返しのターンですぐさま何らかの特殊召喚の素材なりリリース要員なりに使われる可能性が高い。
【獣族】でも出番は無いだろう。
- カンガルーはコアラなどと同じく有袋類の動物であり、主にオーストラリアやタスマニア島、ニューギニア島に生息し袋の中で子育てをする様子が有名である。
植物食が中心で大人しい生態だが、大きいものでは人間の大人を超える体高・体重も持つ個体も存在し、怒らせてしまうと非常に危険である。
身を守る際や雄同士の争いでは、2本足で立ち上がり前脚をパンチするかの様に突き出し攻撃する様子が度々見られ、後述のイメージと併せこれがボクシングと結び付けられていった。
後肢や尻尾も強く発達しておりキック力も強く、人間が喰らえば内臓に危険が生じる。
跳躍しての走行スピードも最大で時速70km程度を記録し、更に長い距離を移動する能力もあるが、そのまま後退する事はできない。
- 実際のカンガルーの殴り合いから、このカードのイラストにも見られる「ボクシング(キックボクシング)をするカンガルー」というイメージは古くから持たれていた。
ディズニーなどがキャラクターとして映画に登場させていたり、オーストラリアの格闘技などのスポーツイベントでの応援旗や、オーストラリア国家の風刺画にも用いられた事があった。
日本国内でも遊戯王OCGより以前から、様々な創作物内でこれが元になったキャラクターを見る事ができる。
関連カード †
―有袋類モチーフのモンスターについては《デス・コアラ》を参照
収録パック等 †
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