遊戯王カードWiki - のバックアップ(No.40)

《ＢＦ(ブラックフェザー)－流離(さすら)いのコガラシ/Blackwing - Kogarashi the Wanderer》 †

チューナー（効果モンスター）
星６/闇属性/鳥獣族/攻2300/守1600
自分フィールド上に表側表示で存在する「ＢＦ」と名のついたモンスターが
カードの効果によって破壊され墓地へ送られた時、
このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
また、このカードをシンクロ素材としたシンクロ召喚に成功した時、
相手は魔法・罠・効果モンスターの効果を発動する事ができない。

　EXTREME VICTORYで登場した闇属性・鳥獣族の上級モンスターのチューナー。
　ＢＦが効果で破壊された時に自身を手札から特殊召喚する誘発効果、自身をシンクロ素材としたシンクロモンスターに耐性を付加するルール効果を持つ。

　ＢＦが効果破壊されるだけで特殊召喚できるため、上級モンスターではあるがフィールドに出す事は容易である。
　上級モンスターとしてはそこまでステータスは高くないが、手札からの特殊召喚なので奇襲性が高い。
　後半の効果はシンクロ素材に使って発揮される効果なので、アドバンス召喚でモンスターを減らすよりは、この効果での特殊召喚を活用したい。

　自身をシンクロ素材にした場合、《奈落の落とし穴》や《激流葬》等を阻止できる。
　しかし、このカード自体は何の耐性もないため、このカード自身に《奈落の落とし穴》等を使われる事がほとんどだろう。
　シンクロ召喚自体を無効にする《神の警告》等の存在もあり、過信はできない。

　高レベルのチューナーだが、ＢＦの主力モンスターはレベル３以上のものが多く、レベル８以下のシンクロモンスターを出しにくい。
　ただ、レベル２以下の非チューナーは豊富な特殊召喚手段が存在するため、それらを組み込む事で様々なレベルのシンクロ召喚を狙える。
　特に《レベル・スティーラー》とは相性が良く、即座にレベル６のシンクロモンスターを召喚できる。
　シンクロ素材の縛りが重い《地底のアラクネー》もシンクロ召喚できる。

チューナーとしては初のレベル６モンスター。

闇属性チューナーとしては最も攻撃力が高い。
《終末の騎士》から《イージーチューニング》に繋げば3700もの攻撃力が得られる。

木枯らしとは秋から初冬にかけて吹く強く冷たい風の事である。

原作・アニメにおいて―
アニメ5D'sにおける「クロウvsアキvsシェリー」戦においてクロウが使用。
《ＢＦ－黒槍のブラスト》がフィールド魔法《エコール・ド・ゾーン》によって破壊されたことで手札から特殊召喚される。
アキの「マスクトークン（《ローズ・テンタクルス》ベース）」を戦闘破壊した。
その後、アキのターンにアキのフィールドの「マスクトークン」と共に《ブラック・ローズ・ドラゴン》のシンクロ素材となった。

アニメではウルトラレアであり、以下の効果だった。
```
チューナー（効果モンスター）
星６/闇属性/鳥獣族/攻2300/守1600
このカードは「ＢＦ」と名のついたカードが破壊され
墓地へ送られた時に手札から特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚する場合、
このカードの特殊召喚を無効にする事ができない。
このカードは相手プレイヤーのシンクロ召喚の素材とする事ができる。
このカードをシンクロ素材とするシンクロ召喚は無効にする事ができない。
```
OCGと比べて、自身にも耐性がある代わりに、相手プレイヤーもシンクロ素材に使用できるという、かつてないデメリットを持っていた。
また、シンクロ召喚時の発動制限ではなく、シンクロ召喚自体を無効化されない効果だった。
ワンポイントレッスンでは、《強制転移》で相手モンスターを奪いつつシンクロ召喚に繋げるコンボが強力だと説明されていた。
なお、海外版ではレアリティがアニメと同じ、ウルトラレアに設定されている。