*《&ruby(レイド・ラプターズ){RR};−ライズ・ファルコン》 [#top]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク4/闇属性/鳥獣族/攻 100/守2000
 鳥獣族レベル4モンスター×3
 (1):このカードは特殊召喚された相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。
 (2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
 相手フィールドに特殊召喚されたモンスター1体を対象として発動できる。
 相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を対象として発動できる。
 このカードの攻撃力は、対象のモンスターの攻撃力分アップする。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除

 [[THE SECRET OF EVOLUTION]]で登場した[[闇属性]]・[[鳥獣族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 [[特殊召喚]]された[[相手]][[モンスター]]に対する[[全体攻撃]]の[[効果]]、[[特殊召喚]]された[[相手]][[モンスター]]1体の[[攻撃力]]分だけ自身の[[攻撃力]]を上げる[[効果]]を持つ。~

 打点目的ならば、あらゆる[[モンスター]]に対応し[[エクシーズ素材]]が2体で済む[[《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》]]が優先される。~
 [[相手]][[モンスター]]の[[全体除去]]を目的とするなら、[[《励輝士 ヴェルズビュート》]]や[[《No.91 サンダー・スパーク・ドラゴン》]]が優先される。~

 この[[カード]]の利点は[[連続攻撃]]と[[自己強化]]を併用して大[[ダメージ]]を狙える点である。~
 しかし、それには[[相手]]が[[攻撃表示]][[モンスター]]を多数展開し、更にその[[モンスター]]達を大きく上回る[[攻撃力]]を得る必要がある。~
 そもそも[[相手]]が[[モンスター]]を大量展開するような場面は、基本的にこちらの敗色が濃い状況であることが多く、[[耐性]]もなく[[攻撃]]を介する必要があるこの[[カード]]は活かしづらい。~

 元よりこの[[カード]]を無理なく出せる[[デッキ]]は、[[《ヒステリック・パーティー》]]を擁する[[【ハーピィ】]]や、大量展開に優れる[[【BF】]]ぐらいしかない。~
 それらの[[デッキ]]ですら、[[【ハーピィ】]]には強力な[[耐性]]を持つ[[《ハーピィズペット幻竜》]]が存在し、[[【BF】]]は[[シンクロ召喚]]を主軸とした[[デッキ]]である。~
 [[鳥獣族]]要素を活かそうにも、素材数が少なく優秀な[[効果]]を持つ[[《鳥銃士カステル》]]や[[《零鳥獣シルフィーネ》]]が存在している。~

 素材が非常に[[重く>重い]]、活かせる条件もかなり限られたこの[[カード]]に枠を割くのは非常に厳しい。~
 [[汎用性]]に優れる他の[[ランク]]4よりも優先的に入れたいとは言い難く、[[RR]]のサポートを活用していくか、この[[カード]]による[[1ターンキル]]に特化した専用[[デッキ]]を組む必要があるだろう。~
 [[RR]]のサポートはまだ少ないため、これからの[[サポートカード]]の増加に期待したい。~

-[[《ブラック・ガーデン》]]とは相性が良く、こちらが[[エクシーズ素材]]を展開する間に[[攻撃対象]]となる[[ローズ・トークン]]を[[相手]][[フィールド]]に[[特殊召喚]]でき、[[自己強化]]により[[攻撃力]]半減の[[デメリット]]を受けにくい。~
[[相手]][[フィールド]]に[[攻撃力]]2750以上の[[特殊召喚]]された[[モンスター]]がいる場合で、[[ローズ・トークン]]4体を[[相手]][[フィールド]]に[[特殊召喚]]しつつこの[[カード]]を[[エクシーズ召喚]]すれば[[1ターンキル]]も成立する。~

-[[デメリット]]を無視できる[[《進化する人類》]]、[[バーン]]により[[ダメージ]]を増やせる[[《ジャンク・アタック》]]、[[全体攻撃]]の[[ダメージ]]を増加できる[[《ストイック・チャレンジ》]]などの[[装備魔法]]と相性が良い。~

-[[《ヴォルカニック・クイーン》]]などを押し付け、その[[攻撃力]]を得る戦術も考えられるが、[[エクシーズ素材]]3体を揃える間にそれらを併用するのは困難であり、実用的とは言い難い。~
[[鳥獣族]]を[[蘇生]]できる[[《リバイバル・ギフト》]]ならば併用できない事もない。~

-「ライズ(Rise)」とは「昇る」や「増大する」を意味するが、「反乱」や「暴動」といった意味も含まれている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメARC-Vで黒咲隼が使用する[[エクシーズモンスター]]。~
遊矢を追っていたLDSの制服組3人に対して、[[《RR−バニシング・レイニアス》]]3体を[[エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]され、3人を一蹴した。~
この時はシルエットしか表示されず、[[ステータス]]や[[効果]]も不明だった。~
本格的な活躍が最初に描かれたのは「北斗vs真澄vs刃vs黒咲」戦。~
[[通常魔法]]《ディメンション・エクシーズ》の[[効果]]で、[[墓地]]の[[《RR−バニシング・レイニアス》]]3体を[[エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]される。~
自身の[[効果]]で[[攻撃力]]を16400まで上げ、3人の[[モンスター]]合計6体全てを[[攻撃]]して[[オーバーキル]]による[[フィニッシャー]]となった。~
[[攻撃]]名は「ブレイブクロー・レボリューション」。~
//字幕より

--アニメでは、[[特殊召喚]]された[[モンスター]]にしか[[攻撃]]できなかった。~
また、[[自己強化]]が持続するのは[[ターン]]終了時までだったが、上昇値は[[特殊召喚]]された[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]の合計分だった。~
[[相手]]依存の色が強いが、[[《虚構王アンフォームド・ボイド》]]のほぼ[[上位互換]]の[[効果]]で容易に[[1ターンキル]]が成立しうる爆発力を秘めていた。~
[[OCG]]化の際には、安定感こそ上がったものの爆発力が大幅に落ちてしまったため、総合的には[[弱体化]]していると言える。~

--[[エクシーズ召喚]]の際の台詞は「雌伏のハヤブサよ。逆境の中で研ぎ澄まされし爪をあげ、反逆の翼ひるがえせ![[エクシーズ召喚]]!現れろ![[ランク]]4!《RR−ライズ・ファルコン》!」~

--「雌伏」とは、「人に屈伏して従うこと」・「実力を養いながら活躍の機会をじっと待つ」という意味である。~
[[《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》]]と同様に何かに刃向かう様子を彷彿とさせるが、詳細は現時点では不明。~

--制服組3人相手の時には、不意打ち気味でこの[[カード]]を出したため、[[相手]][[フィールド]]に全く[[モンスター]]がいない状態だった。~
当然[[モンスター]]がいないと[[攻撃力]]は100しかなく[[攻撃]]もできない状態だが、[[相手]]の描写が省かれていたのか、何かしらの[[カード]]を使ってサポートしたのだろうか。~
もっともこの際には[[《RR−バニシング・レイニアス》]]1体が[[デュエル]]前から出ていたため、アニメ内でもよくある[[モンスター]]の実体化による[[攻撃]]ともとれる。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[RR]]

-[[《EMカレイドスコーピオン》]]
-[[《No.57 奮迅竜トレスラグーン》]]
-[[《虚構王アンフォームド・ボイド》]]

//―《RR−ライズ・ファルコン》の姿が見られる[[カード]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[THE SECRET OF EVOLUTION]] SECE-JP050 &size(10){[[Rare]]};

//**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。