速攻魔法 (1):「CNo.」モンスター以外の自分フィールドの「No.」Xモンスター1体を対象として発動できる。 その自分のモンスターよりランクが1つ高く、同じ「No.」の数字を持つ「CNo.」モンスター1体を、 対象のモンスターの上に重ねてエクストラデッキからX召喚する。
コレクターズパック−伝説の決闘者編−で登場した速攻魔法。
No.限定だが、サクリファイス・エスケープ、特殊召喚による追加攻撃を行える。
また、《CNo.101 S・H・Dark Knight》のように耐性・自己再生を持つものをサクリファイス・エスケープで呼べば場持ちを大きく稼げる。
《CNo.106 溶岩掌ジャイアント・ハンド・レッド》等は呼び出すタイミングこそ選ぶが、相手ターンに呼び出し妨害する動きも可能。
しかし、選択できるのはNo.のみ、呼び出せるのも同じ数字のCNo.のみであるため、使用する場合はデッキ構築が制限される。
汎用性や場面に応じた対応力で見れば、通常魔法であるものの《RUM−リミテッド・バリアンズ・フォース》・《RUM−アージェント・カオス・フォース》が勝る。
こちらは速攻魔法のため一応の使い分けはできるが、対応する数字の組み合わせをエクストラデッキに優先する必要性を考えると、あちらの利点を損なうこともある。
また、バトルフェイズ中に特殊召喚して追撃する用途とはあまり相性が良くない。
No.の方の戦闘性能が低い場合、1回目の攻撃がそれほど強力にならず、汎用性を犠牲にするほどのメリットを得難い。
また、CNo.はメインフェイズに発動する強力な効果を持っている場合も多く、それらをすぐに使えないのも痛い。
特に除去効果を持つCNo.は、メインフェイズに特殊召喚して即座に使った方が、結果的に有利な場合も多い。
CNo.39のZWサポートなども、その戦闘では受ける事が出来ない。
よって、こちらの用途はあくまで補助的な使い方と考え、サクリファイス・エスケープ等をメインとして使っていくのが良いだろう。
通常魔法のRUMと併用も意識しつつ、進化前後ともに扱いやすい組み合わせを狙って採用したい。
エクシーズ召喚先がある程度固定される【希望皇ホープ】では、構築にもよるが比較的扱いやすい。
《エクシーズ・チェンジ・タクティクス》によるドローを重視する場合、《RUM−ヌメロン・フォース》は相性が悪く、《RUM−リミテッド・バリアンズ・フォース》は希望皇ホープへの除去の弱さを助長させてしまうため、安定性の面ではこのカードが抜きん出る。
バトルフェイズでの特殊召喚で《エフェクト・ヴェーラー》を、チェーン2以降の特殊召喚で召喚反応を回避しつつ《CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリー》の一撃を叩き込む事が可能。
条件は「CNo.以外のNo.」なので、《No.39 希望皇ホープ》→《SNo.39 希望皇ホープONE》と重ねた場合にも有効である。
ただし、チェーン2以降の特殊召喚では《エクシーズ・チェンジ・タクティクス》のドローを利用できないので注意。
Q:従来のRUMと異なり、「エクシーズ召喚扱いとして特殊召喚する」ではなく「X召喚する」というテキスト表記となっています。
類似テキストを持つ《高等紋章術》のように、この効果によるエクシーズ召喚を《昇天の黒角笛》などで無効にする事はできますか?
A:できません。他のRUMと同様に、効果処理中に特殊召喚が行われます。(14/05/19)
Q:相手モンスターの攻撃宣言時に自分がこのカードを発動した場合、自分フィールドのモンスターの数は変化していませんが、バトルステップの巻き戻しは発生しますか?
A:はい、新たにモンスターが特殊召喚されたのでバトルステップの巻き戻しが発生します。(14/07/26)