効果モンスター 星10/水属性/爬虫類族/攻 0/守 0 このカードは特殊召喚できない。 このカードはモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚する事ができる。 このカードの攻撃力・守備力は、アドバンス召喚時にリリースしたモンスターの 元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値分アップする。 このカードがアドバンス召喚に成功した時、 墓地に存在するリリースした効果モンスター1体を選択し、 そのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る。
LIMITED EDITION 17で登場した水属性・爬虫類族の最上級モンスター。
リリースしたモンスターの攻撃力・守備力の合計を攻撃力・守備力とする永続効果と、リリースしたモンスター1体の効果と名前をコピーする誘発効果を持つ。
攻撃力だけでなく守備力もアップするため、戦闘面に関しては《合成魔獣 ガーゼット》・《霧の王》より上である。
汎用性のある効果を持つモンスターをリリースすることで、高いステータスと汎用性のある効果を備えた強力なモンスターを作ることができる。
また、ステータスの高いモンスター、耐性を持つモンスターをリリースし、耐性を備えた強力なモンスターに仕上げることもできる。
切り札級モンスターの後続や、隠し味としてデッキに1枚投入するのもいいだろう。
しかし、耐性を付与したならばともかく、《月の書》等の裏側表示に変更するカードや《スキルドレイン》・《禁じられた聖杯》などの効果を無効にするカードなど弱点も多いため、過信はできない。
リリース軽減効果は通常は、リリースモンスターのレベル・属性・種族の変更程度にしか用途がない。
しかし、1ターンに1度しか使えない効果を持つモンスターならば、リリースする事で再度その効果を使用出来るようになる。
また、《拷問車輪》等でロックされたモンスターや、《BF−疾風のゲイル》等によって永続的にステータスを下げられたモンスター、さらには《リミッター解除》などで自壊が確定しているモンスターの再運用にも使用が可能。
他にも《クロス・ソウル》などで相手モンスターをリリースすることで擬似的ながらも永続コントロール奪取カードとして使用できる。
特に、《ダーク・アームド・ドラゴン》や《裁きの龍》等の強力な効果を持つモンスターをリリース出来れば一瞬で逆転することも可能である。
また妥協召喚という性質上《オーバーウェルム》とも相性が良い。
- 《ダーク・クリエイター》
効果使用後の《ダーク・クリエイター》をリリースしてこのカードを召喚後、《ダーク・クリエイター》の効果をコピー。
これによってリリースした《ダーク・クリエイター》を特殊召喚、さらに蘇生した《ダーク・クリエイター》で再び効果を使用する、という手順で4体のモンスターが並ぶ。
- 《光と闇の竜》や《ダークエンド・ドラゴン》・《堕天使ディザイア》等のステータスを下げて効果を発動するモンスター
類似する《ファントム・オブ・カオス》と違い守備力も上昇するので、《光と闇の竜》等の効果を利用でき、他のモンスターをリリースしてステータスを底上げすれば本来よりも多く効果を発動できる。
また、《光と闇の竜》等のみをリリースしてアドバンス召喚しても効果の再利用が可能になる。
なお、《光と闇の竜》は自分のフィールドを破壊する効果はなくなるが、蘇生効果も使用できないので注意。
また《聖刻龍王−アトゥムス》との相性も良く、攻撃力をリセットした状態で《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》の効果を再度使用できる。
あちらで先に聖刻を蘇生させアドバンス召喚に巻き込めば、さらなる展開が可能。
手札にこのカードと《聖刻龍−トフェニドラゴン》・《聖刻龍−シユウドラゴン》が揃うと、相手フィールドに《オベリスクの巨神兵》が立っていようと1ターンキルできる15100ものダメージを叩き込める。
効果のコピーは誘発効果であるため、耐性効果をコピーしようとするところに《月の書》等をチェーンされると妨害されてしまう点に注意。
攻撃力・守備力を得る方の効果は永続効果なので《奈落の落とし穴》等も受けてしまう。
《スキルドレイン》などで無効にならない維持コストなど(効果外テキスト)はコピーしない。
コアキメイルなどをリリースした場合、維持コストは無しで強力な効果だけを得ることができる。
また、それら以外の効果を持たない効果モンスターをコピー対象に選択できない。
上記の維持コストをもつものでは、《コアキメイル・マキシマム》は特に相性がいい。
召喚権を消費せずに攻撃力3000のモンスターを出すことができ、効果を使用してからこのカードのリリースにすることで、破壊効果をそのターンもう1度使えるのである。
3000以上の攻撃力を持ち毎ターンノーコストで破壊効果を発動するモンスターが、維持コストもなしで居座ることになれば、相手はたまったものではないだろう。
《オシャレオン》でサーチできるのも地味ながら無視できない利点。
ただし前述の通り、このカードの弱点となるカードは多いので、メインフェイズ2で対策となる魔法・罠を伏せられやすいのがデメリット。
エンドサイクなどで対処していきたい。
《オシャレオン》のサポートを《エーリアンモナイト》や《エーリアン・グレイ》と共有できる【エーリアン】に投入するのもいいだろう。
《宇宙砦ゴルガー》の効果を1ターンに2度使えれば強力だが、《エーリアンモナイト》の効果の性質上、シンクロ召喚をしたターンには召喚権を消費していることが多いことに注意。
他にも、《トライアングル・エリア》の自壊デメリットを打ち消したり、《集団催眠》で奪ったモンスターをリリースすることで永続コントロール奪取にできる。
ほか、リリースするモンスターの一方に《ハードアームドラゴン》を使うことで耐性と、もう一方のモンスターの効果を両立することが可能である。
また、このカード自身も《ハードアームドラゴン》のコストとして使用することが出来るので相性はよく、《サルベージ》で2体回収できればこの点も活かしやすい。
《簡易融合》で《ナイトメアを駆る死霊》と共にリリースすれば、あちらの自壊を打ち消し両破壊耐性を得られる。
―プラネットシリーズ