*《いたずら好きな双子悪魔/Delinquent Duo》 [#c50cb5e0]
 通常魔法(禁止カード)
 1000ポイントのライフを払う。
 相手は手札からカードをランダムに1枚捨て、さらにもう1枚選択して捨てる。

 第2期から登場した、強力な[[魔法カード]]。~
 [[《強引な番兵》]]や[[《押収》]]とは同期の強力な[[ハンデス]]カードの一つ。~
 かつては上記3枚をまとめて「[[ハンデス三種の神器]]」と呼ばれていた。~

 上記の二つとは違って[[相手]]の[[手札]]を見ることはできないため、確実に良いカードを捨てさせるのは難しい。~
 しかし、このカード1枚で[[相手]]はカード2枚を失うことになるので、枚数的には得をすることになる。~
 つまり、カードを失わせる能力においては1枚しか失わせることができない[[《押収》]]や[[《強引な番兵》]]に勝っている。~

 逆に[[《強引な番兵》]]や[[《押収》]]に比べて[[ハンデス]]対策カードの影響を受けやすく、威力の不安定さが欠点である。~
 この点で[[ハンデス]]対策カードを回避できる[[《押収》]]や[[ハンデス]]対策カードすら無力化する[[《強引な番兵》]]に劣っていた。~

 過去においては[[《押収》]]や[[《強引な番兵》]]とともに[[ハンデス]][[デッキ]]には必ず投入され猛威をふるっていた。~
 そして[[ハンデス]]をコンセプトにする[[デッキ]]ならともかくとして、いわゆる「[[ハンデス三種の神器]]」はどれも、ただ1枚ずつ入れるだけでも強力な[[ハンデス]]になってしまうことは非常に問題だった。~
 つまり[[【スタンダード】]]がただこの3枚を入れることで[[ハンデス]]だった。~
 その中でも《いたずら好きな双子悪魔》は主犯格であり、長く[[準制限>準制限カード]]止まりだったころは最初の[[ドロー]]で勝負が決まる悲惨な時代を作り出していた。~
+先攻を取られ[[《強欲な壺》]]、[[《天使の施し》]]、《いたずら好きな双子悪魔》と連打された上にこちらの[[《強欲な壺》]]は[[相手]]の[[《王宮の勅命》]]で[[無効]]化。~
+先攻を取られ[[《強引な番兵》]]から《いたずら好きな双子悪魔》を2回。[[手札]]が全てなくなる。~

 というような1[[ターン]]目から大差がつく展開が起きていたのに、なぜすぐ[[制限>制限カード]]にならなかったのかは謎である。~

 このカードの凶悪さの認識はあったようだが、発売からすぐ[[00/7/15>禁止・制限カード/2000年7月15日]]で[[準制限カード]]になるも、その後ほぼ2年間この状態で居座ることになる。~
 [[02/03/01>禁止・制限カード/2002年5月1日]]でやっと[[制限カード]]になり、初めて[[禁止カード]]が導入された[[04/03/01>禁止・制限カード/2004年3月1日]]ですぐに[[禁止カード]]指定を受けた。~
 一時期上記の二つと入れ替わる形で[[制限カード]]に戻ったが、[[05/09/01>禁止・制限カード/2005年9月1日]]の[[制限改訂]]で[[《押収》]]と入れ替わるかたちで再び[[禁止>禁止カード]]に指定された。~
**関連カード [#u6e5be03]
-[[《強引な番兵》]]
-[[《押収》]]

**収録パック等 [#s0934e90]
-[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP024  &size(10){[[Super]]};
-[[DUELIST LEGACY Volume.1]] DL1-028  &size(10){[[Super]]};
-[[Magic Ruler −魔法の支配者−]] MR-39

**FAQ [#cb84cffd]
Q:~
A: