シンクロ・効果モンスター 星10/地属性/ドラゴン族/攻3200/守2400 「スクラップ」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター2体以上 1ターンに1度、自分フィールド上に存在するカード1枚と、 相手の墓地に存在するカードを3枚まで選択して発動する事ができる。 選択した自分のカードを破壊し、選択した相手のカードをデッキに戻す。 このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、 シンクロモンスター以外の自分の墓地に存在する 「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。
STORM OF RAGNAROKで登場した地属性・ドラゴン族のシンクロモンスター。
チューナーにスクラップが指定されているだけではなく、非チューナーも2体以上と指定されている。
そのため、【スクラップ】のシンクロ召喚の要である《スクラップ・キマイラ》の効果だけでは出し辛い。
《スクラップ・キマイラ》を利用するなら《スクラップ・ソルジャー》を蘇生+《スクラップ・サーチャー》などの組み合わせが主流となるだろう。
効果は相手の墓地アドバンテージを大幅に減らすことができるが、フィールドには何も干渉できないのが難点。
モンスター3体でシンクロ召喚した上で自分のカードの破壊も必要なので、消耗も激しい。
然るべき状況で使用すれば強力ではあるが、その重さも鑑みると有効な状況は限られる。
後半の効果に関しては《スクラップ・ドラゴン》・《スクラップ・ツイン・ドラゴン》と共通しており、詳しい扱い方はそちらを参照の事。
《スクラップ・ドラゴン》・《スクラップ・ツイン・ドラゴン》とはレベルが違うので、状況に応じてシンクロ召喚していけるが、強力な除去効果を持つこれらに比べて見劣りする感は否めない。
ステータスはさすがに最大だが、非チューナーを2体要する以上、総攻撃力は下がる事も多い。
必要な素材の都合上、他のスクラップシンクロモンスターを出せる状況ならば、このカードの優先度は低い。
ただ最近はカードプール及びサポートカードの増加に伴い、召喚難易度が緩和されただけでなく《シャドー・インパルス》の登場により《シューティング・スター・ドラゴン》やセイヴァーシリーズ等と組み合わせることで総攻撃によるワンショットキルコンボがより容易に発動しやすくなった。
Q:破壊する処理と墓地のカードをデッキに戻す処理は同時に行われる扱いですか?
A:同時に行われる扱いとなります。(11/09/23)
Q:効果解決時に対象に選択した自分のカードが破壊されなかった場合、選択した相手のカードはデッキに戻りますか?
A:いいえ、破壊されない場合はデッキに戻りません。(10/11/13)
Q:効果解決時に対象に選択した相手のカードが1枚墓地に存在しなくなった場合、選択した自分のカードは破壊され、相手の選択した残りのカードはデッキに戻りますか?
A:はい、その場合は自分のカードは破壊され、残りの相手のカードはデッキに戻ります。(10/11/13)
Q:効果解決時に対象に選択した相手のカードが墓地に全部存在しなくなった場合、選択した自分のカードは破壊されますか?
A:はい、その場合でも自分のカードは破壊されます。(10/11/13)