*《エンシェント・ホーリー・ワイバーン》 [#b568d49a]
*《エンシェント・ホーリー・ワイバーン/Ancient Sacred Wyvern》 [#top]
 シンクロ・効果モンスター
 星7/光属性/天使族/攻2100/守2000
 光属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
 自分のライフポイントが相手より上の場合、
 その数値だけこのカードの攻撃力はアップする。
 自分のライフポイントが相手より下の場合、
 その数値だけこのカードの攻撃力がダウンする。
 このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
 1000ライフポイントを払う事でこのカードを自分フィールド上に特殊召喚する。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
 自分のライフポイントが相手より多い場合、
 このカードの攻撃力はその差の数値分アップする。
 自分のライフポイントが相手より少ない場合、
 このカードの攻撃力はその差の数値分ダウンする。
 また、このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
 1000ライフポイントを払う事でこのカードを墓地から特殊召喚する。

 [[ANCIENT PROPHECY]]で登場した[[光属性]]・[[天使族]]の[[シンクロモンスター]]。~
 条件下で[[攻撃力]]を上昇または下降させる[[効果]]、そして[[戦闘破壊]]時に[[コスト]]を払うことでこの[[カード]]を[[特殊召喚]]できる[[効果]]を持つ。~
 [[ライフ]]の差分だけ自身の[[攻撃力]]を[[強化]]もしくは[[弱体化]]する[[永続効果]]、[[戦闘破壊]]された時[[ライフコスト]]を払い[[自己再生]]する[[誘発効果]]を持つ。~

 お互いの[[ライフポイント]]によって[[攻撃力]]が変動するため、[[アタッカー]]としては不安定さが目立つ。~
 [[自分]]が優勢ならば問題はないのだが、[[効果]]の特性上劣勢からの反撃には期待できない。~
 常に[[ライフ・アドバンテージ]]に気を配らなければならず、気を抜くとあっさりと[[下級モンスター]]にさえ負けてしまうため扱いは難しい。~
 2100という、[[最上級モンスター]]にしては低すぎる[[攻撃力]]もネック。~
 素の[[攻撃力]]では[[《サイバー・ドラゴン》]]には相打ちを取られ、主だった[[レベル]]5〜7帯の[[シンクロモンスター]]達にも太刀打ちできない。~
 [[戦闘破壊]]時に自身を[[蘇生]]できるため擬似的な[[戦闘破壊]][[耐性]]があるが、これも1つ目の[[効果]]と[[シナジー]]しているとは言えない。~
 [[ライフ]]の続く限り[[蘇生]]可能な[[壁]]として割り切るべきか。~
 それでも、[[シンクロモンスター]]であるため[[自分]]が優勢な時に狙って出せるのは利点である。~
 [[ライフ]]差が大きい時や、複数体での[[ダイレクトアタック]]が可能な時に出せば、一瞬で勝負がつくこともある。~
 [[お互い]]の[[ライフポイント]]によって[[攻撃力]]が変動するため、劣勢からの反撃には期待できない。~
 しかし、[[自分]]が優位にある時に[[シンクロ召喚]]できれば圧倒的な[[攻撃力]]で押し切ることができる。~
 [[自分]]の[[ライフポイント]]が8000の場合、[[相手]]の[[ライフポイント]]が5050以下なら[[直接攻撃]]でゲームエンドに持ち込める。~
 [[元々の攻撃力]]は2100と[[レベル]]の割には低すぎるが、大抵は自身の[[効果]]で大きく上下するため、あまり気にならない。~

 この[[カード]]を最大限活かしたいのなら[[《オネスト》]]や[[《ドレインシールド》]][[《魔法の筒》]]などで[[ライフ・アドバンテージ]]と[[戦闘]]補助を両立させたい。~
 [[フィニッシャー]]として運用する場合、その性質は[[《力の代行者 マーズ》]]に近いものがある。~
 [[フィールド魔法]]を必要とせず[[手札事故]]にもなりにくい点で勝るが、[[シンクロ召喚]]の性質上必要な[[カード]]の枚数はあまり変わらない。~
 素材は[[《ハネワタ》]]や[[《サニー・ピクシー》]]+[[《神聖なる魂》]]あたりが適当だろう。
 [[戦闘破壊]]時に[[自己再生]]できる事から擬似的な[[戦闘破壊]][[耐性]]があるが、こちらは1つ目の[[効果]]と相性が悪い。~
 しかし、[[守備表示]]で[[自己再生]]できるので、[[ライフ]]の続く限り再利用可能な[[壁]]にはできる。~
 [[ライフポイント]]の差が非常に大きい場合、[[《ブレイクスルー・スキル》]]等で[[効果]]を[[無効]]にされても、[[自爆特攻]]によって再び高[[攻撃力]]で[[攻撃]]する機会も得られる。~
 さらに有効活用するなら[[自分]]の[[ライフ]]が[[相手]]より十分に上回っている時に[[《強制転移》]]で[[送りつけ]]、[[相手]][[フィールド]]で[[弱体化]]したところを[[戦闘破壊]]して[[自己再生]]するのも良い。~

-自身の[[効果]]による[[攻撃力]]の増減は、お互いの[[ライフポイント]]の差分である。決して自分や相手の[[ライフ]]をそのまま足し引きするわけではないので注意。
 [[《女神の加護》]]を[[発動]]するだけで[[攻撃力]]3000アップが見込める。~
 もし[[相手]]の[[ライフ]]が上回っていても、その差が2100以内なら[[攻撃力]]の上り幅はやはり3000となる。~
 [[【天使族】]]ならば[[《ダグラの剣》]]を装備させることで大きな[[ライフ]]差をつけられる。~
 [[《力の代行者 マーズ》]]・[[《天空勇士ネオパーシアス》]]と似た運用が可能なので[[【天空の聖域】]]に投入するのも面白いだろう。~

-同じ[[レベル]]7の[[シンクロモンスター]]には[[相手]]との[[ライフ]]差を付け易い[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]がいる。~
また、[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]で他の[[モンスター]]を[[射出]]した後、[[《シンクロキャンセル》]]でこの[[カード]]に入れ替える事も出来る。
 総じて爆発力を秘めた[[カード]]であるため、[[光属性]][[チューナー]]を投入する[[デッキ]]なら十分に採用が検討できる。~
 中でも[[《ヴァイロン・キューブ》]]との[[シナジー]]は抜群で、相性の良い[[《閃光の双剣−トライス》]]や上記の[[《ダグラの剣》]]を[[サーチ]]することで[[1ターンキル]]も視野に入る。~
 採用率の高い[[《エフェクト・ヴェーラー》]]や[[《幽鬼うさぎ》]]も[[光属性]]であり、後者は[[《緊急テレポート》]]からの[[特殊召喚]]も可能。~
 変わったところでは[[《サニー・ピクシー》]]も[[ライフゲイン]]ができて[[永続効果]]と相性がいい。~
 その他、大量の[[光属性]][[チューナー]]を有する[[【魔轟神】]]では容易に[[シンクロ召喚]]できる。~

-[[《あまのじゃくの呪い》]]と[[コンボ]]することで劣性時にも[[攻撃力]]が上昇する為、奇襲に使える。~
また、[[蘇生]][[効果]]によって[[ライフ]]を削る[[効果]]とも[[シナジー]]が見込める。
-自身の[[効果]]による[[攻撃力]]の増減は、[[お互い]]の[[ライフポイント]]の差分である。~
決して[[自分]]や[[相手]]の[[ライフ]]をそのまま足し引きするわけではない。~

-OCGにおいてついに登場した[[天使族]]の[[シンクロモンスター]]である。~
(海外ではすでに[[《Avenging Knight Parshath》]]が登場しているので[[天使族]]初ではない)~
「[[ワイバーン>《ワイバーン》]]」であるはずなのになぜか[[天使族]]である。~
-[[《魔法の筒》]]で[[攻撃]]を返されてしまうと、たとえ[[自分]]の[[ライフ]]が尽きなかったとしても積み上げた[[攻撃力]]はあっけなく0となり、相当に苦しい状況に追い込まれてしまう。~
他の大型[[モンスター]]と同様、対策は万全にしたい。~

//-原作・アニメにおいて―~
-[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]の[[射出]][[効果]]で[[ライフ]]差をつけた後、[[《シンクロキャンセル》]]でこの[[カード]]に入れ替える戦術をとれるので、覚えておくとよい。~

//-コナミのゲーム作品において―~
-[[《あまのじゃくの呪い》]]と[[コンボ]]することで劣勢時にも[[攻撃力]]が上昇するため、奇襲に使える。~
また[[自己再生]][[効果]]によって[[ライフコスト]]を支払い続け、[[ライフ]]が大きく下回ったところで逆転を狙うこともできる。~
[[自爆特攻]]からの[[連続攻撃]]も可能であるが、[[《天空の聖域》]]なしでは[[ダメージ計算]]を考慮しないと大変なことになる。~

-神話・伝承において―~
[[《ワイバーン》]]を参照。~
-この[[カード]]の前に[[《サイコ・コマンダー》]]・[[《冥王の咆哮》]]の[[弱体化]]は意味をなさない。~
[[自分]]の[[ライフ]]が上回っている状態限定だが、[[相手]]が[[ライフコスト]]を支払った分だけ、[[永続効果]]により[[攻撃力]]が[[強化]]されることになる。~
同様に[[《光の護封壁》]]では[[攻撃]]を[[ロック]]できず、[[ライフ]]を失うだけに終わる。~
[[《お注射天使リリー》]]もこの[[カード]]の前では実質[[攻撃力]]1400にしかならない。~
[[相手]][[フィールド]]にこの[[モンスター]]がいるとき、[[ライフコスト]]を要する[[カード]]は気をつける必要がある。~

**関連カード [#l9e97dea]
-[[ライフ]]が[[相手]]より多い内は[[コントロール奪取]]されても[[弱体化]]するので特別警戒する必要はない。~
たとえ[[コントロール奪取]]されても、[[相手]]に[[ライフ]]差をつけられる前に[[戦闘破壊]]できれば[[誘発効果]]により[[自分]][[フィールド]]に再び[[特殊召喚]]できる。~
しかしながら、逆に[[相手]]の方が[[ライフ]]が多いときは[[コントロール奪取]]されると悲惨な結果になってしまうので注意しなくてはならない。~
//なお、[[相手]][[ターン]]で[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]に[[戦闘破壊]]されて[[誘発効果]]を[[発動]]されても自身の[[誘発効果]]を[[発動]]すれば、[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]→《エンシェント・ホーリー・ワイバーン》と[[チェーン]]が組まれ、逆順処理により[[チェーン]]2で《エンシェント・ホーリー・ワイバーン》が[[墓地]]から[[特殊召喚]]され、[[チェーン]]1の[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]の[[誘発効果]]は[[不発]]になる。~

-国内初の[[天使族]][[シンクロモンスター]]である。~
(海外ではすでに[[《Avenging Knight Parshath》>《神聖騎士パーシアス》]]が登場していた)~
「[[ワイバーン>《ワイバーン》]]」なのに何故[[天使族]]なのかは不明だが、ただ単に「[[竜>ドラゴン族]]の姿をした[[天使>天使族]]」ということだろうか。~

-海外では[[ウルトラレア>Ultra]]に格上げされている。~

-Vジャンプ6月号でこの[[カード]]を主軸とした[[デッキ]]が掲載されたが、[[相手]][[ライフ]]を[[回復]]する[[《クリボン》]]、実用的とは言え大幅な[[ライフコスト]]を必要とする[[《神の宣告》]]・[[《光の護封壁》]]等、かなり相性が悪い[[カード]]がピックアップされていた。~
おそらく[[自分]]と[[相手]]の[[テキスト]]を間違えたのだろう。~

-「ワイバーン」については[[《ワイバーン》]]を参照。~
//この[[モンスター]]は細長い胴体を持っており、ゲームなどに登場する[[翼竜>《暗黒プテラ》]]似のワイバーンに馴染みの強い人からすると違和感があるかもしれない。~
//胴体が細長いワイバーンは欧州の[[紋章>紋章獣]]などに姿が見られ、この[[モンスター]]はそれらをモチーフにデザインされたのだと思われる。~

--同パックで登場した[[《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》]]と[[カード名]]が類似しており、あちらを意識した[[モンスター]]であると考えられる。

//-原作・アニメにおいて―~

-コナミのゲーム作品において―~
デュエルリンクスでは収録パックの縁か、龍可の使用時に専用ボイスが用意されている。~

**関連カード [#card]
-[[《天空勇士ネオパーシアス》]]

-[[《力の代行者 マーズ》]]

-[[《E・HERO エアー・ネオス》]]

−名前関連
-[[《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》]]
-[[《エンシェント・クリムゾン・エイプ》]]
-[[《エンシェント・リーフ》]]
-[[《リバイバルスライム》]]

-[[《エンシェント・エルフ》]]

//―《エンシェント・ホーリー・ワイバーン》の姿の見られるカード
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#waeea700]
**収録パック等 [#pack]
-[[ANCIENT PROPHECY]] ANPR-JP043 &size(10){[[Super]]};
-[[DUELIST EDITION Volume 4]] DE04-JP023 &size(10){[[Rare]]};

//**FAQ [#c8bc3325]
//Q:[[効果]]の分類は何ですか?~
//A:(発売をお待ちください)
//**FAQ [#faq]
//Q:
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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