- 追加された行はこの色です。
- 削除された行はこの色です。
*《エンペラー・オーダー/By Order of the Emperor》 [#e815f958]
永続罠
召喚成功時に発動される効果モンスターの効果の発動を無効にする事ができる。
その時、そのモンスターのコントローラーはデッキからカードを1枚ドローする。
[[ストラクチャーデッキ−帝王の降臨−]]で登場した[[永続罠]]。~
[[召喚に成功した]]時に[[発動]]する[[誘発効果]]を1枚[[ドロー]]に変換する[[効果]]を持つ。~
[[任意効果]]か[[強制効果]]かを問わず、また[[召喚]]した[[モンスター]]自身の[[効果]]でなくとも良いため、その適用範囲は意外と広い。~
[[帝]]等の相手が使用するカードも[[無効]]にできるが、[[自分]]のカードに対しても使用できるため、[[手札]]増強にも使用することができる。~
[[相手]][[フィールド]]上に[[カード]]がないときに[[《雷帝ザボルグ》]]・[[《風帝ライザー》]]・[[《邪帝ガイウス》]]などの[[強制効果]]の[[モンスター]]を[[召喚]]したい場合に役立つ。~
必要ない場面で[[《ジャンク・シンクロン》]]や[[《砂塵の悪霊》]]などの[[効果]]を[[ドロー]]に変換するのも悪くない。~
が、[[自分]]の[[モンスター]]が[[召喚]]成功時に[[誘発効果]]を[[発動]]した場合、[[優先権]]が[[相手]]に移っていることには注意。~
[[《奈落の落とし穴》]]などを[[チェーン]]に挟まれてしまい、この[[カード]]を[[発動]]できないことがある。~
他の多くの[[効果]][[無効]]化系[[カウンター]][[カード]]と同じく、標的とする[[効果]]の[[チェーンブロック]]の直後にこの[[カード]]の[[チェーンブロック]]を置かなければならないのである。
なお、[[《砂塵の悪霊》]]は[[手札]]に戻ってくるため、毎[[ターン]][[生け贄]]の確保ができる[[【次元帝】]]に組み込むことによって、意図的に[[ドロー]]を加速することもできる。~
ただし、[[【スピリット】]]の場合は[[生け贄]]不要の[[《伊弉波》]]で事足りる。~
[[相手]]の[[カード]]に対しても使えるため、[[《風帝ライザー》]]や[[《E・HERO エアーマン》]]など、厄介な[[効果]]を使われるくらいなら[[ドロー]]させてでも[[無効]]にしたい時に使える。~
「[[帝]]」サポートとして使え、「[[帝]]」への[[メタカード]]にもなる攻防一体の[[カード]]である。~
ただし[[《黄泉ガエル》]]と相性が悪い点は注意が必要。
また、[[《王虎ワンフー》]]との[[シナジー]]は抜群。~
[[自分]]のみ低[[攻撃力]]の[[効果モンスター]]を[[召喚]]できるようになる上、1枚の[[ドロー]]が可能になる。~
ただし、[[特殊召喚]]時に[[《王虎ワンフー》]]の[[効果]]が[[発動]]する場合はこの[[カード]]は使えないので注意すること。~
[[相手]]が[[召喚]]を行った際に[[手札]]の[[《ナチュル・コスモスビート》]]を[[相手]]に見せるだけで1[[ドロー]]が行える[[カード]]に化ける。(08/12/16)~
[[《ナチュル・コスモスビート》]]の[[効果]]は相手の[[召喚]]に反応しての[[誘発効果]]であるため、この[[カード]]の[[発動条件]]を満たしている。~
そして、この手の無効化[[カード]]にありがちな「破壊する」の文がないため、[[《ナチュル・コスモスビート》]]は[[手札]]を離れることはない。~
なお、もちろん[[相手]]の[[セット]]の際に[[《ナチュル・コスモスビート》]]の[[効果]]を[[発動]]する場合はこの[[カード]]を使うことはできない。~
同様に、[[自分]]が[[レベル]]4[[モンスター]]を[[召喚]]した際に[[手札]]の[[《カゲトカゲ》]]を[[相手]]に見せた場合も1[[ドロー]]が行える。
[[チェーン]]の最後に[[発動]]する[[モンスター効果]]しか[[無効]]化できないので注意が必要。~
[[召喚]]成功時に[[発動]]するものが複数存在する場合は、「[[同時に複数のカードが発動した場合]]」を参考にするといいだろう。~
ちなみに、[[表>表側表示]]・[[裏>裏側表示]]いずれの状態からでも、[[カードの発動]]または[[効果の発動]]で[[モンスター効果]]を[[無効]]にする[[効果]]を[[発動]]できる。~
-[[自分]]が[[《つまずき》]]を[[発動]]している状態で[[相手]]が[[召喚]]によって''[[強制効果]]を[[発動]]した場合''、
--[[チェーン]]1:[[相手]][[モンスターの召喚]]時に[[発動]]する[[効果]]
--[[チェーン]]2:[[《つまずき》]]
-
と[[チェーン]]の最後が[[《つまずき》]]になってしまい、[[《エンペラー・オーダー》]]を挟めない。~
もちろん[[相手]]が[[《つまずき》]]を[[発動]]していて、[[自分]]が[[強制効果]]を[[発動]]した場合も同様である。~
[[任意効果]]の場合は[[チェーン]]の最後になるので問題ない。
-[[ガジェット]]では[[手札]]のダブった[[ガジェット]]の[[効果]]を[[無効]]にし、[[ドロー]]することができるため、[[【ガジェット】]]に投入してもよい。~
逆に[[ドロー]]させてしまうため[[ガジェット]]への[[メタ]]にはならない。~
[[相手]]は[[ガジェット]]よりも[[除去]]を引きたいことも多く、とくに[[ガジェット]]が[[手札]]でダブりがちのため逆効果となってしまうことが多い。~
他には[[【雲魔物】]]への投入も可能。~
[[フォッグカウンター]]が一つしか乗らない状況なら[[ドロー]]に変えても惜しくはない。~
-[[アルカナフォース]]と同時に使えば[[召喚]]時に[[コイントス]]を行う[[効果]]を全て[[ドロー]][[効果]]にできる。~
[[コイントス]]で得る[[効果]]がどちらもこの[[カード]]の対象になる[[《アルカナフォースIII−THE EMPRESS》]]と組み合わせることも考えられる。
-[[《王虎ワンフー》]]が2体と[[《謎の傀儡師》]]がいる状態で[[《血の代償》]]を使い[[《暗黒プテラ》]]を[[召喚]]する。~
--「1:[[《謎の傀儡師》]]」「2:[[《王虎ワンフー》]]」「3:[[《王虎ワンフー》]]」「4:[[《エンペラー・オーダー》]]」と[[チェーンを積む]]。
--逆順処理で「4:[[《エンペラー・オーダー》]]で[[チェーン]]3の[[《王虎ワンフー》]]を[[無効]]にして1枚[[ドロー]]」
--「3:処理なし」
--「2:[[《暗黒プテラ》]]を[[破壊]]する」
--「1:500[[ライフポイント]][[回復]]する」
--一連の処理終了後、新たな[[チェーン]]が発生し、[[《暗黒プテラ》]]が[[手札]]に戻る。
-
以上のように[[無限ループ]]が起こせる。~
なお、場の[[モンスター]]は「[[《謎の傀儡師》]]2体+[[《王虎ワンフー》]]」でもよい。~
また、[[《オネスト》]]と[[《王虎ワンフー》]]・[[《血の代償》]]・[[《謎の傀儡師》]]でも[[《オネスト》]]を何回も[[手札]]に[[戻す]]ことで同じことが可能。~
-[[《磨破羅魏》]]・[[《竜宮之姫》]]・[[《金華猫》]]等の低[[レベル]][[スピリットモンスター>スピリット]]を使用する際も重宝する。~
[[手札]]に戻るので、再利用できる[[ドローソース]]と化す。~
-[[《便乗》]]と組み合わせれば[[ミラーマッチ]]などの際の[[デメリット]]もほぼなくす事ができる。
-[[強制>強制効果]][[誘発効果]]は、[[不発]]になる状況でも[[発動]]はする。(07/12/16)~
--例:[[セット]]カードがない状況で[[《ウジャト眼を持つ男》]]を[[召喚]]。~
これに《エンペラー・オーダー》を[[チェーン]]することはできる。
-一方で[[任意効果]]は[[不発]]になる状況では[[発動]]できない。(08/12/20)
--例:自分の[[墓地]]に[[レベル]]2以下のモンスターがない状況で[[《ジャンク・シンクロン》]]を[[召喚]]。~
そもそも[[発動]]条件を満たさず[[発動]]しないので《エンペラー・オーダー》を発動するタイミングはない。
-[[永続効果]]などは[[無効]]化できないので注意。~
-このカードの標的となる[[カード]]リストは[[《畳返し》]]参照。
-「オーダー」とは「命令」の意。~
英語名の訳は「帝王による命令」である。~
[[《王宮の勅命》]]の英語名とほぼ同じ意味である。~
-[[イラスト]]では光をバックに佇む[[《邪帝ガイウス》]]、[[《風帝ライザー》]]、[[《氷帝メビウス》]]が描かれている。~
[[カード名]]、[[召喚]]をトリガーとする[[効果]]、そしてこの[[イラスト]]と、やはり[[帝]]を意識した[[カード]]なのだろう。
//-原作・アニメにおいて―~
-コナミのゲーム作品において―~
[[WORLD CHAMPIONSHIP 2009>ゲーム付属カード#k2f9bcd5]]では、[[《ナチュル・コスモスビート》]]を《エンペラー・オーダー》で[[無効]]にできないという仕様となっている。~
なお、OCGでは無効にできる。
//-神話・伝承において―~
**関連カード [#bd94712f]
-[[《魔宮の賄賂》]]
-[[《畳返し》]]
-[[《フューチャー・ヴィジョン》]]
-[[《ガーディアン・オブ・オーダー》]]
―[[イラスト]]関連
-[[《邪帝ガイウス》]]
-[[《風帝ライザー》]]
-[[《氷帝メビウス》]]
**収録パック等 [#v35e4799]
-[[ストラクチャーデッキ−帝王の降臨−]] SD14-JP030
**FAQ [#va642c5c]
Q:[[チェーンブロック]]を作る[[効果]]ですか?~
A:はい、[[召喚]]成功時に[[発動]]する[[効果モンスター]]の[[効果の発動]]に対して[[発動]]しますので、[[チェーンブロック]]が作られます。(07/12/15)~
また、[[スペルスピード]]は2になります。(08/01/22)
Q:このカードが[[セット]]されている状態の時に[[召喚]]成功時に[[発動]]する[[モンスター]]の[[効果の発動]]に対してこのカードを[[発動]]してその[[発動]]を[[無効]]にすることができますか?~
A:はい、[[モンスター効果の発動]]を[[無効]]にできます。(07/12/16)
Q:「1:[[《氷帝メビウス》]]」「2:[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]」という[[チェーン]]になった場合、[[チェーン]]3で《エンペラー・オーダー》を[[発動]]できますか?~
A:[[効果モンスター]]の[[効果の発動]]に対して、直接[[チェーン]]を組むことができませんので、このカードを[[発動]]することはできません。(07/12/15)
Q:[[《王虎ワンフー》]]に対して[[発動]]できますか?~
A:はい、[[攻撃力]]1400以下の[[モンスター]]が[[召喚]]されて[[《王虎ワンフー》]]の[[効果]]が[[発動]]した場合なら[[発動]]できます。しかし、[[モンスター]]が[[特殊召喚]]された場合には[[発動]]する事ができません。(07/12/15)
Q:[[デッキ]]が0枚の[[プレイヤー]]の[[モンスター]]の[[効果]]に対して[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[発動]]できません。(07/12/15)
Q:すでに[[発動]]している([[表側表示]]で存在する)《エンペラー・オーダー》の[[効果]]と[[ガジェット]]の[[効果]]はどのように処理を行うのですか?~
A:まず、誘発する[[ガジェット]]の[[効果]]を[[チェーン]]に乗せて、その後に《エンペラー・オーダー》を[[発動]]します。(08/02/07)
Q:[[自分]][[フィールド]]上に[[《光の結界》]]が[[発動]]しており、自身の[[効果]]で[[無効]]化されていない時に[[アルカナフォース]]と名の付いた[[モンスター]]を[[召喚]]した場合、[[召喚]]した[[モンスター]]の[[効果]]に対して《エンペラー・オーダー》を[[発動]]する事が出来ますか?~
A:いいえ、[[《光の結界》]][[発動]]下では[[アルカナフォース]]と名の付いた[[モンスターの召喚]]成功時に[[発動]]する[[効果]]は[[《光の結界》]]によって決定される[[効果]]になるため、[[効果モンスター]]の[[効果]]の[[発動]]として扱われません。~
よって、《エンペラー・オーダー》を[[発動]]することは出来ません。(09/02/18)~
Q:[[効果解決時]]に効果処理を行えない[[モンスター]]の[[効果]]を[[無効]]にして[[ドロー]]することは可能ですか?~
A:はい、可能です。(12/02/27)
Q:自分[[フィールド]]上に《エンペラー・オーダー》が表側表示で存在しています。相手[[フィールド]]上に[[《A・ジェネクス・クラッシャー》]]が存在する時に、相手が[[《終末の騎士》]][[召喚]]([[任意効果]])、または[[《邪帝ガイウス》]]を[[アドバンス召喚]]([[強制効果]])しました。~
この時、[[チェーン]]1[[《邪帝ガイウス》]][[チェーン]]2《エンペラー・オーダー》[[チェーン]]3[[《A・ジェネクス・クラッシャー》]]として[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[チェーン]]1に[[《邪帝ガイウス》]]、[[チェーン]]2に[[《A・ジェネクス・クラッシャー》]]の効果が発動され、《エンペラー・オーダー》は[[チェーン]]3でしか発動できません。~
[[《邪帝ガイウス》]]ではなく[[《終末の騎士》]]の場合でも、[[チェーン]]1と2を任意の順番で決めた後にでしか《エンペラー・オーダー》は[[発動]]できません。(11/08/29)~
Q:相手[[フィールド]]に[[《王虎ワンフー》]]が存在しています。自分は《エンペラー・オーダー》が存在する状態で[[《終末の騎士》]]を[[召喚]]しました。~
この時、[[チェーン]]1[[《王虎ワンフー》]]・[[チェーン]]2《エンペラー・オーダー》・[[チェーン]]3[[《終末の騎士》]]とする事は出来ますか?~
A:いいえ、この場合[[《終末の騎士》]]の[[効果]]を発動した時は、[[チェーン]]2で発動する事になりますので[[《王虎ワンフー》]]の[[効果]]に[[チェーン]]する事ができません。(11/08/29)
Q:[[自分]][[フィールド]]で[[発動]]した[[《氷帝メビウス》]]に対してこの[[カード]]を[[発動]]し、それに[[チェーン]]をして[[《エネミーコントローラー》]]の効果で[[《氷帝メビウス》]]の[[コントロール]]が[[相手]]に移った場合、どちらの[[プレイヤー]]が[[ドロー]]しますか?~
A:その場合でも[[《氷帝メビウス》]]の[[効果]]を[[発動]]した[[自分]]が[[ドロー]]します。(12/06/27)
Q:[[表側表示]]で存在するこの[[カード]]は同一[[チェーン]]上で複数回[[効果]]を[[発動]]できますか?~
例:[[チェーン]]1[[《レッド・ガジェット》]]、[[チェーン]]2《エンペラー・オーダー》、[[チェーン]]3[[《カゲトカゲ》]]、[[チェーン]]4《エンペラー・オーダー》~
A:[[調整中]]。(12/09/02)~
Q:[[自分]][[フィールド]]上に[[《コアキメイル・ドラゴ》]]と《エンペラー・オーダー》が存在している場合、[[手札]]の[[《カゲトカゲ》]]を見せることにより[[カード]]を[[ドロー]]することができますか?~
A:[[調整中]]。(12/09/15)~
Q:[[自分]][[フィールド]]上に[[《コアキメイル・ドラゴ》]]と《エンペラー・オーダー》が存在している時、[[自分]]が[[モンスター]]を[[召喚]]した場合、[[手札]]の[[《カゲトカゲ》]]を見せることにより[[カード]]を[[ドロー]]することができますか?~
A:[[調整中]]。(12/09/17)~
//質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//質問だけの投稿はお止めください。
//未発売カードに限り、(A:発売をお待ちください)とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。