*《クロス・ソウル/Soul Exchange》 [#x4dc07c8] 通常魔法 相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動する。 このターン自分のモンスターをリリースする場合、 自分のモンスター1体の代わりに選択した相手モンスターをリリースしなければならない。 このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行う事ができない。 [[EX-R]]で登場した[[通常魔法]]。~ [[相手]][[モンスター]]の[[リリース]]を可能にする。~ [[リリース]]を必要とする[[カード]]との[[コンボ]]専用の[[カード]]だが、[[表示形式]]を問わず[[相手]][[モンスター]]1体を[[除去]]できる点が魅力。~ この[[カード]]1枚の消費で[[相手]]の[[モンスター]]を[[除去]]しつつ[[コスト]]を支払えるので結果的に[[1:1交換]]となる。~ [[《洗脳−ブレインコントロール》]]の影に隠れてしまったが、[[裏側守備表示]]を主体にして戦う[[デッキ]][[相手]]ならば活躍できる。~ 例えば[[サイクル・リバース]][[モンスター]]を主体にした[[ロック]][[デッキ]]や[[コントロール]][[デッキ]]等では活用するチャンスがある。~ [[ライフコスト]]を必要としないため、[[バーン]][[デッキ]]に対しても有効。~ [[相手]][[フィールド]]上から[[リリースする]]ため、[[コントロール]]を変更できない[[モンスター]]に対しても使えるのは、[[《洗脳−ブレインコントロール》]]には無い[[メリット]]である。~ また、[[《洗脳−ブレインコントロール》]]が[[10/09/01>禁止・制限カード/2010年9月1日]]にて[[禁止カード]]に指定されてしまったので、この[[カード]]を[[コントロール奪取]][[カード]]として採用する選択肢もある。~ ただし、[[上級モンスター]]を主体にした[[ビートダウン]]において「[[発動]][[ターン]]に[[バトルフェイズ]]を行えない」という欠点は致命的である。~ しかし、[[《光帝クライス》]]や[[《超伝導恐獣》]]・[[《黒炎弾》]]等であれば、[[デメリット]]が重複しているので[[コンボ]]として活用できる。~ -この[[カード]]の影響下で、2体[[リリース]]が必要な[[モンスター]]を[[召喚]]する場合、必ず[[相手]][[フィールド]]上と[[自分]][[フィールド]]上の[[モンスター]]を[[リリース]]することになる。 -この[[効果]]は[[対象を取る>対象をとる(指定する)効果]][[魔法>魔法カード]]。~ [[対象を取る効果>対象をとる(指定する)効果]]に[[耐性]]のある[[《サイバー・フェニックス》]]([[攻撃表示]])等には[[無効]]化される。~ そして、[[表側表示]]の[[《ホルスの黒炎竜 LV6》]]等、[[魔法>魔法カード]][[耐性]]がある[[モンスター]]には[[無効]]化される。~ また[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]・[[《竜魔人 キングドラグーン》]]等、[[対象を取る>対象をとる(指定する)効果]]ことができない[[モンスター]]には[[発動]]すらできない。~ [[魔法>魔法カード]][[耐性]]がある[[モンスター]]以外に[[表側表示]]の[[《召喚僧サモンプリースト》]]、[[《デーモンの雄叫び》]]で[[特殊召喚]]された[[デーモン]]、[[裏側守備表示]]の[[《ミドル・シールド・ガードナー》]]・[[《ビッグ・シールド・ガードナー》]]がこのカードによる[[除去]]に[[耐性]]を持つ。~ [[《痛み分け》]]と[[効果]]を混同しないよう注意が必要である。~ -[[自分]]の[[モンスター]]を[[リリースする]]とは、[[アドバンス召喚]]の[[リリース]]、[[魔法>魔法カード]]・[[罠>罠カード]]・[[効果モンスター]]の[[発動]][[コスト]]でも可能。~ 例えば[[《キャノン・ソルジャー》]]で[[リリース]]して[[射出]]することができる。~ [[《痛み分け》]]との[[コンボ]]も非常に有効。~ 完全な[[2:2交換>1:1交換]]となる。~ また、これは[[相手]][[モンスター]]を[[リリースする]]時には適用できない。([[自分]]の[[モンスター]]に[[発動]]してという意味)~ 当然だが、《クロス・ソウル》の対象と[[自分]]の[[フィールド]]上の[[モンスター]]を[[リリース]]して[[最上級モンスター]]を[[アドバンス召喚]]することもできる。~ 《クロス・ソウル》2回で、[[相手]]の[[モンスター]]2体を[[リリース]]して[[最上級モンスター]]を[[アドバンス召喚]]することも可能。 //誓約効果のせいで、同一ターン内で二度唱えることは不可能のように思える。要確認事項 //ルールHPでは可能の旨が書かれている。 -06/09/22頃の裁定で、「[[バトルフェイズ]]を行う事はできない」というのはこの[[カードの効果]]ではなく[[誓約効果]]として扱うという裁定が下った。~ [[《D−HERO ダイヤモンドガイ》]]の[[効果]]で無視することが可能になった。~ また「[[バトルフェイズ]]を行う事はできない」[[誓約効果]]は、《クロス・ソウル》の[[発動]]を[[無効]]化されるとこの[[誓約効果]]も破棄できる事に注意。~ -OCGでも「[[自分]]の場に[[モンスター]]がいない」場合にもこの[[カード]]を[[発動]]できる。~ たまに「[[自分]]の場に[[モンスター]]がいないと[[発動]]できない」という勘違いをしている人もいるので注意。~ -[[自分]]の場に[[《ならず者傭兵部隊》]]がいる状態でこの[[カード]]を使用しても、「[[相手]][[モンスター]]を[[リリース]]して[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]」はできない。~ これは、[[《ならず者傭兵部隊》]]が[[リリース]]する[[カード]]を「この[[カード]]」と指定しているためである。~ なお、同様に「○○族を」や「[[攻撃力]]○○以下の[[モンスター]]を」などと[[リリース]]する[[モンスター]]の指定がある場合は、それに該当しない[[モンスター]]を[[リリース]]することはできない。~ このカードが無視できるのは「[[自分]][[フィールド]]上の[[モンスター]]を」という制約のみである。 --ならば、[[相手]]の場に[[《ならず者傭兵部隊》]]がいればなどと考えてもそれは無駄である。~ [[相手]]の場の[[《ならず者傭兵部隊》]]の[[起動効果]]を、こちらが使おうとする事はできない。~ この[[カード]]では[[コントロール]]を変更しないので、[[《ならず者傭兵部隊》]]の[[コントロール]]はあくまで[[相手]]にあるため。~ ルール上、原則として[[相手]]が[[コントロール]]する[[カード]]の[[起動効果]]を使用することは不可能である。~ -[[メインフェイズ]]1でしか[[発動]]できない。~ [[バトルフェイズ]]を行った[[ターン]]の[[メインフェイズ]]2で[[発動]]することは不可。~ ([[誓約効果]]も参照) -長い間[[絶版]]中だったが、[[ストラクチャーデッキ−帝王の降臨−]]にて収録される事となった。~ なお、再録時に微妙に[[エラッタ]]されており、[[強制効果]]である事が明確になっている。~ ([[生け贄]]に捧げる。→[[生け贄]]に捧げなければならない。)~ ただし、[[ストラクチャーデッキ−帝王の降臨−]]よりも前に発売した[[WORLD CHANPIONSHIP 2008>ゲーム付属カード#qe1d54fb]]で使用できるこの[[カード]]のテキストは[[エラッタ]]後のものとなっている。~ --その後、[[DUEL TERMINAL −シンクロ覚醒!!−]]でさらに[[エラッタ]]されている。 -《クロス・ソウル》自体には[[《痛み分け》]]のようなこれ単体で[[リリース]]を強要する[[効果]]はない。~ 《クロス・ソウル》の[[強制効果]]とは、''「『[[自分]]の[[モンスター]]を[[リリース]]する』という場合、必ず『《クロス・ソウル》の対象にした[[相手]][[モンスター]]を[[リリース]]する』」である。''~ 要するに[[自分]]の場に[[《キャノン・ソルジャー》]]などが居て《クロス・ソウル》を使ったら、必ず[[対象]]にした[[相手]][[モンスター]]から選択しなければならない、という事になる。~ 言い換えれば、選択した[[モンスター]]を[[リリース]]できる状態で、他の[[カード]]を[[リリース]]することはできない、という意味だ。~ 例え使用した[[ターン]]に[[リリース]]する手段が無くなったとしても、《クロス・ソウル》自体に何ら関係はない。~ この[[カード]]を[[発動]]後、何らかの事情(例えば[[モンスター除去]]される)などで「[[リリース]]行為が不可能」になった場合、[[不発]]に近い扱いとなる。~ つまり、「[[リリース]]できない」のだから、「何もできない(しない)」というだけである。~ しかし「[[発動]]が[[無効]]」にはなっていないので「[[バトルフェイズ]]不可の[[誓約効果]]」は当然適用される。~ -[[イラスト]]では互いの[[モンスター]]を[[リリース]]してるような描写になっているが、そのような[[効果]]は持ち合わせていない。~ これは下記原作[[効果]]に由来する。 -原作・アニメにおいて―~ 「バトルシティ編」における「闇遊戯&海馬vs光の仮面&闇の仮面」戦において海馬が使用。~ 原作では以下のような効果であった。~ 互いのプレイヤーは、場のモンスターを生贄にする場合 相手の場のモンスターを生け贄に捧げる。 発動時、相手はモンスターを生け贄召喚することができる。 また、OCGのように[[バトルフェイズ]]を行えない[[デメリット]]は存在しない。~ 大体は[[相手]]の[[攻撃]]にあわせて使い、[[《青眼の白龍》]]や[[《オベリスクの巨神兵》]][[召喚]]の足がかりとしている。~ なお、アニメ版では実際の[[効果]]との混同を避けるため、絵柄こそ同じであるものの[[カード名]]が《クロス・サクリファイス》へと変更されている。~ --作中では、[[相手]][[フィールド]]にしか[[モンスター]]がいない場合、[[相手]][[モンスター]]だけを[[生け贄]]にできるという超強力[[カード]]であった。~ 事実海馬は、この[[カード]]で[[自分]]の[[モンスター]]を[[生け贄]]にさせたことは一度もない。~ **関連カード [#q2ebe03b] -[[《強奪》]] -[[《洗脳−ブレインコントロール》]] -[[《シンクロ・マテリアル》]] -[[《リチュアに伝わりし禁断の秘術》]] **収録パック等 [#nc00044b] -[[EX-R]] EX-86 &size(10){[[Secret]]}; -[[STRUCTURE DECK−海馬編−]] KA-24 -[[STRUCTURE DECK−ペガサス・J・クロフォード編−]] PE-27 -[[STRUCTURE DECK−海馬編− Volume.2]] SK2-026 -[[ストラクチャーデッキ−帝王の降臨−]] SD14-JP019 -[[DUEL TERMINAL −シンクロ覚醒!!−]] DT01-JP036 **FAQ [#h8a5604a] Q:この[[効果]]で[[対象]]とした[[モンスター]]を[[《突然変異》]]などで[[リリース]]できますか?~ A:[[表側表示]]であれば、[[レベル]]が判明しているため可能です。~ [[裏側表示]]の場合は、[[自分]]の[[エクストラデッキ]]にその[[モンスター]]と同じ[[レベル]]の[[融合モンスター]]が存在しているか分からないとみなされ[[リリース]]できません。~ [[儀式魔法]]の場合も、同様に[[表側表示]]で[[レベル]]が決定できるときのみ[[リリース]]できます。 Q:この[[カードの効果]]で[[《ホルスの黒炎竜 LV6》]]を[[召喚]]した場合、その[[《ホルスの黒炎竜 LV6》]]は[[攻撃]]する事ができますか?~ A:[[バトルフェイズ]]自体が行えない状態のため、できません。~ Q:この[[カードの効果]]で[[相手]][[フィールド]]上の[[《ホルスの黒炎竜 LV6》]]などの魔法の効かない[[モンスター]]を[[リリース]]出来ますか?~ A:いいえ、できません。 Q:[[チェーン]]して[[《マジック・キャンセラー》]]を[[蘇生]]された場合、[[効果]]は[[無効]]になりますがこの[[ターン]]に[[攻撃]]を行えますか?~ A:いいえ、[[効果]]は[[無効]]になっても[[発動]]自体が[[無効]]になったわけではありません。そのため、[[バトルフェイズ]]を行えません。 Q:[[裏側守備表示]]の[[《きつね火》]]を対象に選択した場合、[[アドバンス召喚]]のための[[リリース]]ができますか?~ A:はい、できます。[[裏側守備表示]]の[[《きつね火》]]はテキストが[[無効]]化されているため、[[リリース]]できます。 Q:[[表側表示]]の[[《召喚僧サモンプリースト》]]を対象にして[[発動]]できますか?~ A:できません。(08/08/20) Q:[[リリース]]する場合は必ず[[相手]][[モンスター]]を[[リリース]]しなければならないのですか?~ A:はい、そうです。(07/11/03) Q:上記の「強制」を踏まえての質問です。~ [[《死のデッキ破壊ウイルス》]]を[[発動]]したいのですが、選択した[[モンスター]]は[[発動条件]]に合わない[[光属性]][[モンスター]]です。~ この時、自分[[フィールド]]上の[[《クリッター》]]を[[リリース]]して[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]を[[発動]]することは可能ですか?~ A:可能です。~ 選択した[[モンスター]]が[[リリース]]として不適合な場合は、自分の適合[[モンスター]]を[[リリース]]することが可能です。(08/06/24) Q:[[自分]][[フィールド]]上の[[チューナー]][[モンスター]]と、《クロス・ソウル》で指定した[[相手]][[モンスター]]とで[[シンクロ召喚]]を行うことはできますか?~ A:[[シンクロ召喚]]は、[[チューナー]]や[[シンクロ素材]][[モンスター]]を[[リリースする]]扱いではなく、[[フィールド]]上から[[墓地に送る]]扱いとなります。~ したがって、《クロス・ソウル》の[[効果]]が適用された[[相手]][[モンスター]]を[[リリース]]して、[[シンクロ召喚]]する事はできません。(08/04/25)~ Q:[[《生贄封じの仮面》]]が存在する時に[[発動]]できますか?~ A:直接[[リリース]]をする[[効果]]ではないので、可能です。(10/07/14)