*《サンダーエンド・ドラゴン/Thunder End Dragon》 [#u628d249]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2000
 レベル8通常モンスター×2
 1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動する事ができる。
 このカード以外のフィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
//英語名:http://www.konami.com/yugioh/articles/?p=3246#more-3246

 [[PHOTON SHOCKWAVE]]で登場した[[光属性]]・[[ドラゴン族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 [[エクシーズ素材]]を取り除き、自身以外の[[モンスター]]を全て[[破壊]]する[[効果]]を持つ。

 [[エクシーズ素材]]が[[レベル]]8の[[通常モンスター]]と限定されており、専用[[デッキ]]でない限りまず出せない。~
 出しにくい分強力な[[全体除去]][[効果]]を持ち、その[[効果]]で[[相手]][[モンスター]]を一掃すればそのまま[[攻撃力]]3000の[[直接攻撃]]を通すことができる。~
 ただし、[[《裁きの龍》]]等と違い[[魔法・罠カード]]を[[除去]]できないため、それらで対処される可能性はある。~
 逆に言えば自分の[[魔法・罠カード]]も[[除去]]しないので、[[コスト]]にした[[エクシーズ素材]]を[[《正統なる血統》]]等で[[蘇生]]するといった[[コンボ]]を狙える利点でもある。

 [[エクシーズ素材]]の候補としては、[[ドラゴン族]][[サポートカード]]を共有でき、固有の[[サポートカード]]も豊富な[[《青眼の白龍》]]が挙げられる。~
 [[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]+[[《竜の渓谷》]]を中核にした[[【ドラゴン族】]]でも、比較的容易に並べられる。~
 ただし、[[《青眼の白龍》]]には[[《滅びの爆裂疾風弾》]]という同じく[[全体除去]][[カード]]がある。~
 あちらは味方を巻き込まないが、その[[ターン]]の[[《青眼の白龍》]]での追撃ができず、[[魔法カード]]なので[[メインデッキ]]を圧迫するなど、それぞれに長所短所がある。~
 他にも[[ドラゴン族]][[通常モンスター]]の[[特殊召喚]]を中核とした[[聖刻]]は、この[[モンスター]]を[[エクシーズ召喚]]しやすく相性が良い。~

 また、[[デュアル]][[モンスター]]である[[《フェニックス・ギア・フリード》]]・[[《ダークストーム・ドラゴン》]]も、専用[[装備魔法]]の[[《スーペルヴィス》]]などの存在により[[エクシーズ素材]]としやすい。~
 特に[[《ダークストーム・ドラゴン》]]と[[《スーペルヴィス》]]を用いたコンボは狙いやすく、[[《サンダーエンド・ドラゴン》]]自身の[[効果]]との相性も極めて高い。~
 ただし、あくまで他の[[レベル]]8[[通常モンスター]]と比較した場合であり、基本的に手間がかかるのは否めない。~
 [[自壊]]してしまう[[《思い出のブランコ》]]・[[守備表示]]を強制される[[《黙する死者》]]を使うなど、他の[[カード]]の[[デメリット]]を軽減できる形での[[エクシーズ召喚]]なら無駄がない。~

 [[レベル]]8[[通常モンスター]]を1体に留め、もう1体を[[レベル]]を操作した[[レベル]]4以下の[[通常モンスター]]でまかなうという手もある。~
 安定しやすいのは、[[通常モンスター]]を[[蘇生]]でき更に[[レベル]]8にする[[効果]]を持つ[[《ドラゴラド》]]を使用する方法か。~
 [[通常モンスター]]かつ[[チューナー]]である[[《ガード・オブ・フレムベル》]]と共に採用することで[[ドラゴン族]]で統一でき、状況に合わせて[[シンクロ召喚]]との使い分けが可能となる。

 [[効果]]自体は強力であるが、[[自分]][[フィールド]]も巻き込んでしまうのは少々痛い。~
 [[エクシーズ素材]]の関係上、[[相手]]の場に[[守備表示]][[モンスター]]がいなければ、[[レベル]]8[[通常モンスター]]2体で[[攻撃]]した方が総[[ダメージ]]量が多くなるケースも多い。~
 [[《オネスト》]]・[[《BF−月影のカルート》]]などへの警戒、[[戦闘破壊]][[耐性]]を持つ[[ブロッカー]]を突破したい場合、もしくはあと一押しで勝てる時の[[リバース効果モンスター]]を警戒する場合等では、この[[カード]]を用いた方が良いだろう。

 [[【通常モンスター】]]での[[《ジャスティブレイク》]]や[[シンクロモンスター]]の[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]等、この[[カード]]以外にも優秀な[[除去]][[カード]]は多い。~
 それらと比較すると、[[手札]]で[[腐ら>腐る]]ず[[メインデッキ]]も圧迫しない[[エクシーズモンスター]]であり、なおかつ[[全体除去]]を行いつつ即座に[[攻撃力]]3000での追撃が可能な点が、他の[[除去]][[カード]]にはない利点といえる。~

-同じ[[ランク]]8には[[光属性]]、[[ドラゴン族]]、[[攻撃力]]3000、[[除去]][[効果]]持ちと共通点の多い[[《聖刻神龍−エネアード》]]が存在する。~
あちらは[[魔法・罠カード]]も[[破壊]]でき、[[エクシーズ素材]]に縛りがないのでこちらよりも[[汎用性]]が高いが、[[効果]]に[[モンスター]]の[[リリース]]を必要とし、大量の[[除去]]には向かない。~
手元に[[リリース]]する[[モンスター]]がない、敵[[モンスター]]が多すぎるといった状況においてはこちらを使用した方が強力である。~
共に事故要因になりにくい[[エクシーズモンスター]]であるため、[[レベル]]8[[通常モンスター]]を多用する[[デッキ]]においては状況にあわせて両者を使い分けるのが望ましいだろう。

-[[【ドラゴン族】]]でこの[[カード]]を使用する場合は、味方を巻き込むデメリットを生かすことができる[[《ライトパルサー・ドラゴン》]]が存在する。~
--この[[カード]]の[[効果]]で[[《ライトパルサー・ドラゴン》]]を巻き込んで[[破壊]]。~
--[[《ライトパルサー・ドラゴン》]]の[[効果]]で[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]を蘇生。~
--[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]の[[効果]]で[[ドラゴン族]]を[[蘇生]]。~

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この手順を踏むことで合計[[ダメージ]]は8000以上まで達し、[[1ターンキル]]も十分視野に入る。~
同様に味方を[[破壊]]することを利用して[[墓地]]に[[ドラゴン族]]が5体以上になれば、[[《龍の鏡》]]から[[《F・G・D》]]に繋げることで同じく合計ダメージが8000となる。~

-[[エクシーズ素材]]に[[最上級モンスター]]を要する、また[[レベル]]以外の指定がある初の[[エクシーズモンスター]]である。

-名前にサンダーとあるが、[[効果]]は[[《サンダー・ボルト》]]よりも[[《ブラック・ホール》]]に近い。~
また、[[《サンダー・ドラゴン》]]や[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]]とも[[カード]]名が似ているだけで関連は薄い。

-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXALの31話において、チャーリーと対戦していた男が使用。~
チャーリーの[[魔法カード]]《ドリーム・ダイス》によって[[攻撃力]]を0にされてしまった。~
また、チャーリーによって吹き飛ばされた[[カード]]の1種類。

--AR・ビジョンでは、[[攻撃力]]3000とは思えないほど小柄な[[モンスター]]であった。~
[[《カチコチドラゴン》]]や[[《ダイガスタ・フェニクス》]]とほぼ同サイズである。

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#k64e782a]
//-[[《裁きの龍》]]
-[[《伝説の爆炎使い》]]
-[[《ユベル−Das Abscheulich Ritter》]]
-[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン/バスター》]]
//-[[《砂塵の悪霊》]]

―名前関連
-[[《サンダー・ドラゴン》]]
//-[[《双頭の雷龍》]]

-[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]]
-[[《ダークエンド・ドラゴン》]]
-[[《ライトエンド・ドラゴン》]]

―《サンダーエンド・ドラゴン》の姿が見られる[[カード]]
-[[《エクシーズ・バースト》]]

**[[レベル]]8の[[通常モンスター]] [#ubc401f8]
-[[《ゴギガ・ガガギゴ》]]
-[[《コスモクイーン》]]
-[[《神龍の聖刻印》]]
-[[《スパイラルドラゴン》]]
-[[《千年原人》]]
-[[《トライホーン・ドラゴン》]]
-[[《青眼の白龍》]]
-[[《鉄鋼装甲虫》]]
-[[《ラビードラゴン》]]

-[[《ダークストーム・ドラゴン》]]([[デュアル]])
-[[《フェニックス・ギア・フリード》]]([[デュアル]])


//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#c946d548]
-[[PHOTON SHOCKWAVE]] PHSW-JP044 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]};

//**FAQ
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。