《シューティング・スター・ドラゴン/Shooting Star Dragon》

シンクロ・効果モンスター
星10/風属性/ドラゴン族/攻3300/守2500
シンクロモンスターのチューナー1体+「スターダスト・ドラゴン」
以下の効果をそれぞれ1ターンに1度ずつ使用できる。
●自分のデッキの上からカードを5枚めくる。
このターンこのカードはその中のチューナーの数まで
1度のバトルフェイズ中に攻撃する事ができる。
その後めくったカードをデッキに戻してシャッフルする。
●フィールド上のカードを破壊する効果が発動した時、
その効果を無効にし破壊する事ができる。
●相手モンスターの攻撃宣言時、このカードをゲームから除外し、
相手モンスター1体の攻撃を無効にする事ができる。
エンドフェイズ時、この効果で除外したこのカードを特殊召喚する。

 STARSTRIKE BLASTで登場した風属性ドラゴン族シンクロモンスター
 攻撃回数を増やす起動効果効果による破壊無効にする誘発即時効果攻撃無効にする誘発効果を持つ。

 シンクロ素材が両方ともシンクロモンスターのため、このカードシンクロ召喚するのは一筋縄ではいかない。
 現時点では実質《フォーミュラ・シンクロン》もしくは《焔紫竜ピュラリス》《スターダスト・ドラゴン》の組み合わせでのみシンクロ召喚できると考えて良い。
 また、《シューティング・クェーサー・ドラゴン》効果で後続として特殊召喚することができるため、そちらでの運用方法も多くなっている。

 召喚条件や有効活用条件が非常に厳しいため専用デッキの構築が求められるが、その分効果は強力である。

 第1の効果は、デッキからめくったチューナーの数だけ連続攻撃を行うことができるものである。
 最大5回連続攻撃をすることが可能で、場合によってはフィニッシャーとして一気に決着をつけられる。
 効果を使い5枚とも相手に見せた後に、めくったカードデッキ戻す処理を行う。
 しかし、この効果発動してチューナーをめくれなかった場合、このカードはそのターン攻撃できない
 普通に使うとギャンブル要素が大きすぎる上、最低2枚のチューナーをめくらないと効果を使った意味がないので、デッキトップを操作するなどの工夫が欲しいところ。
 しかし、いかなる手段を使おうとも安定した攻撃回数を得るのは難しく普通に攻撃した方が良い場合も多い。
 デッキトップを操作できるカードはあれど、その下まで効果を及ぼせるカードは皆無だからである。
 利用可能な手段としては、以下の様なものが考えられる。

  1. 《ゾンビキャリア》《風帝ライザー》《振り出し》等でデッキトップを操作する。
  2. 《貪欲な壺》《転生の予言》チューナーを回収し、デッキ内のチューナーの比率を上げる。
  3. 《マジック・クロニクル》デッキ内のチューナー以外のカードを減らす。
  4. 《大王目玉》《魔導書整理》等で、デッキの上のカード確認する。
  5. 《天変地異》を使いデッキトップチューナーの時に発動する。
  6. 《ゴブリンのやりくり上手》等でチューナーデッキの一番下にもどし、《天変地異》でひっくり返す。

 第2の効果として、《スターダスト・ドラゴン》とほぼ同じ破壊耐性効果を持つ。
 ただし《スターダスト・ドラゴン》と違い、コストとして自身をリリースする必要はない。
 また、あくまで無効にするのは効果であり、発動自体を無効にできない点も《スターダスト・ドラゴン》と異なる。
 よって無効にしたとしても、《マジック・クロニクル》《王立魔法図書館》などにはカウンターが乗る。
 この効果は1ターンに1度しか発動できないので、効果発動後は同効果発動できない状態となるがフィールド上には残る。
 《D.D.クロウ》を恐れる必要はないが除去カードが多めのデッキ相手の場合、シンクロ召喚の難易度の割には除去される可能性が高くなる。
 ただし、残る故に《聖なるバリア−ミラーフォース−》等を無効にしつつ攻撃を続行できる利点は存在する。
 第1の効果によって複数回攻撃可能な状況ならば、この利点が活きてくる。
 しかし、除外バウンスには対応していないので《次元幽閉》等には注意が必要。
 いずれにせよ、相手破壊連打が難しい自分ターン中に積極的に攻め込んでフィニッシャーとしてしまうのが理想だろう。

 第3の効果では自身をゲームから除外し、相手攻撃を抑制することができる。
 このモンスター攻撃力は高く、自身が攻撃されることは少ない。
 だが、他のモンスター攻撃から守ったり、《N・グラン・モール》等では除去できなかったりすることを考えると、なかなかに優秀な能力と言える。
 テキストに「〜することで」と書かれていない他、「この効果除外した」と書かれているため、除外コストではなく効果である。
 そのため《スキルドレイン》等には効果を妨げられることになり、非常に厄介である。

関連カード

攻撃無効

シンクロモンスターチューナー

収録パック等

FAQ

Q:効果分類は何ですか?
A:デッキからカードを五枚めくる効果起動効果破壊効果無効にする効果誘発即時効果攻撃無効にする効果誘発効果エンドフェイズ時にこのカードによって除外されているこのカード特殊召喚する効果誘発効果になります。(10/07/17)

Q:テキストには「その後めくったカードデッキに戻してシャッフルする。」とありますが、このカードのめくる効果の最後にデッキに戻しますか?
  また、めくるカード相手にも5枚全て見せる必要がありますか?
A:はい、このカード効果効果解決時の最後に戻します。相手にもめくったカードを見せます。(10/07/17)

Q:デッキチューナーが存在しない場合、1つ目の効果発動できますか?
A:いいえ、できません。(11/06/18)

Q:カードをめくりその中にチューナーが存在しなかった場合、このターンこのカード攻撃を行なうことはできますか?
A:1体もめくれなかった場合、攻撃できません。

Q:このカード《閃光の双剣−トライス》2回攻撃)を装備しました。
  その後で効果発動してチューナーを5回めくった場合、このカードは何回攻撃できますか?
A:5回攻撃できます。(10/07/23)

Q:効果発動してチューナーを0枚めくりました。
  その後に、このカード《ワンダー・クローバー》効果を受けたり、《閃光の双剣−トライス》2回攻撃)を装備しました。
  このカードは何回攻撃できますか?
A:その場合でも、そのターンこのカード攻撃できません。(10/07/21)

Q:カードをめくりその中にチューナーが存在しなかった場合、このターン《ダイガスタ・フェニクス》効果でこのカードを選択して2回攻撃できますか?
A:いいえ、その場合攻撃できない状態のこのカードを選択して《ダイガスタ・フェニクス》効果発動できません。(12/09/20)

Q:デッキカードが5枚未満の時にめくる効果発動できますか?
A:発動できません。(10/07/17)

Q:効果解決時デッキカードが5枚未満になった場合、残りのカードをめくる処理は行われますか?
A:はい、行われます。(10/08/20)

Q:めくる効果解決時にこのカードフィールド上に存在しなくなった場合、カードをめくる処理は行われますか?
A:はい、その場合でもカードをめくります。(10/07/31)

Q:このカードが自身の起動効果適用され複数回攻撃できる状態またはチューナーをめくれず攻撃できない状態の時に《スキルドレイン》発動された場合、その効果無効になりますか?
A:いいえ、その場合でもこのカード自身の効果で複数回攻撃ができるまたは攻撃ができない状態のままになります。(10/12/25)

Q:カードの効果チューナー化したシンクロモンスターを「シンクロモンスターチューナー」として使用できますか?
A:はい、可能です。(10/07/17)

Q:「《スターダスト・ドラゴン》」のカード名をコピーした《ファントム・オブ・カオス》等を「《スターダスト・ドラゴン》」としてシンクロ素材に使用できますか?
A:はい、可能です。(10/07/17)

Q:攻撃無効にする効果でこのカード除外するのは効果処理ですか?
  また、攻撃宣言した相手モンスター1体を対象に取りますか?
A:はい、効果処理で攻撃宣言した相手モンスター1体を対象に取ります。(10/07/17)

Q:除外攻撃無効にする処理は同時ですか?
A:同時です。(11/10/15)

Q:攻撃無効にする効果処理の時に対象に選択した相手攻撃モンスターフィールド上に存在しなくなった場合に、このカード除外されますか?
A:はい、このカード除外されます。(10/07/17)

Q:上記の状況の時にこのカード除外された場合、攻撃無効にする処理は行われてませんが、除外されたカード特殊召喚されますか?
A:はい、その場合でも特殊召喚されます。(10/07/17)

Q:このカードを除外した後特殊召喚する効果チェーンブロックが作られますか?
A:はい、作られます。(10/07/17)

Q:このカード除外した後特殊召喚する効果発動《光と闇の竜》効果無効にされた場合、同じエンドフェイズ時にもう1度特殊召喚する効果発動しますか?
A:いいえ、特殊召喚する効果はそのエンドフェイズ時に1回だけ発動する効果で、もう1度特殊召喚する効果発動しません。(11/06/09)

Q:このカードの効果で自身を除外しその後自身の効果特殊召喚されたこのカード《シンクロキャンセル》エクストラデッキに戻した場合、シンクロ素材に使用したモンスター一組を特殊召喚できますか?
A:自身の効果特殊召喚されているので、エクストラデッキに戻せますが、シンクロ素材1組を特殊召喚する事はできません。(11/07/30)

Q:攻撃無効にする効果は同一チェーン上で2回以上発動できますか?
A:発動できません。(10/09/13)

Q:攻撃無効にする効果発動して除外されたこのカードが、エンドフェイズ前に《異次元からの埋葬》によって除外ゾーンから離れた場合、特殊召喚効果発動しますか?
A:発動しません。(10/09/13)

Q:攻撃無効にする効果発動したターンエンドフェイズ時に、自分フィールド上にモンスターが5体存在する場合、処理はどうなりますか?
 除外したままの場合、次のターンエンドフェイズ時に再び帰還できますか?
A:その場合、このカード特殊召喚できず墓地へ送られます。(11/03/12)

Q:特殊召喚効果《天罰》によって無効にされた場合、このカード除外されたままですか?墓地に送られますか?
A:除外されたままになります。(11/03/10)

Q:元々の持ち主が自分であるこのカード相手コントロールしている時にこのカード除外する効果発動した場合、エンドフェイズ時にどちらのプレイヤーフィールド上にこのカード特殊召喚されますか?
A:その場合、元々の持ち主である自分特殊召喚する効果発動し、自分フィールド上に特殊召喚されます。(11/06/09)

Q:2つ目の効果《リボルバー・ドラゴン》等の不確定破壊に対応していますか?
A:いいえ、対応しません。(10/07/17)

Q:2つ目の効果《闇の支配者−ゾーク》等の破壊は確定だが枚数は不確定の効果に対応していますか?
A:対応します。(10/07/17)

Q:2つ目の効果《リミッター解除》等の後で破壊する効果に対応していますか?
A:チェーンブロックを作らない破壊に対しては対応しません。(10/07/17)

Q:1つ目の効果チューナーが全く出ませんでした。その後、《月の書》でいったん裏側守備表示にし《太陽の書》表側攻撃表示にすれば、このカード攻撃できますか?
A:はい、攻撃効果発動もできます。(12/03/03)

Q:魔法使い族宣言された《DNA改造手術》が存在し、このカードに対して《拡散する波動》発動しました。
  その後、1つ目の効果を使いましたがチューナーが全く出ませんでした。
  その場合どう処理しますか?
A:その場合、《シューティング・スター・ドラゴン》は攻撃できません。(13/01/20)

Q:《シューティング・クェーサー・ドラゴン》モンスター効果特殊召喚した《シューティング・スター・ドラゴン》は、正しい手順で特殊召喚された扱いとなりますか?
  また、その《シューティング・スター・ドラゴン》が自身の効果ゲームから除外された場合、帰還できますか?
A:正しい手順で特殊召喚された扱いにならず、フィールド離れた場合特殊召喚もできなくなります。(11/08/15)

Q:自身の効果で5回攻撃可能な状態で、1回目の攻撃《ネクロ・ガードナー》無効にされました。
  その後《ダブル・アップ・チャンス》発動した場合、この後何回攻撃できますか?
A:4回攻撃できます。(13/06/16)