《スカルビショップ/Skull Knight》 †
融合モンスター
星7/闇属性/魔法使い族/攻2650/守2250
「悪魔の知恵」+「魔天老」
BOOSTER7で登場した闇属性・魔法使い族の融合モンスター。
融合素材は《悪魔の知恵》と《魔天老》。
融合素材はどちらも《魔界発現世行きデスガイド》・《キラー・トマト》に対応し、特殊召喚方法の制限もないため《融合呪印生物−闇》を利用する事もできる。
一方のみが通常モンスターであるため、これのサポートカードを利用するには安定しないが、《E・HERO プリズマー》や《リビングデッドの呼び声》などで補助すれば展開はそう難しくない。
しかし墓地融合を行うカードには対応しないため、《魔界発現世行きデスガイド》からリクルートしてエクシーズ召喚につなぎ、負担を軽減する動きは取れない。
正規の手順で展開すれば蘇生は可能だが、《破壊神 ヴァサーゴ》を利用できるE−HEROの一部よりも扱いにくい点は否めない。
また、素材とこのモンスターの種族の関係上【魔法使い族】でも【悪魔族】でも噛み合いにくく、その十分なステータスを活かせない。
専用デッキを組めば、上述の通り展開自体は容易いが、そうなればこのカード自身と相性の良いものに割くスペースも安定性も失われる。
かけた手間に見合うメリットは得がたく、ファンデッキでもなければ使用する意味はない。
- 「ビショップ(Bishop)」とは、キリスト教会の高級聖職者やカトリック教会の司教の事で、チェスの駒の名前にも「僧正」という意味で使われている。
また「スカル(Skull)」とは、頭蓋骨や髑髏を意味する英単語で、死・不滅などの象徴であり、また優れた人物や鎧の兜などといった意味も持つ。
- 英語名は宗教的な理由からか《Skull Knight》となっている。
そのため、後に登場した《スカル・ナイト》の英語名が、《Skull knight #2》となった。
- 融合素材はどちらも「脳に特徴がある」という繋がりがある。
- 原作・アニメにおいて―
アニメの「乃亜編」において、バーチャル世界崩壊直前で遊戯たちに襲い掛かったチェスモンスターの1体。
名前の通りビショップの位置づけだが、《カオス・ソルジャー》に一瞬で蹴散らされた。
- アニメ26話で海馬のジュラルミンケースに入っていた1枚。
- アニメZEXALIIではギラグに洗脳された青年たちが召喚したモンスターのうちの1体として登場。
他のモンスターと共に遊馬にダイレクトアタックを試みるもののアリトの介入と速攻魔法《ライトニング・クリンチ》により阻まれた。
- フォルスバウンドキングダムでの通常攻撃名は「ソウルリープ・ブラスター」、全体攻撃名は「ライトニング・ブレイク」。
ステータスは高く、行動ポイントも多い上にレベル5魔法も使用可能と非常に強力。
総じて、ゲームで活躍するモンスターとしての印象が強い。
関連カード †
―融合関連
―名前関連
収録パック等 †