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*《スネーク・レイン/Snake Rain》 [#bb2ae685]
*《スネーク・レイン/Snake Rain》 [#top]
通常魔法
手札を1枚捨てて発動できる。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
デッキから爬虫類族モンスター4体を墓地へ送る。
//テキストはDE02より
[[TACTICAL EVOLUTION]]で登場した[[通常魔法]]。~
[[デッキ]]から4体の[[爬虫類族]]を[[墓地へ送る]]、[[墓地リソース]]増強・[[デッキ圧縮]]カード。~
[[手札]]を1枚[[捨てる]]事で、[[デッキ]]から[[爬虫類族]]4体を[[墓地へ送る]][[効果]]を持つ。~
強化版[[《おろかな埋葬》]]と言えば聞こえはいいが、対応[[種族]]と[[手札コスト]]がネックとなる。~
[[墓地]]に存在する事で[[カード・アドバンテージ]]に直結するのは、[[《ワーム・ゼクス》]]に対応し、これを条件とする[[《ワーム・ヤガン》]]のみであるためあまり効果がない。~
[[発動]]にあたり基本的に2枚分の[[ディスアドバンテージ]]は避けられない。~
[[爬虫類族]]限定だが1度に任意の[[モンスター]]を4枚も[[墓地へ送る]]ことができる。~
[[手札コスト]]1枚が必要とはいえ、その効率は[[禁止カード]]の[[《苦渋の選択》]]にも匹敵する、単純な[[墓地肥やし>墓地を肥やす]][[カード]]としては破格の性能である。~
[[手札コスト]]も[[爬虫類族]]にすれば、[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]・[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]・[[《邪龍アナンタ》]]が飛躍的に[[強化]]される他、対応[[モンスター]]であれば[[《ワーム・ヴィクトリー》]]・[[《究極封印神エクゾディオス》]]とも[[コンボ]]可能。~
しかしいずれにせよ[[1ターンキル]]とみても[[戦闘]]補助とみても中途半端な数値であり、[[ディスアドバンテージ]]を考慮すると、[[【爬虫類族】]]で諸手を上げて採用できるほどの安定性はない。~
[[墓地へ送る]][[爬虫類族]]の数は、必ず4体で無ければならないため、上記[[カード]]が威力を増す終盤で[[モンスター]]切れを起こしてしまう危険性があるのも欠点。~
しかし、[[爬虫類族]]には[[墓地]]へ送られることで[[アドバンテージ]]を生み出せるものが少ない。~
特に[[【爬虫類族】]]であれば[[カテゴリ]]を問わず使えるような[[汎用性]]の高いものとなると、[[《キラー・スネーク》]]・[[《覇蛇大公ゴルゴンダ》]]・[[《溟界の滓−ヌル》]]・[[《夜刀蛇巳》]]・[[《ヤモイモリ》]]程度で限られている。~
加えて、上記の[[モンスター]]もタイムラグや[[発動条件]]、[[コスト]]などの関係から、1枚[[墓地へ送る]]ことが1枚の[[カード・アドバンテージ]]に同等で変換されるとは言い難い。~
そのため、[[《おろかな埋葬》]]のように「[[墓地へ送る]][[カード]]で[[ディスアドバンテージ]]を簡単に取り返せる」[[カード]]として扱うのは難しい。~
無論[[墓地を肥やす]]ことの意味は大きいが、[[手札]]を2枚消費する[[ディスアドバンテージ]]は意識する必要がある。~
[[同名カード]]を3体[[墓地へ送る]]ことができるため、[[墓地]]へ送った[[爬虫類族]]を[[《継承の印》]]で[[蘇生]]させる[[コンボ]]も可能だが、それには[[蘇生]]先を3枚積む必要があり、[[手札事故]]も招きやすい。~
[[爬虫類族]]自体のクセもあり、使用者のプレイングと構築力が問われる1枚と言えよう。
[[墓地]]を主軸として動く[[【溟界】]]では有用性が高く、[[自己再生]]用の[[溟界]]をこれ1枚で[[墓地]]に充分確保できる。~
[[溟界]]を使う場合以外では、上記の[[モンスター]]で水増ししつつ特定の[[爬虫類族]]の[[サポート>サポートカード]]をするか、[[墓地]]に大量の[[モンスター]]を置ける[[カード]]と考えた方が良いだろう。~
-かつては[[闇属性]]・[[爬虫類族]][[モンスター]]を[[墓地へ送る]]事で[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]などの[[ダークモンスター>リメイク]]のサポートに使われていた。~
[[墓地]][[発動]]以外で相性の良い[[カード]]としては、複数体の[[爬虫類族]]を[[蘇生]]できる[[《エーリアン・ソルジャー M/フレーム》]]が筆頭候補。~
[[墓地]]の[[爬虫類族]]の数だけ[[自己強化]]する[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]・[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]・[[《邪龍アナンタ》]]、[[墓地へ送る]][[カード]]次第では[[《ワーム・ヴィクトリー》]]・[[《究極封印神エクゾディオス》]]も該当する。~
-[[《X−セイバー パロムロ》]]を一気に[[墓地へ送る]]事ができるため、これによる[[無限ループ]]を狙う際に一考の余地がある。~
強力ではあるが、肝心の[[X−セイバー]]には他の[[爬虫類族]]が存在しないため、[[《オシャレオン》]]や[[《カゲトカゲ》]]などを併用する必要がある。~
//[[手札事故]]の危険性は否めないが、これらの[[カード]]を運用する上では十分に利用価値のある[[カード]]と言える。~
//また、[[《X−セイバー パロムロ》]]を一気に[[墓地へ送る]]ことができるため、これによる[[無限ループ]]を狙う際に一考の余地がある。~
//ただし、[[X−セイバー]]には他に[[爬虫類族]]が存在しないため、[[《オシャレオン》]]や[[《カゲトカゲ》]]などを併用する必要がある。~
//その他、[[通常モンスター]]を採用しているなら、[[《ゴギガ・ガガギゴ》]]を落として[[《ダイガスタ・エメラル》]]等で[[蘇生]]することも考えられる。~
-[[手札]]を消費して[[墓地を肥やす]]ため、[[墓地]]を減らして[[デッキ]]を膨張させる代わりに[[手札]]を増やす[[《貪欲な壺》]]とは正反対の[[効果]]を持ったカードと言える。~
[[手札コスト]]として[[モンスター]]を捨て、[[発動]]後に[[《貪欲な壺》]]を使えば、[[墓地]]の[[モンスター]]の枚数は変わらずに[[ハンド・アドバンテージ]]が−1になる。
同じく[[爬虫類族]]の[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]には[[《溟界の蛇睡蓮》]]も存在する。~
あちらは1枚限りだが[[手札コスト]]がないため、小回りが利くのが利点。~
もっとも、向こうの追加[[効果]]の条件を満たす手助けになることから[[シナジー]]が見込めるため、併用も視野に入る。~
-[[禁止カード]]の[[《キラー・スネーク》]]とは相性抜群である。~
//-逆に言うとこのカードの存在は[[《キラー・スネーク》]]が二度と復帰することがないことを暗に示しているとも言える。
//-復帰の可能性が100%ないことはない。
-[[手札]]から捨てられると[[自己再生]]できる[[爬虫類族]]の[[《未界域のツチノコ》]]は[[手札コスト]]要員として最適である。~
-[[イラスト]]では「4体」どころか何体も落ちてきている。
-かつては[[闇属性]]・[[爬虫類族]]を[[墓地へ送る]]ことで、[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]などの[[ダークモンスター]]のサポートに使われていた。~
-[[手札]]を消費して[[デッキ]]から[[墓地を肥やす]]ため、[[墓地]]を減らして[[デッキ]]を膨張させる代わりに[[手札]]を増やす[[《貪欲な壺》]]とは正反対の[[効果]]を持った[[カード]]と言える。~
-破格の性能を持つ[[墓地肥やし>墓地を肥やす]][[カード]]ながら、肝心の[[爬虫類族]]に[[墓地]]で機能するものが少なすぎるのが大きな悩みの種であった。~
逆に言えば、この[[カード]]の存在ゆえに[[墓地]]で機能する[[爬虫類族]]が出しにくかったとも言える。~
この欠点は第11期になって漸く改善傾向となった。([[下記のリスト>#list]]の内、半数以上が第11期に登場している。)~
-[[イラスト]]では、木々が立ち込めるジャングルもしくは森林にて、探検隊らに蛇が落下してくる恐怖の場面が描かれている。~
また、落ちてきている蛇の数は、[[効果]]の4体どころか見えるだけで12体も落ちてきている。~
-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおける「十代vsプロフェッサー・コブラ」戦にてコブラが使用。~
もう1枚の《スネーク・レイン》を[[コスト]]に、[[デッキ]]から[[《ヴェノム・ボア》]]2体と[[《ヴェノム・サーペント》]]・[[《ナーガ》]]を[[墓地]]に送った。~
2枚目を[[手札コスト]]に使い、[[デッキ]]から[[《ヴェノム・ボア》]]2体・[[《ヴェノム・サーペント》]]・[[《ナーガ》]]を[[墓地へ送った]]。~
これにより[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]の[[攻撃力]]を3000にまで戻した。~
**関連カード [#o9af7c33]
--アニメでの[[イラスト]]は所謂アニメ塗りであり、特に蛇に関してはかなり描き方が異なっていた。~
**関連カード [#card]
-[[《苦渋の選択》]]
-[[《デステニー・デストロイ》]]
**収録パック等 [#p1cf1839]
―[[爬虫類族]]の[[墓地肥やし>墓地を肥やす]][[カード]]~
※括弧内は[[爬虫類族]]以外の条件
-[[《エヴォルダー・リオス》]]([[炎属性]])
-[[《ブラックマンバ》]]
-[[《溟界の滓−ナイア》]]([[闇属性]])
-[[《溟界の滓−ヌル》]]([[光属性]])
-[[《ワーム・ゼクス》]]([[ワーム]])
-[[《ヴェノム・ショット》]]
-《スネーク・レイン》
-[[《溟界の大蛟》]]
-[[《溟界の蛇睡蓮》]]
-[[《黎溟界闢》]]
**[[デッキ]]から[[墓地へ送られた]]場合に[[発動]]するか、[[墓地]]で[[発動]]・[[適用]]する[[効果]]を持つ[[爬虫類族]] [#list]
&aname(LIGHT);
―[[光属性]]
-[[溟界]]
--[[《溟界の滓−ヌル》]]
--[[《溟界の漠−フロギ》]]
--[[《溟界王−アロン》]]
--[[《溟界神−オグドアビス》]]
--[[《溟界の黄昏−カース》]]
-その他
--[[《エーリアン・バスター》]]
--[[《オーバーレイ・イーター》]]
--[[《ワーム・ヤガン》]]
&aname(DARK);
―[[闇属性]]
-[[溟界]]
--[[《溟界の漠−ゾーハ》]]
--[[《溟界神−ネフェルアビス》]]
--[[《溟界の昏闇−アレート》]]
--[[《溟界妃−アミュネシア》]]
&aname(FIRE);
―[[炎属性]]
--[[《エヴォルド・メガキレラ》]]
--[[《覇蛇大公ゴルゴンダ》]]
―その他の[[属性]]
-[[デュアルモンスター>デュアル]]
--[[《エーリアン・ヒュプノ》]]
-その他
--[[《X−セイバー パロムロ》]]
--[[《キラー・スネーク》]]
--[[《地底王の尖兵》]]
--[[《夜刀蛇巳》]]([[効果]]で[[墓地へ送られた]]場合のみ)
--[[《ヤモイモリ》]]
**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【爬虫類族】]]
-[[【ヴェノム】]]
**収録パック等 [#pack]
-[[TACTICAL EVOLUTION]] TAEV-JP052 &size(10){[[Rare]]};
-[[DUELIST EDITION Volume 2]] DE02-JP020
-[[LINK VRAINS PACK 2]] LVP2-JP030
-[[デッキビルドパック エンシェント・ガーディアンズ]] DBAG-JP042 &size(10){[[Normal]],[[N-Parallel]]};
**FAQ [#occ2a70d]
Q:[[自分]]の[[デッキ]]に[[爬虫類族]][[モンスター]]4体存在しない場合にこのカードを[[発動]]することはできますか?~
A:いいえ、[[発動]]すること自体できません。[[自分]]の[[デッキ]]の中身を把握しておく必要があります。
**FAQ [#faq]
Q:[[自分]]の[[デッキ]]に[[爬虫類族]][[モンスター]]が4体以上存在しない場合、この[[カード]]を[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[発動]]できません。~
[[自分]]の[[デッキ]]の中身を把握しておく必要があります。~
Q:[[効果解決時]]に[[自分]]の[[デッキ]]に[[爬虫類族]][[モンスター]]が4体未満になった場合、残りの[[爬虫類族]][[モンスター]]を[[墓地]]へ送る処理は行いますか?~
A:いいえ、[[効果]]は[[適用]]されず処理されません。(10/06/12)
Q:[[効果処理時]]に[[自分]]の[[デッキ]]の[[爬虫類族]][[モンスター]]が4体未満になった場合、残りの[[爬虫類族]][[モンスター]]を[[墓地へ送る]]処理は行いますか?~
A:いいえ、[[効果]]は[[適用]]されず処理されません。(10/06/12)~
//質問だけしないでください。
//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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