*《ダーク・アームド・ドラゴン/Dark Armed Dragon》 [#e5d42d1f] 効果モンスター(制限カード) 星7/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守1000 このカードは通常召喚できない。 自分の墓地の闇属性モンスターが3体の場合のみ特殊召喚できる。 自分のメインフェイズ時に自分の墓地の闇属性モンスター1体を ゲームから除外する事で、フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。 [[PHANTOM DARKNESS]]で登場した[[闇属性]]・[[ドラゴン族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~ [[墓地]]に[[闇属性]][[モンスター]]が3体という[[召喚条件]]と、[[墓地]]の[[闇属性]][[モンスター]]を[[コスト]]に[[フィールド上のカード]]を[[破壊]]する[[起動効果]]を持つ。 [[特殊召喚]]するためには[[墓地]]の[[闇属性]][[モンスター]]を3体に揃えなければならないが、[[闇属性]][[モンスター]]をある程度投入し、あとは[[蘇生]]等で[[墓地]]を調整すれば条件を満たすのは容易。~ [[除去]][[効果]]の方は回数制限が無く、[[フィールド上のカード]]の種類を問わず[[破壊]]でき非常に強力。~ [[コスト]]は[[墓地]]からの[[除外]]だけであるため、[[相手]]の妨害が無い限り、[[特殊召喚]]した時点で最低3枚は[[アドバンテージ]]を稼げる。~ [[攻撃力]]も非常に高く、[[除去]][[効果]]で[[相手]]の場を一掃した後に痛烈な[[直接攻撃]]を叩きこめる。~ 他の[[モンスター]]の[[攻撃]]と併せれば[[1ターンキル]]も狙えるだろう。~ [[除去]][[効果]]の[[発動]]を妨げる[[《霊滅術師 カイクウ》]]や[[《スターダスト・ドラゴン》]]も先に[[戦闘破壊]]しておけば問題ない。~ [[【闇属性】]]関連のほとんどの[[デッキ]]では切り札となっている。~ [[制限カード]]だが、[[ドラゴン族]]であるため[[《エクリプス・ワイバーン》]]によって間接的な[[サーチ]]が、[[《神竜 アポカリプス》]]で[[墓地]]からの[[サルベージ]]ができる。~ [[相手]]も[[闇属性]]を多用する[[デッキ]]だった場合、[[コントロール奪取]]には注意が必要である。~ [[破壊]][[効果]]を使用され、[[攻撃]]された挙句、[[破壊]][[効果]]で[[自壊]]させられる。~ [[コントロール奪取]]でこそないものの、[[《N・ブラック・パンサー》]]なども危険である。 -[[《巨竜の羽ばたき》]]をノー[[コスト]]で打つことができる。 -[[《異次元からの埋葬》]]とも好相性。~ 実質「[[フィールド上のカード]]を3枚まで[[破壊]]する」[[除去]][[カード]]に変換される。 -「ダーク化した」という設定で、[[属性]]以外の[[ステータス]]は[[《アームド・ドラゴン LV7》]]と同じになっている。~ このため[[守備力]]は低く、[[《エネミーコントローラー》]]等の[[表示形式]]を変更する[[カード]]には注意が必要である。 --[[アームド・ドラゴン]]と[[シナジー]]を生む関係にはなく、[[【アームド・ドラゴン】]]に入れる必然性はない。~ しかし[[《アームド・ドラゴン LV5》]]や[[《アームド・ドラゴン LV7》]]の[[効果]]で[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]が可能で、かつ、高い[[攻撃力]]は[[手札コスト]]としても有用なので、[[《ダーク・シムルグ》]]型に限らず、[[闇属性]][[モンスター]]がある程度入っているなら検討価値はある。~ -[[08/09/01>禁止・制限カード/2008年9月1日]]の[[制限改訂]]で[[準制限カード]]に指定された。~ その後も[[【シンクロアンデット】]]や[[【シンクロダーク】]]等、[[闇属性]][[モンスター]]の調整が容易な[[デッキ]]にて使用され続け、[[09/03/01>禁止・制限カード/2009年3月1日]]には[[制限カード]]に[[制限強化]]された。~ その凶悪性から見て、[[制限緩和]]は難しいところ。 --[[制限カード]]になった現在では序盤から[[手札]]に確保することが難しくなり、[[墓地が肥えてきた>墓地を肥やす]]デュエル中盤に引いて[[腐る]]リスクも大きくなっている。~ それでも序盤のうちに引ければこれだけでゲームエンドに持ち込めるポテンシャルは健在で、出せない場合は[[《闇の誘惑》]]などの[[コスト]]にすることもできるため、現在でも多くの[[【闇属性】]][[デッキ]]に組み込まれている。~ --この[[カード]]が登場した頃は、一見難しい[[召喚条件]]の存在から後に流行することを予想する者は多くはなかった。~ その後に登場した[[シンクロ召喚]]という概念によって、[[墓地]]に落ちた[[シンクロ素材]]で墓地の条件を整え、[[シンクロモンスター]]を呼び出し、この[[カード]]に繋げるという、[[【変異カオス】]]における[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]に相当する様な働きを見せた。~ 特に[[【レスキューシンクロ】]]のギミックを取り入れた[[【シンクロダムド】>【ダムドビート】#a26c95d8]]は非常に流行していた。~ -「ダムド」というのはこの[[カード]]の略称である。~ この[[カード]]を使った[[デッキ]]は、その[[デッキ]]の特性を冠し【○○ダムド】などと呼ばれる事が多い。~ →[[【ダムドビート】]] --海外では名前の頭文字を取った「DAD」という略称で呼ばれている。~ -優秀な[[カード]]だが、元々[[レアリティ]]が低く、何度か再録されており入手しやすい。~ その後、[[DUELIST EDITION Volume 2]]で一気に[[Ultra]]にまで昇格した。~ --優秀さから海外版での初登場時は[[シークレットレア>Secret]]で収録されていた。~ //-原作・アニメにおいて―~ -コナミのゲーム作品において―~ 遊戯王ONLINE DUEL EVOLUTIONシーズン7において、この[[カード]]は実装されていなかったにも関わらず[[制限カード]]に指定されている。~ その後も[[闇属性]][[デッキ]]の切り札として使用され続けたため、遊戯王ONLINE DUEL ACCELERATORシーズン14では遂に[[禁止カード]]に指定された。~ しかしシーズン16で[[制限カード]]に復帰した。~ ~ 遊戯王WCS2009では[[【シンクロダムド】>【ダムドビート】#a26c95d8]]を使用する相手として登場。~ このゲームの[[禁止・制限カード]]の初期設定は[[08年9月のリスト>禁止・制限カード/2008年9月1日]]のものであるため、かなりの強敵である。~ --[[DUEL TERMINAL]]では、EXステージの[[ユベル>《ユベル》]]が使用する。~ [[ライフ]]4000制の中、この[[カード]]はかなりの脅威であり、[[《スナイプストーカー》]]や[[《手札断殺》]]で[[墓地]]調整を行い、速攻で特殊召喚してくる。~ また、アニメに登場していないにもかかわらず専用ボイスが用意されている。 //-神話・伝承において―~ **関連カード [#sa32c877] -[[アームド・ドラゴン]] -[[ダークモンスター>リメイク#k6aff6c8]] -[[《大天使クリスティア》]] -[[《地霊神グランソイル》]] -[[《未来サムライ》]] -[[《聖刻龍−セテクドラゴン》]] -[[《マスター・ヒュペリオン》]] ―《ダーク・アームド・ドラゴン》の姿が見られる[[カード]] -[[《Draconnection》]] -[[《大番狂わせ》]] **このカードを使用する代表的なデッキ [#m118bd86] -[[【ダムドビート】]] -[[【シンクロダーク】]] -[[【ダークモンスター】]] **収録パック等 [#y4fb1e26] -[[PHANTOM DARKNESS]] PTDN-JP019 &size(10){[[Rare]]}; -[[GOLD SERIES 2010]] GS02-JP008 &size(10){([[Gold]])}; -[[ストラクチャーデッキ−ドラゴニック・レギオン−]] SD22-JP012 -[[DUELIST EDITION Volume 2]] DE02-JP077 &size(10){[[Ultra]]}; **FAQ [#x19eeab2] Q:[[蘇生制限]]を満たしたこの[[モンスター]]を[[墓地]]や[[除外]]ゾーンから[[特殊召喚]]出来ますか?~ それともこの[[モンスター]]は「条件を満たしたときのみ[[手札]]から[[特殊召喚]]可能な[[特殊召喚モンスター]]」ですか?~ A:「条件を満たしたときのみ[[手札]]から[[特殊召喚]]する事ができる[[特殊召喚モンスター]]」です。~ 他の[[カードの効果]]によって[[墓地]]や[[除外]]ゾーンから[[特殊召喚]]する事はできません。(07/11/25)~ Q:[[墓地]]にある[[闇属性]][[モンスター]]が4枚以上では[[特殊召喚]]不可能ですか?~ A:3枚の時だけなので、4枚以上では不可能です。(07/12/25)~ //質問だけの投稿はお止めください。 //ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。