遊戯王カードWiki - のバックアップ(No.41)

《ハーピィズペット竜(ドラゴン)/Harpie's Pet Dragon》 †

効果モンスター
星７/風属性/ドラゴン族/攻2000/守2500
フィールド上の表になっている「ハーピィ・レディ」１体につき
攻撃力・守備力が３００ポイントアップ！

　遊戯王真デュエルモンスターズ封印されし記憶　付属カードで登場した風属性・ドラゴン族の最上級モンスター。
　自身の攻撃力を上昇させる永続効果を持つ。

　同類にアマゾネス達のペットである《アマゾネスペット虎》が存在するが、使い勝手は数段劣る。
　最上級モンスターでありながら、基本攻撃力は下級モンスターの《ジェネティック・ワーウルフ》と同じ。
　《ハーピィ・レディ》として扱う永続効果を持つ《ハーピィ・クィーン》の登場により、効果を受ける機会は増えた。
　しかし、対象となるモンスターを４体フィールド上に並べなければ、《青眼の白龍》のステータスを超える事ができない。
　《アマゾネスペット虎》と違って相手フィールド上の《ハーピィ・レディ》でも攻撃力がアップするが、望みは薄い。
　《ハーピィ・レディ三姉妹》でパワーアップしないのも残念な点である。
　だが効果の性質上《ヒステリック・パーティー》との相性はかなり良い。

　最上級モンスターの中でも、力不足なモンスターであると言わざるを得ない。
　後に登場したリメイク版の《ハーピィズペット仔竜》は、このカードより段違いに使い勝手が良い。
　だが、その《ハーピィズペット仔竜》の効果の対象になるというのがこのカードの唯一のメリットでもある。
　《暴風小僧》は《ドラゴンフライ》でリクルートできるので、最上級モンスターの中では比較的生け贄召喚が容易。
　また《ハーピィ・レディ１》を３体を揃えた時の攻撃力は3800になるため全く使えない事もないが、《始祖神鳥シムルグ》なら基礎攻撃力も高く、サポートカードも共有できる。

《ハーピィ・ガール》には対応しない。
古いカードなので仕方が無いといえばそれまでであるが。

日本版、海外版共にゲーム付属カードとしてのみ収録されただけで長らく再録されなかったが、Retro Pack 2で海外では7年ぶりに再録された。
Retro Pack 2のパッケージの裏側にも「Harpie's Pet Dragonを手に入れる絶好のチャンス」と英語で記されている。

原作・アニメにおいて―
決闘者の王国編における｢孔雀舞vs闇遊戯｣において登場。
優勝決定戦１回戦まで、ハーピィデッキの切り札としてとっておかれたモンスター。
OCGでは中途半端な再現であるため、原作では結構効果が違う。
アップする数値は同じだが、自分フィールドのハーピィしかカウントせず、守備力が上がらず、このモンスターはハーピィに対して攻撃できない。
また、《ハーピィ・レディ三姉妹》は３体のハーピィとして扱われていたので大幅なパワーアップを果たした。
一回洗脳されて《カタパルト・タートル》に射出されたが、《死者蘇生》で復活している。
その後最後は《カオス・ソルジャー》に一刀両断された。

アニメオリジナルでは｢デュエルクエスト編｣でも登場。
ドラゴンしか行動できない場所での《Ｆ・Ｇ・Ｄ》戦相手に使われた。
また「ドーマ編」にも登場。
ペガサス戦では《サウザンド・アイズ・サクリファイス》の装備カードになっていた。
このデュエルは省略されたのだが、続く城之内戦では本格的に登場。
《悪夢の三面鏡》の効果で分身した《ハーピィ・レディ》の存在で大幅に攻撃力がアップし切り札としての性能を王国編以来に見せ付けた。
必殺技は「セイント・ファイアー・ギガ」。