*《ハーピィズペット&ruby(ドラゴン){竜};/Harpie's Pet Dragon》 [#w1d3fa83]
 効果モンスター
 星7/風属性/ドラゴン族/攻2000/守2500
 フィールド上に表側表示で存在する「ハーピィ・レディ」1体につき、
 このカードの攻撃力・守備力は300ポイントアップする。

 [[遊戯王真デュエルモンスターズ 封印されし記憶 付属カード>ゲーム付属カード#q3829f4a]]で登場した[[風属性]]・[[ドラゴン族]]の[[最上級モンスター]]。~
 自身の[[攻撃力]]を上昇させる[[永続効果]]を持つ。

 同類に[[アマゾネス]]達のペットである[[《アマゾネスペット虎》]]が存在するが、使い勝手は数段劣る。~
 [[最上級モンスター]]でありながら、基本[[攻撃力]]は[[下級モンスター]]の[[《ジェネティック・ワーウルフ》]]と同じ。~
 [[対象]]となる[[モンスター]]を4体[[フィールド]]上に並べなければ、[[《青眼の白龍》]]の[[ステータス]]を超える事ができない。~
 [[《ハーピィ・レディ三姉妹》]]でパワーアップしないのも残念な点である。~
 [[《アマゾネスペット虎》]]と違って[[相手]][[フィールド]]上の[[《ハーピィ・レディ》]]でも[[攻撃力]]がアップするが、望みは薄い。~
 だが[[効果]]の性質上[[《ヒステリック・パーティー》]]との相性はかなり良く、[[《ハーピィ・レディ》]]として扱う[[永続効果]]を持つ[[《ハーピィ・クィーン》]]の登場により、[[効果]]を受ける機会は増えた。~
 また、[[《ハーピィ・チャネラー》]]から[[リクルート]]が可能であり、[[強化]]されて[[アタッカー]]になれるほか、[[エクシーズ素材]]として使える。

 総じて[[最上級モンスター]]の中でも、力不足な[[モンスター]]であると言わざるを得ない。~
 後に登場した[[リメイク]]版の[[《ハーピィズペット仔竜》]]は、この[[カード]]より段違いに使い勝手が良い。~
 その[[《ハーピィズペット仔竜》]]の[[効果]]の[[対象]]になるというのがこの[[カード]]の唯一の[[メリット]]でもある。~
 [[《暴風小僧》]]は[[《ドラゴンフライ》]]で[[リクルート]]できるので、[[最上級モンスター]]の中では比較的[[アドバンス召喚]]が容易。~
 また[[《ハーピィ・レディ1》]]を3体を揃えた時の[[攻撃力]]は3800になるため全く使えない事もないが、[[《始祖神鳥シムルグ》]]ならはじめから[[攻撃力]]2900で、サポートカードも共有できる。

-[[《ハーピィ・ガール》]]には対応しない。~
古い[[カード]]なので仕方が無いといえばそれまでであるが。

-日本版、海外版共に[[ゲーム付属カード>ゲーム付属カード#q3829f4a]]としてのみ収録されただけで長らく再録されなかったが、[[Retro Pack 2]]で海外では7年ぶり、[[トーナメントパック2009 Vol.4]]で日本では11年ぶりに再録された。~
Retro Pack 2の限定版ブリスターのパッケージの裏側には「Harpie's Pet Dragonを手に入れる絶好のチャンス」と英語で記されている。

-原作・アニメにおいて―~
「王国編」における「遊戯vs舞」戦にて舞が使用。~
優勝決定戦1回戦まで、[[ハーピィ]][[デッキ]]の切り札としてとっておかれた[[モンスター]]。~
OCGでは中途半端な再現であるため、原作では[[効果]]が違う。~
アップする数値は同じだが、[[自分]][[フィールド]]の[[ハーピィ]]しかカウントせず([[テキスト]]にはそう書いてあるが二人の会話からはそうは見えない)、[[守備力]]が上がらず、この[[モンスター]]は[[ハーピィ]]に対して[[攻撃]]できない。~
また、[[《ハーピィ・レディ三姉妹》]]は3体の[[ハーピィ]]として扱われていたので大幅なパワーアップを果たした。~
[[《洗脳−ブレインコントロール》]]されて[[《カタパルト・タートル》]]に[[射出]]されたが、[[《死者蘇生》]]で[[蘇生]]されている。~
最終的に[[《カオス・ソルジャー》]]に[[戦闘破壊]]された。~
~
アニメオリジナルの「デュエルクエスト編」でも登場。~
[[ドラゴン>ドラゴン族]]しか行動できない場所での[[《F・G・D》]]戦[[相手]]に使われた。~
「ドーマ編」の「舞vsペガサス」戦では[[《サウザンド・アイズ・サクリファイス》]]の[[装備カード]]になっていた。~
この[[デュエル]]は省略されたのだが、続く「城之内vs舞」戦では本格的に登場。~
[[罠カード]]《悪夢の三面鏡》の[[効果]]で分身した[[《ハーピィ・レディ》]]の存在で大幅に[[攻撃力]]がアップし切り札としての性能を王国編以来に見せ付けた。~
[[攻撃]]名は「セイント・ファイアー・ギガ」。

--舞の初登場時、遊戯は「奴の[[デッキ]]には[[《ハーピィ・レディ》]]以外の[[モンスターカード]]はない!」と心の中で断言していたが、実際にはこの[[カード]]がすでに入っていた。~
また、[[カード]]を[[セット]]する際にも[[《ハーピィの羽根帚》]]を差し置いて[[《カードを狩る死神》]]を「最も警戒すべき」と言い放っていた。

-コナミのゲーム作品において―~
GBのDMシリーズでは[[効果]]を持たない[[モンスター]]として登場し、オリジナルの[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が存在する。~
「[[ハーピィ]]にしかなつかないというペットにするには危険なドラゴン」と書かれている。

**関連カード [#g7a559a6]
-[[ハーピィ]]

―[[効果]]が適用される[[ハーピィ]]系[[モンスター]]
-[[《ハーピィ・レディ》]]
-[[《ハーピィ・レディ・SB》]]
-[[《ハーピィ・レディ1》]]
-[[《ハーピィ・レディ2》]]
-[[《ハーピィ・レディ3》]]
-[[《ハーピィ・クィーン》]]
-[[《ハーピィ・チャネラー》]]

―[[効果]]が適用されない[[ハーピィ]]系[[モンスター]]
-[[《ハーピィ・レディ三姉妹》]]
-[[《ハーピィ・ガール》]]

―類似系カード
//-[[《ハーピィズペット竜》]]
-[[《ハーピィズペット仔竜》]]
-[[《アマゾネスペット虎》]]

**収録パック等 [#s243e1f1]
-[[遊戯王真デュエルモンスターズ 封印されし記憶 付属カード>ゲーム付属カード#q3829f4a]] &size(10){[[Ultra]]};
-[[トーナメントパック2009 Vol.4]] TP12-JP002 &size(10){[[N-Parallel]]};

**FAQ [#f74d093b]
Q:[[《ハーピィ・レディ三姉妹》]][[《ハーピィ・ガール》]]で[[攻撃力]]&[[守備力]]はアップしますか?~
A:いいえ、アップしません。[[《ハーピィ・レディ》]]という名称の[[カード]]でなければ、この[[カードの効果]]は[[適用]]されません。

Q:[[《ハーピィ・レディ・SB》]][[《ハーピィ・レディ1》]][[《ハーピィ・レディ2》]][[《ハーピィ・レディ3》]]で[[攻撃力]]&[[守備力]]はアップしますか?~
A:はい、ルール上、これらの[[カード]]は[[《ハーピィ・レディ》]]と見なされるのでアップします。