遊戯王カードWiki - のバックアップ(No.65)

《ハーピィズペット竜(ドラゴン)/Harpie's Pet Dragon》 †

効果モンスター
星７/風属性/ドラゴン族/攻2000/守2500
このカードの攻撃力・守備力は、
フィールド上の「ハーピィ・レディ」の数×３００ポイントアップする。

　遊戯王真デュエルモンスターズ封印されし記憶　付属カードで登場した風属性・ドラゴン族の最上級モンスター。
　《ハーピィ・レディ》の数により自身の攻撃力と守備力を上昇させる永続効果を持つ。

　最上級モンスターでありながら元々の攻撃力は下級モンスタークラスと非常に低く、効果も大して有用とは言えない。
　このカードは《ハーピィ・チャネラー》と組ませる事で真価を発揮する。
　《ハーピィ・チャネラー》はこのカードをリクルート可能なため、レベル変化効果と併せてランク７のエクシーズ召喚が即座に可能となる。
　手札に来てしまっても《ハーピィ・チャネラー》や《ヒステリック・パーティー》のコストとすればよく、墓地へ送られた後は《ガルドスの羽根ペン》などでデッキに戻すことができる。
　《ハーピィ・チャネラー》からリクルートした場合は守備力は2800になるので壁とし、次のターンにアタッカーとしてもいい。

自己強化の際に参照するのは「フィールド上の《ハーピィ・レディ》」である。
《ハーピィズペット仔竜》とは異なり、「《ハーピィ・レディ》以外のハーピィと名のついたモンスター」はカウントしないが、「相手フィールドの《ハーピィ・レディ》」はカウントする。
一応、フィールド上の《ハーピィ・レディ》が２体以上なら、単純なステータスはまだこちらの方が上である。

日本版、海外版共にゲーム付属カードとして登場し、その後は長らく再録されなかったが、海外ではRetro Pack 2で７年ぶりに、日本ではトーナメントパック2009 Vol.4で11年ぶりに再録された。
さらにその4年後、LORD OF THE TACHYON GALAXYのハーピィ関連の登場に合わせてか、アドバンスド・トーナメントパック2013 Vol.1で再び再録された。
Retro Pack 2の限定版ブリスターのパッケージの裏側には「《ハーピィズペット竜》を手に入れる絶好のチャンス」と英語で記されている。
- 効果をフル活用しても《青眼の白龍》に勝てないステータスは第１期の登場時点で既に低く、長らく完全に実用性の枠外なカードとされていた。
  だが、このカードとのコンボを強く意識した《ハーピィ・チャネラー》が登場したことで、第８期にいきなり利用価値が誕生したという珍しいカードである。

原作・アニメにおいて―
「王国編」における「遊戯vs舞」戦にて舞が使用。
優勝決定戦１回戦まで、ハーピィデッキの切り札としてとっておかれたモンスター。
原作では《ハーピィ・レディ三姉妹》が《ハーピィ・レディ》３体分として扱われていたため、自身の効果で大幅なパワーアップを果たした。
《洗脳－ブレインコントロール》でコントロール奪取されて《カタパルト・タートル》で射出されたが、《死者蘇生》で蘇生された。
最終的に《カオス・ソルジャー》に戦闘破壊された。
アニメオリジナルの「デュエルクエスト編」でも登場し、ドラゴンしか行動できない場所での《Ｆ・Ｇ・Ｄ》戦相手に活躍した。
「ドーマ編」の「舞vsペガサス」戦では《サウザンド・アイズ・サクリファイス》の装備カードになっていた。(同固体が奪われた事で劣勢になるが、オレイカルコスの結界とドーマから与えられたカードでペガサスを倒したと思われる)
このデュエルは省略されたのだが、続く「城之内vs舞」（１戦目）では本格的に登場。
罠カード《悪夢の三面鏡》による《ハーピィ・レディ》の分身と《オレイカルコスの結界》により攻撃力3400にまで強化される。
《タイムマジック・ハンマー》で《ハーピィ・レディ》達が除外された事で弱体化し、更に《悪魔のサイコロ》で攻撃力を下げられて《魔導ギガサイバー》に戦闘破壊された。
攻撃名は「セイント・ファイアー・ギガ」。