通常魔法 自分フィールド上にモンスターが表側表示で存在しない場合、 ライフポイントを半分払って発動する事ができる。 自分のデッキからレベル4以下の 「E・HERO」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
PREMIUM PACK 13で登場した通常魔法。
ライフ半分をコストにデッキから下級E・HEROを特殊召喚する効果を持つ。
決して軽くない発動条件とコストを持つが、召喚権を使わずにE・HEROを展開できる。
1ターンキルが珍しくなく、とにかく手の早さが求められる現在の環境において、こうした速効性は評価できる。
重いライフコストも裏を返せばどれほどライフが減っていても発動できるという事であり、終盤の逆転につながる可能性もある。
サーチカードである《E・HERO エアーマン》や《E−エマージェンシーコール》に比べて制約の厳しさは目立つが、その分これら以上の働きをする事も珍しくないだろう。
《ミラクル・フュージョン》や《超融合》のように、強力ではあるが手札融合ができない融合カードが増えている事も、このカードの価値を上げている。
特殊召喚する候補としては、やはり《E・HERO エアーマン》が筆頭に上がる。
続けてサーチしたモンスターを通常召喚すれば、融合召喚やエクシーズ召喚等と様々な展開が期待できる。
単純な攻撃力を求めて《E・HERO アナザー・ネオス》を選択したり、手札のカードを一通り使い切った後に《E・HERO バブルマン》でのドローを狙うというのも有効。
また、《E・HERO バブルマン》は自己特殊召喚が可能なのでそちらの面でも選択肢となりうる。
純粋な【E・HERO】以外では、【コンタクト融合】でも活躍する。
ライフコストは《E・HERO エアー・ネオス》の攻撃力上昇に役に立ち、デッキから《E・HERO プリズマー》をリクルートすればそのままコンタクト融合や《スペーシア・ギフト》の発動ができる。
《E・HERO エアー・ネオス》と相性の良い《活路への希望》と併用する事で、ドローしながら更に迅速にライフポイントを減らす事も可能。
この他、融合素材として《E・HERO プリズマー》をタッチしたデッキでの採用も考えられる。
たとえば【剣闘獣】では、《E・HERO プリズマー》のカード名を《剣闘獣ベストロウリィ》にし、手札から別の剣闘獣を召喚すれば、1ターンで《剣闘獣ガイザレス》に繋げられる。
【Bloo−D】においても《E・HERO エアーマン》を特殊召喚することで、リリース要員を揃えるための通常召喚権を残しつつ《D−HERO Bloo−D》のサーチを行えるため相性がいい。
―イラスト関連
Q:効果解決時にモンスターが表側表示で存在する場合、特殊召喚する効果は適用されますか?
A:はい、適用され特殊召喚されます。(10/12/19)