*《フューチャー・ヴィジョン/Future Visions》 [#qb72b0c6] フィールド魔法 このカードがフィールド上に存在する限り、 自分または相手がモンスターの召喚に成功した時、 そのモンスター1体を選択してゲームから除外する。 召喚したモンスターのコントローラーから見て次の自分のスタンバイフェイズ時、 この効果で除外したモンスターを表側攻撃表示でフィールド上に戻す。 [[ANCIENT PROPHECY]]で登場した[[フィールド魔法]]。~ [[自分]]・[[相手]]を問わず、[[召喚に成功した]][[モンスター]]を一時的に[[除外]]し、その後[[戻す]][[効果]]を持っている。 ほとんどの[[ビートダウン]]の[[デッキ]]において攻めの要となる「[[表側攻撃表示]]での[[通常召喚]]」からの展開に対して強制的にタイムラグを生み出す。~ [[お互い]]に1[[ターン]]攻め手が遅れることになり、[[《ブラック・ガーデン》]]とはまた違った形で[[戦闘]]面の行動を大きく拘束する。~ また[[魔法>魔法カード]][[耐性]]や[[除外]][[耐性]]を持った[[モンスター]]はこの[[カードの効果]]を受けないので、結果として[[相手]]よりも早く行動することができる。~ いずれにせよ、単純に運用する場合は、[[自分]]の[[ターン]]に[[召喚]]をし終えてから[[発動]]するのが基本となるだろう。 ただし[[反転召喚]]・[[特殊召喚]]・[[リバース]]には対応していないため、[[相手]]によっては全く影響を与えられない事も少なくない。~ 例えば[[特殊召喚]]を多用する[[デッキ]]や[[サイクル・リバース]][[モンスター]]等には、この[[カード]]はほとんど効き目がない。~ [[【次元帝】]]のような[[《異次元の生還者》]]・[[《異次元の偵察機》]]を多用する[[デッキ]]に対してもあまり機能しない。 この[[カード]]を使うなら、一時的に[[除外]]するという性質を能動的に利用できる[[モンスター]]と併用するのが望ましい。~ 例として下記の様な活用方法があるので、これらを参考にして投入する[[カード]]を選択しよう。 > +[[妥協召喚]]することで[[ステータス]]が変化する[[モンスター]]~ [[《神獣王バルバロス》]]や[[《可変機獣 ガンナードラゴン》]]を[[妥協召喚]]すれば、次の[[ターン]]に[[元々の攻撃力]]となって帰ってくる。(09/08/03)~ +[[召喚]]した[[ターン]]の[[エンドフェイズ]]に[[デメリット]]が発生する[[モンスター]]~ [[《破壊竜ガンドラ》]]の様な、[[自壊]]等のタイミングが1回限りの[[モンスター]]の維持に利用する。~ +[[除外]]されることで[[効果]]を発揮する[[カード]]~ [[《異次元の偵察機》]]・[[《異次元の生還者》]]・[[《サイバー・ウロボロス》]]・[[《ネクロフェイス》]]・[[《魂吸収》]]等が存在する。~ +[[フィールド]]を[[離れる]]ことで[[効果]]が[[発動]]する[[モンスター]]~ [[《マインフィールド》]]や[[《フォーチュンレディ・ライティー》]]等、[[発動条件]]が難しい([[タイミングを逃し>タイミングを逃す]]やすい)[[カード]]の補助。~ +[[《異次元からの埋葬》]]を使う~ [[除外]]してある[[相手]][[モンスター]]を[[墓地へ送る]]ことで復帰を妨害し、[[除去]]として運用する。 +[[ノーコスト>コスト]]で[[表側表示]]の[[カード]]を[[バウンス]]できる[[カード]]~ [[《氷結界の虎王ドゥローレン》]][[《宇宙砦ゴルガー》]]等で、[[相手]]のみ間接的に[[召喚]]を封じることができる(FAQ参照)。 また、この[[カード]]は下記のような特定の[[モンスター]]に対しては強力な[[メタ]]として働く。~ > +[[召喚に成功した]]時に[[効果]]が[[発動]]する一部の[[モンスター]]~ 例を挙げるなら[[《魔導戦士 ブレイカー》]] 、[[雲魔物]]、[[サイバー・ダーク]]、[[アルカナフォース]]、[[デュアル]]等。~ これらの[[モンスター]]は[[効果]]の[[発動]]自体はできるものの、[[召喚]]成功時に[[除外]]される事で効果が無意味なものになってしまう。~ なお、同じ[[発動条件]]であっても「[[効果解決時]]にその[[モンスター]]が[[フィールド]]にいる必要が無い[[効果]]」を妨害することはできないので注意してほしい。 +[[シンクロ召喚]]の妨害~ 複数の[[モンスター]]を[[フィールド]]に揃える必要がある[[シンクロ召喚]]にとって、[[通常召喚]]が妨害されることはかなり痛い。~ [[《ジャンク・シンクロン》]]や[[《デブリ・ドラゴン》]]等の[[特殊召喚]][[効果]]も、低[[ステータス]]の[[モンスター]]を[[フィールド]]に残すだけとなってしまう。 -[[戻す]]行為は[[特殊召喚]]扱いではないので([[《亜空間物質転送装置》]]と酷似)、[[スピリット]]等も戻せる。~ //「(このWikiで言うところの[[帰還]])」という記載は不適切なのでコメントアウト なお、[[戻す]]べきタイミングで[[除外]][[効果]]を[[発動]]した《フューチャー・ヴィジョン》が存在しない場合、[[除外]]した[[モンスター]]は[[フィールド]]上に帰って来ない。 -[[《聖なる輝き》]]の影響下では、[[守備表示]]の[[通常召喚]]に対しても[[除外]][[効果]]が[[発動]]する。 -[[除外]]・[[戻す]]行為ともに[[チェーンブロック]]を作る。~ //よって[[相手]][[モンスター]]を[[除外]]した次の[[ターン]]に[[《大寒波》]]を使用する事で[[除外]]したままにする事が出来る~ また[[相手]][[ターン]]の[[バトルフェイズ]]終了時に[[《血の代償》]]の[[効果]]を[[発動]]して[[召喚]]を行うことで、[[自分]]のリスクを軽減することもできる。 -この[[カード]]における注意点は「[[同時に複数のカードが発動した場合]]」を参照。~ 例えば[[任意効果]]である[[《黒い旋風》]]の[[効果]]を、[[強制効果]]であるこの[[カード]]で阻害することはできない。 -癖の強い[[カード]]ではあるが、[[【フォーチュンレディ】]]で活用する以外にも様々な用途を見出せるため、価格は高値を維持していた。~ その後、再録された際にはノーマルまで[[レアリティ]]が落とされたため、現在は比較的容易に入手できる。 -原作・アニメにおいて―~ アニメ5D'sの「カーリーvsディヴァイン」(2戦目)においてカーリーが使用。~ [[《フォーチュンレディ・ライティー》]]と[[《地縛神 Aslla piscu》]]を[[ゲームから除外>ゲームから除外する(取り除く)]]し[[モンスター効果]]を[[発動]]させた。~ また、ディヴァインの[[《サイコ・コマンダー》]]を[[ゲームから除外>ゲームから除外する(取り除く)]]することで、[[シンクロ召喚]]を妨害した。 --アニメGXの「十代vsダークネス」戦において十代が《&ruby(フューチャーヴィジョン){未来への希望};》という[[罠カード]]を使っているが関連性は無い。 //-コナミのゲーム作品において―~ //-神話・伝承において―~ **関連カード [#y32e5a57] -[[《D−HERO デビルガイ》]] -[[《ワーム・ホール》]] -[[《ブラック・ガーデン》]] -[[《つまずき》]] -[[《怨霊の湿地帯》]] -[[《畳返し》]] //―[[イラスト]]関連 //カードのイラストに描かれているカードが存在した場合、そのカードをリンク //**このカードを使用する代表的なデッキ //-[[【】]] **収録パック等 [#n834779b] -[[ANCIENT PROPHECY]] ANPR-JP051 &size(10){[[Super]]}; -[[DUELIST EDITION Volume 4]] DE04-JP028 **FAQ [#d00ec4b3] Q:[[除外]]する[[効果]]は[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]ですか?~ A:はい、[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]です。なお、[[戻す]]方の[[効果]]は[[対象をとりません>対象をとる(指定する)効果]]。(09/04/20) Q:「[[除外]]時」および「[[戻す]]」時に両方で[[チェーンブロック]]を作りますか?~ A:はい、いずれも[[チェーンブロック]]を作ります。(09/04/20) Q:[[戻す]]処理を行う[[スタンバイフェイズ]]時にこの[[カード]]が無い時、[[モンスター]]を[[戻し>戻す]]ますか?~ [[戻さない>戻す]]場合、2枚目を[[発動]]してあった場合、戻しますか?~ A:《フューチャー・ヴィジョン》が[[フィールド]]上に存在しない場合、[[除外]]した[[モンスター]]は[[フィールド]]上に[[戻り>戻す]]ません。~ また、[[スタンバイフェイズ]]までに2枚目の《フューチャー・ヴィジョン》を[[発動]]している場合、その[[モンスター]]は1枚目の《フューチャー・ヴィジョン》の[[効果]]によって[[除外]]されているので2枚目を[[発動]]しても戻りません。(09/06/04) Q:[[召喚]]した[[モンスター]]が[[効果解決時]]に[[《月の書》]]等の効果で[[裏側表示]]になった場合もその[[モンスター]]は[[除外]]されますか?~ A:はい、[[除外]]されます。また、[[裏側表示]]になっていた[[モンスター]]が[[除外]]される場合でも[[表側表示]]になります。(09/05/21) Q:[[スタンバイフェイズ]]時に[[戻った>戻す]][[モンスター]]はその[[ターン]]の[[メインフェイズ]]に[[表示形式]]を変更できますか?~ A:できます。[[戻す]][[効果]]は[[特殊召喚]]とは異なるものです。(09/08/03) Q:この[[カード]]で[[スピリット]]が[[除外]]された後[[戻ってきます>戻す]]か?~ ([[特殊召喚]]不可なため)~ また[[戻る>戻す]]場合、その[[エンドフェイズ]]に[[スピリット]]の[[手札]]に[[戻す]][[誘発効果]]は[[発動]]しますか?~ A:[[特殊召喚]]ではないので[[フィールド]]上に戻します。~ この場合、[[エンドフェイズ]]の[[手札]]に戻る[[誘発効果]]は[[発動]]しません。([[召喚]]された[[ターン]]ではないため)(09/08/03) Q:この[[カード]]で[[除外]]された[[モンスター]]が[[モンスターカードゾーン]]が全部埋まった状態で戻れない場合にその[[モンスター]]はどうなりますか?~ A:その場合、その[[モンスター]]は[[墓地]]へ送られます。(09/10/31) Q:[[《血の代償》]]の[[効果]]を2回[[発動]]して[[モンスター]]を2体[[召喚]]しました。この場合、どのように処理しますか?~ A:[[《血の代償》]]の[[チェーン]]終了後に《フューチャー・ヴィジョン》の[[効果]]を[[発動]]します。~ この時[[チェーン]]1:《フューチャー・ヴィジョン》、[[チェーン]]2:《フューチャー・ヴィジョン》のように[[チェーン]]を組んで[[発動]]します。~ なお、[[戻す]]処理は別々の[[チェーン]]で処理を行います。(10/09/01) //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。