効果モンスター 星6/炎属性/ドラゴン族/攻2300/守1600 このカードは自分フィールド上に表側表示で存在する限り、 魔法の効果を受けない。 このカードがモンスターを戦闘によって破壊したターンのエンドフェイズ時、 このカードを墓地に送る事で「ホルスの黒炎竜 LV8」1体を 手札またはデッキから特殊召喚する。
SOUL OF THE DUELISTで登場したレベルアップモンスター?。
対魔法能力を備えたホルスの黒炎竜シリーズの第二形態。
通常召喚が可能な上級モンスターの中においても、一際優秀なドラゴン族モンスター。
《デス・ヴォルストガルフ》、《カイザー・グライダー》を差し置いて【ドラゴン族】の主役として活躍するようになった上級ドラゴン。
《アームド・ドラゴン LV5》、《仮面竜》と並び、SOUL OF THE DUELIST発売以降【ドラゴン族】を支えてくれている。
(…FLAMING ETERNITYで《竜魔人 キングドラグーン》が登場し、更に【ドラゴン族】の強さは跳ね上がったのだが。)
効果が実に優秀。魔法の影響を一切受けないため、非常に面白い動きをする。
まず、大きな強みは《地砕き》等の除去魔法では対処不可能である点。
《王宮のお触れ》等で罠を防げれば、除去手段はモンスター効果のみとなる。
当然《強奪》や《心変わり》等が効かないためコントロールも奪われにくく、《収縮》や《月の書》等による防御も無効化。
変わった所では《レベル制限B地区》や《悪夢の鉄檻》等の影響下でも普通に攻撃ができたりする。
その一方で《バーニングブラッド》や《デーモンの斧》等の強化魔法も受け付けないが、強化の頻度自体が低くほぼ問題は無いだろう。
罠・モンスター効果以外の弱点は「他のモンスターを展開しづらい」こと。
このカードはあくまでも単体の魔法無効効果しか持ち合わせていない。
コントロール奪取系の魔法を筆頭に、「フィールド上にこのモンスターしかいない」ことで腐らせることができる手札も多いのだ。
相手に生け贄を与えた上で《人造人間−サイコ・ショッカー》や《雷帝ザボルグ》等を召喚されようものなら目も当てられない。
この辺り、比較的に使い慣れない初心者が犯しやすいミスなので注意すること。
ちなみに、裏側守備表示で他のモンスターを出す分には悪影響は少ない…が、ゼロでもない。
より上位の存在に《ホルスの黒炎竜 LV8》がいる。
しかし、この状態でも十分に強力であり、デッキ構築に自信があるのならわざわざレベルアップする必要も無いだろう。
確かに《ホルスの黒炎竜 LV8》への進化過程でもあるが、攻撃力2300は上級モンスターとしても十分な数値だからだ。
専用デッキでも【ドラゴン族】でも、罠とモンスター効果にさえ気をつければ十分すぎる活躍が見込まれる。
…とはいえ、いくら魔法に強かろうが、罠は勿論数の多い攻撃力2400の上級モンスター達に簡単に殴り倒されてしまうので、過信しすぎないように。
なお、それらの除去対策に関しては《ホルスの黒炎竜 LV8》を参照のこと。
Q:このカードを《早すぎた埋葬》で墓地から特殊召喚することはできますか?
A:はい、できます。墓地に存在する場合は「魔法の効果を受けない」効果は適用されていないからです。
Q:このカードの《ホルスの黒炎竜 LV8》を特殊召喚する効果は任意ですか?
A:はい、任意効果になります。レベルアップモンスターのレベルアップはすべて任意効果になります。
Q:このカードのテキストに「魔法の効果は受けない」と記されていますが、《レベルアップ!》で墓地に送れますか?
A:《レベルアップ!》でモンスターを墓地に送る行為は「コスト」であり「効果」ではありません。そのため、問題なく墓地に送ることができます。
Q:《マクロコスモス》や《次元の裂け目》が発動している場合、エンドフェイズに墓地に送ってレベルアップすることはできますか?
A:いいえ、できません。
Q:自分の場のこのカードが戦闘によって相手の裏側守備表示の《X・E・N・O》を破壊してコントロールを奪われた場合、ターン終了時の効果処理の順番はどのようになりますか?また、相手もこのカードの効果を使用することはできますか?
A:
Q:相手モンスターカードゾーンにこのカードしかいなかった場合、自分が発動した《強制転移》の効果は不発に終わりますか?
A:はい、不発に終わります。