*《マシュマロン/Marshmallon》 [#y1a21d57] 効果モンスター 星3/光属性/天使族/攻 300/守 500 フィールド上に裏側表示で存在するこのカードを攻撃したモンスターのコントローラーは、 ダメージ計算後に1000ポイントダメージを受ける。 このカードは戦闘では破壊されない。 [[PREMIUM PACK 6>PREMIUM PACK#PP6]]で登場した[[光属性]]・[[天使族]]の[[下級モンスター]]。~ [[戦闘破壊]]されない[[永続効果]]と、[[攻撃]]された際[[ダメージ計算後]]に[[ダメージ]]を与える[[誘発効果]]を持つ。~ [[壁]]となりつつ、[[バーン]][[ダメージ]]も与える、まさしく[[【ロックバーン】]]や[[【ウォールバーン】]]にぴったりの[[効果]]を持つ。~ [[除去]]に[[耐性]]はないものの、手軽に[[相手]]の[[攻撃]]を抑制できるので[[《光の護封剣》]]と同じ感覚で運用が可能。~ [[ダメージ]]の量は決して無視できないものであり、[[【ビートバーン】]]にも採用しやすい。~ 一方、[[相手]]も[[ロック]][[デッキ]]や[[バーン]][[デッキ]]であった場合は、あまり[[効果]]を活かせない。~ また[[貫通]][[効果]]や、[[攻撃表示]]強要系に弱く、[[サンドバッグ]]にされる事は必至である。~ [[【天使族】]]では、[[《天空の聖域》]]でサポートしたい。~ -[[シンクロモンスター]]などが登場する前の[[環境]]では、この[[カード]]が[[除去]]できず[[デュエル]]が膠着してしまうことも多かった。~ [[罠カード]]では[[除去]]しづらく、[[《魂を削る死霊》]]のような弱点も無いため、この[[カード]]1枚で詰むことすらあったのである。~ [[《地砕き》]]等で[[除去]]できたとしても[[1:1交換]]であり、[[バーン]]や時間稼ぎを考慮すると十分すぎるほど役割を果たせた。~ しかし、[[除去]][[効果]]を備えた[[モンスター]]が増え、[[シンクロモンスター]]や[[エクシーズモンスター]]を利用することで比較的簡単に対処できるようになった。~ 相対的にこの[[カード]]の[[カードパワー>パワーカード]]は落ちたが、現在でも[[バーン]]を兼ねた時間稼ぎ・[[シンクロ素材]]・[[エクシーズ素材]]などに時折利用されている。~ -「[[戦闘]]で[[破壊されない]]」[[モンスター]]を抑制するため、[[05/03/01>禁止・制限カード/2005年3月1日]]に[[制限カード]]に指定される。~ その後はのちに同じく[[制限カード]]になった[[《魂を削る死霊》]]と一緒に採用されることが多く、採用率が落ちるのもほぼ同時期だった。~ しかしその後[[《魂を削る死霊》]]は再び[[環境]]に復活したのにこの[[カード]]は復活できず、[[【代行者】]]での[[壁]]としての役目も[[《ジェルエンデュオ》]]に奪われる。~ 採用率に勝る[[《魂を削る死霊》]]の緩和を後目になかなか[[制限カード]]から動かなかったが、ようやく[[12/03/01>禁止・制限カード/2012年3月1日]]で[[準制限カード]]へと緩和され、[[12/09/01>禁止・制限カード/2012年9月1日]]ではとうとう[[制限解除]]された。~ -回数制限がない[[戦闘破壊]][[耐性]]を持つ[[通常召喚]]可能な[[下級モンスター]]の中では、唯一[[デメリット]]がなかった為か初級者がよく[[デッキ]]に入れている[[カード]]としても知られている。~ ([[2004年の発売>PREMIUM PACK#k12df297]]以降長らく間を置き、[[およそ10年後>THE DUELIST ADVENT]]に[[《超重武者ワカ−O2》]]が登場した。)~ //-[[戦闘破壊]][[耐性]]を持つ[[通常召喚]]可能な[[下級モンスター]]の中でも珍しい[[デメリット]]を持たない[[モンスター]]の為か初級者がよく[[デッキ]]に入れている[[カード]]としても知られている。~ 他は[[自壊効果を持っていたり>《魂を削る死霊》]]、[[攻撃表示にされると守備表示に出来なかったり>《アルカナフォース0−THE FOOL》]]と少し癖がある。~ もっとも、[[裏側守備表示]]で[[攻撃]]を受けた時の[[効果]]のために、[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]や[[《天罰》]]で[[除去]]される点では、[[《アルカナフォース0−THE FOOL》]]等に劣る。~ ちなみに、後に登場した[[《超重武者ワカ−O2》]]は上記の[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]も克服している。~ [[下級モンスター]]以外ならば[[《キャッスル・ゲート》]]のように[[デメリット]]を持たない[[カード]]は多いが、これらは[[リリース]]なしで[[通常召喚]]できないことがある意味欠点と言えるか。 -「[[戦闘破壊]]されない([[モンスター]]が[[戦闘ダメージ]]を受けない)事」と「([[プレイヤー]]が)[[戦闘ダメージ]]を受けない事」は全く別。~ [[間違えやすい>間違えやすいルール#h8f43e1e]]が[[モンスター]]が[[破壊されない]]だけで[[ダメージ計算]]は通常と同じく行う。~ -登場以降は期間限定のパックにしか収録されておらず入手困難だったが、[[ストラクチャーデッキ−ロスト・サンクチュアリ−]]で再録された。~ -公式動画「カリスマ研究生がゆく!」のコーナーでは白咲が視聴者から寄せられたお薦め[[カード]]から選んだ[[モンスター]]の1体として登場。~ 白咲本人は《マシュマロン》を「可愛い!」と、とても気に入っており自身の[[デッキ]]名を「マシュマロンタルトデッキ」を名付け、《マシュマロン》を「私の[[デッキ]]の[[キーカード]]」と発言した。~ 一方、こうした企画の趣旨から外れた白咲の発言や言動に周りのスタッフやナレーターは呆れた様子であった。~ -名前の由来は、お菓子の「マシュマロ」だろう。~ [[英語名]]も「マシュマロン(Marshmallon)」と「Marshmallow」と一字違いである。~ この[[モンスター]]の[[戦闘破壊]][[耐性]]はマシュマロの高い弾力性がモチーフになっているのだろう。~ -原作・アニメにおいて―~ 「記憶編」における「表遊戯vs闇獏良」戦において表遊戯が使用。~ 「この[[カード]]は魔法・特殊能力以外の[[攻撃]]を受け付けない」という記述により、剣での[[攻撃]]を行う[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]の[[攻撃]]を何度も[[無効]]にした。~ アニメでは[[魔法カード]]《死霊の守備封じ》で強制的に[[攻撃表示]]にされ、[[守備表示]]にできる状況において[[直接攻撃]]をしていたこともあり、[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]と《死霊導師デスクレジット・メイジ》の[[攻撃]]で大きな[[ダメージ]]を受けていた。~ また、[[カード]]の絵柄が一度だけ[[《ワタポン》]]の物になっていた。~ どちらも最終的に[[《破壊竜ガンドラ》]]の[[生け贄]]となった。~ その後の「戦いの儀」「遊戯vsアテム」戦では、[[《ブラック・マジシャン》]]の魔法[[攻撃]]によって[[破壊]]されている。~ アニメでは[[効果ダメージ]]が引導[[火力]]となり得る場面で[[セット]]されたが、[[《千本ナイフ》]]によって[[破壊]]された。~ --アニメGXの「万丈目vsゲルゴ」戦にてゲルゴが使用。~ プロデュエリストであるのに何故か[[バーン]][[効果]]を生かせない[[表側守備表示]]で[[召喚]]し、次の[[ターン]]に[[貫通]][[効果]]を持つ《&ruby(ホワイトナイツ){白騎士団の};ランサー》に[[攻撃]]されてしまった。~ もっとも、この時の万丈目の[[ライフ]]は1000を超えていたので、[[裏側守備表示]]の状態で[[攻撃]]されたとしても、結果は変わらなかったのだが。~ さらに、第4期の「十代&明日香vs鮫島校長&トメさん」のペアデュエルでトメさんが使用。~ しかし、この[[カード]]の[[戦闘破壊]][[耐性]]を勘違いしたため、あろうことか[[攻撃表示]]で[[通常召喚]]し、その後[[連続攻撃]]されてしまった。~ また、ヨハンを探すべく異世界へ向かった十代たちが再会したタニヤの仲間として登場。~ 明かりが消え、怯んでいた[[鳥獣族]]たちに[[攻撃]]を仕掛けた。~ --「十代vsミスターT」(2戦目)にてミスターTが使用した[[魔法カード]]《サウザンド・パニッシャー》の[[イラスト]]に描かれている。~ //ttp://yugioh.wikia.com/wiki/Thousand_Punisher --見た目は可愛いのだが、[[攻撃]]の時はクリオネの様に頭の口が大きく開かれ、鋭い歯で噛み付く。~ --劇場版「遊戯王〜超融合!時空を越えた絆〜」にて、[[デュエル]]をしている少年が使用していた。~ [[相手]]の[[《剣闘獣ベストロウリィ》]]と対峙しているのが確認できる。~ --アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};の「遊馬vs神宮寺」戦において神宮寺が使用した[[速攻魔法]]《ダブル・チェック》の[[イラスト]]に描かれている。~ また、Dチーム・ゼアルでは、オービタル7の回想シーンでハルトの寝室にぬいぐるみとして確認できる。~ --漫画5D'sの7巻のオマケ漫画では、作者の佐藤雅史氏が2013年のホワイトデーに、バレンタインのお返しとして《マシュマロン》を持った鬼柳京介のイラストを送ったというエピソードを紹介している。~ 《マシュマロン》を選んだ理由は、「お返しはキャンディかマシュマロかクッキー」と思ったためであったが、後日、マシュマロに「あなたが嫌い」というメッセージが込められていると知ったという。 -コナミのゲーム作品において―~ 多くの[[OCG]]準拠のゲームにて、「[[戦闘]]では[[破壊]]されない」という[[効果]]のアイコンとしてこの[[モンスター]]の[[イラスト]]が使われている。~ [[WCS2008>ゲーム付属カード#qe1d54fb]]では対戦[[相手]]として登場するが、なんと3パターンも[[デッキ]]が存在する。~ デュエルワールドでは[[【光属性】]]を、[[タッグデュエル]]では[[【終焉のカウントダウン】]]を、デュエリストイメージは[[【次元帝】]]を使用する。~ また、特別な制限リストでは[[禁止カード]]に指定されている。~ **関連カード [#l24f5d19] -[[《マシュマロンのメガネ》]] -[[《魂を削る死霊》]] -[[《ジェルエンデュオ》]] -[[《アルカナフォース0−THE FOOL》]] -[[《X−セイバー パシウル》]] -[[《レプティレス・ナージャ》]] -[[《明鏡止水の心》]] -[[《ミスト・ボディ》]] //-[[《ホワイトポータン》]] ―《マシュマロン》の姿が見られる[[カード]] -[[《カード・フリッパー》]] **収録パック等 [#a1297c92] -[[PREMIUM PACK 6>PREMIUM PACK#PP6]] PP6-001 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]]}; -[[トーナメントパック2007 Vol.4]] TP04-JP001 &size(10){[[N-Parallel]]}; -[[GOLD SERIES]] GS01-JP003 &size(10){([[Gold]])}; -[[ストラクチャーデッキ−ロスト・サンクチュアリ−]] SD20-JP013 -[[BEGINNER'S EDITION 1(第7期)]] BE01-JP206 &size(10){[[Secret]]}; -[[THE GOLD BOX]] GDB1-JP003 &size(10){[[Gold]]}; -[[決闘王の記憶−闘いの儀編−]] 15AY-JPC22 &size(10){[[Ultra]]}; **FAQ [#ydd62ab4] Q:[[戦闘]]によって[[破壊されない]][[効果]]は[[チェーンブロック]]を作りますか?~ A:いいえ、[[永続効果]]なので作りません。 Q:[[裏側守備表示]]の《マシュマロン》を[[《天空騎士パーシアス》]]で攻撃し[[貫通]][[ダメージ]]を与えた際の各[[誘発効果]]の発動処理の仕方はどういう順番ですか?~ A:それぞれの[[効果]]は[[チェーン]]を組んで逆順処理を行います。~ したがって、[[チェーン]]1にて[[攻撃]]した[[《天空騎士パーシアス》]]の[[効果]]、[[チェーン]]2にて[[攻撃]]された《マシュマロン》の[[効果]]を[[発動]]し、先に《マシュマロン》の[[効果]]によって[[ダメージ]]を受けた後、[[《天空騎士パーシアス》]]の[[効果]]によって[[ドロー]]します。(12/06/17)~ →[[同時に複数のカードが発動した場合]] //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。