通常罠 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分の墓地及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、 「HERO」モンスター4体を除外し、自分の墓地の「HERO」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する。 「地」「水」「炎」「風」の全ての属性を除外して発動した場合には、 この効果で特殊召喚したモンスターの元々の攻撃力は倍になり、 相手フィールドの全ての表側表示のカードの効果は無効化される。
デュエリストパック−レジェンドデュエリスト編6−で登場する通常罠。
4体のHEROを除外コストとしてHEROを蘇生する効果を持ち、特定の4属性のHEROを除外した場合は攻撃力倍加と相手フィールドの表側表示のカードの効果を無効化する効果を追加で得る。
召喚条件を無視した蘇生ができるものの、墓地コストで4体ものHEROを除外する必要がある。
コストこそ大きいものの、HERO融合モンスターを召喚条件無視できる蘇生カードとしては、発動の条件やタイミングが指定されていない。
フリーチェーンかつ完全蘇生のため、中盤以降なら他の蘇生カードに比べ非常に容易に運用していける。
とはいえ、同じ除外であれば《ミラクル・フュージョン》で2枚目や別の融合モンスターを出す方が消費は少なくなる。
よって、フリーチェーンである点を活かすか、可能な限り追加効果を狙う形となるだろう。
除外した中に地・水・炎・風が揃っていれば、攻撃力を倍にしつつ、相手フィールドの効果を無効にできる。
4枚で4種類のため、基本的にはこれらを1枚ずつ除外する形となり、光属性・闇属性が多い場合は狙いづらい。
《E・HERO エリクシーラー》は1体で全ての属性を満たせ、残りの3体の属性は何でもよくなるが、永続効果であるためフィールドに表側表示で存在する必要があり、墓地に存在する場合は光属性のみなので注意。
その他、《轟雷帝ザボルグ》なら4属性のHEROを墓地へ送る事が可能。
攻撃力が倍になるため、《E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン》・《E・HERO ワイルドジャギーマン》等ならばそのままゲームエンドも狙えるだろう。
表側表示の全ての効果を無効にできるため、大きく攻め込むことができる。
とはいえ、そのモンスターに《スキルドレイン》のような効果を付与するわけではなく、あくまで特殊召喚処理時に表側表示の分だけしか無効にならない。
伏せカードや後から出てきたカードの効果は有効なため、過信は禁物である。
―イラスト関連