*《マジック・ランプ/Ancient Lamp》 [#jb346ef6]
 効果モンスター
 星3/風属性/魔法使い族/攻 900/守1400
 自分のメインフェイズ時、このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、
 自分の手札から「ランプの魔精・ラ・ジーン」1体を特殊召喚する事ができる。
 また、フィールド上に裏側守備表示で存在するこのカードが相手モンスターに攻撃された場合、
 そのダメージ計算前に攻撃モンスター以外の相手モンスター1体を選択して発動する。
 攻撃モンスターは選択したモンスターと戦闘を行い、ダメージ計算を行う。

 [[LIMITED EDITION 3>LIMITED EDITION#ke3b0eac]]で登場した、[[風属性]]・[[魔法使い族]]の[[下級モンスター]]。
 [[手札]]の[[《ランプの魔精・ラ・ジーン》]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]と[[相手]][[モンスター]]に攻撃を受け流す[[効果]]を持つ。~

 1つ目の[[特殊召喚]]能力の方は、[[召喚]]対象となる[[《ランプの魔精・ラ・ジーン》]]が[[通常モンスター]]であるため、少々使いにくい。~
 [[《ランプの魔精・ラ・ジーン》]]や[[魔法使い族]]の[[通常モンスター]]を[[墓地]]から回収するため、[[《闇の量産工場》]]を使う手もある。~
 《マジック・ランプ》は[[魔法使い族]]であり、[[《ヂェミナイ・エルフ》]][[《ブラック・マジシャン》]]等と共に[[《ディメンション・マジック》]]を活用可能。~
 防御能力と[[《ランプの魔精・ラ・ジーン》]]の[[特殊召喚]]により、[[《ブラック・マジシャン》]][[《コスモクイーン》]]等の[[リリース]]を揃えられる。~
 またこのカードが[[風属性]]、[[《ランプの魔精・ラ・ジーン》]]が[[闇属性]]なので、[[《ダーク・シムルグ》]]とも相性が良い。
 1つ目の[[特殊召喚]][[効果]]は、対象となる[[《ランプの魔精・ラ・ジーン》]]が[[悪魔族]][[通常モンスター]]であるため、少々使いにくい。~
 [[《ランプの魔精・ラ・ジーン》]]を[[特殊召喚]]し[[生け贄]]に利用する、[[墓地]]に行った[[《ランプの魔精・ラ・ジーン》]]を[[《闇の量産工場》]]で回収し、再度展開するという戦術も可能である。~
 また、このカードが[[風属性]]、[[《ランプの魔精・ラ・ジーン》]]が[[闇属性]]なので、[[《ダーク・シムルグ》]]とも相性が良い。~

 2つ目の[[効果]]は、生きる[[《マジックアーム・シールド》]]とでもいうべき[[効果]]。~
 もちろん、[[相手]][[フィールド]]上に2体以上[[モンスター]]が存在しないと使えない。~
 更に、[[《抹殺の使徒》]]や[[《光の護封剣》]]等に弱いといった弱点も持っている。~
 2つ目の[[効果]]は、[[《マジックアーム・シールド》]]と同様の[[効果]]であり、[[相手]][[モンスター]]が2体以上存在することが前提となる。~
 また、[[相手]][[モンスター]]により[[リバース]]することがトリガーとなるため、[[《抹殺の使徒》]]等の[[リバース効果モンスター]]が苦手とする[[カード]]に加え、[[《光の護封剣》]]等の[[表示形式]]を変更する[[カード]]にも弱い。~
 しかし、[[攻撃]]の受け流しに成功すればほぼ確実に[[相手]][[モンスター]]を1体[[破壊]]できる。~
 ゆえに、[[《サイバー・ドラゴン》]]や[[《魔導ギガサイバー》]]等[[特殊召喚]]するタイプの[[半上級モンスター]]の[[メタカード]]として機能する。
 ゆえに、[[《サイバー・ドラゴン》]]等の自身を[[特殊召喚]]する[[半上級モンスター]]の[[メタカード]]として機能する。~


-[[裏側守備表示]]で[[攻撃]]される際に[[発動]]するのは[[誘発効果]]、[[ダメージステップ]]の前処理で[[リバース]]した時点で[[発動]]するか選択できる。~
[[相手]]に[[攻撃モンスター]]以外にもう一体いないと[[発動]]はできない。~
この効果は、[[攻撃対象]]を移す[[モンスター]]に対して[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]、対象に選択できない[[モンスター]]だけであった場合には[[不発]]になるし、選択された[[《魂を削る死霊》]]はその[[ダメージステップ]]終了後[[破壊]]される。~
なお[[《伝説のフィッシャーマン》]]などを選択することは可能。([[攻撃対象]]を選んだわけではないため)~
また、この[[効果]]によって[[巻き戻し]]は行われないため、[[ダメージステップ]]の前処理以前に[[発動]]すべき[[効果]]は、その後には[[発動]]しない。~
--例、[[《忍者マスター SASUKE》]]で、[[裏側守備表示]]の《マジック・ランプ》を[[攻撃]]されたので[[リバース]]後、[[相手]]のもう一体の[[表側守備表示]]の[[《マシュマロン》]]に[[攻撃対象]]に選択。~
[[《忍者マスター SASUKE》]]の[[効果]][[発動]]タイミングはそれ以前であるため[[発動]]せず、そのまま[[ダメージ計算]]を行う。~
という流れになる。~

-1つ目の[[効果]]は[[起動効果]]。~
一度の起動で1体の[[《ランプの魔精・ラ・ジーン》]]を[[特殊召喚]]でき、1[[ターン]]に何度でも[[発動]]することができる。~
([[手札]]に[[《ランプの魔精・ラ・ジーン》]]がない場合は不可能。)~
[[自分]][[ターン]]の[[メインフェイズ]]に、ノーコストで、且つ何度でも[[発動]]できる稀有な[[起動効果]]であり、[[《光と闇の竜》]]の[[攻撃力]]を800まで下げた上で[[《ランプの魔精・ラ・ジーン》]]で[[殴り倒す>戦闘破壊]]様な芸当も可能。

-名前は似ているが、[[《魔法のランプ》]]とは何の関係もない。


-原作・アニメにおいて―~
王国編での「遊戯vs海馬」で海馬が使用。~
原作では[[罠カード]]で、[[《ランプの魔精・ラ・ジーン》]]との[[コンボ]]で[[相手]]の[[攻撃]]を何度でも跳ね返す事ができるなかなか強力なカードだった。~
その後の乃亜編では「海馬vs剛三郎」で海馬が使用。~
[[効果]]はOCGと同じになり、[[モンスター]]として[[守備表示]]で出されたが、[[《エクゾディア・ネクロス》]]によってあっさり[[破壊]]される。~
その後[[《死者蘇生》]]によって[[特殊召喚]]され、その[[効果]]で[[《ランプの魔精・ラ・ジーン》]]を呼び出して二体の[[生け贄]]を揃え、[[《青眼の白龍》]][[召喚]]に貢献した。~

--海外オリジナルのカプモン編にも登場している。~

-コナミのゲーム作品において―~
GB版では[[通常モンスター]]であったが、GBA版では[[《ランプの魔精・ラ・ジーン》]]を自分の[[デッキ]]に関係なく[[フィールド]]に出現させる[[効果]]([[トークン]]生成能力に近い)を持っており、[[生け贄]]確保のために重宝されていた。

**関連カード [#u3d9ae7d]
-[[《ランプの魔精・ラ・ジーン》]]

-[[《マジックアーム・シールド》]]
-[[《ミュータント・ハイブレイン》]]
-[[《コンフュージョン・チャフ》]]

-[[《幻影の妖精》]]

-[[《魔法のランプ》]]

**収録パック等 [#n325d487]
-[[STRUCTURE DECK−海馬編− Volume.2]] SK2-013
-[[STRUCTURE DECK−海馬編−]] KA-16
-[[LIMITED EDITION 3>LIMITED EDITION#ke3b0eac]] L3-08 &size(10){[[Ultra]]};
-[[トーナメントパック2009 Vol.2]] TP10-JP008

**FAQ [#wed78f77]
Q:[[《ランプの魔精・ラ・ジーン》]]の[[特殊召喚]]は何回できますか?~
A:回数制限はありません。[[手札]]と[[モンスターカードゾーン]]の空きがあるならば1[[ターン]]に何回でも可能です。

Q:[[自分]]の[[裏側守備表示]]《マジック・ランプ》が[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃]]を受け、[[効果]]で[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃]]を[[相手]][[フィールド]]上の[[裏側守備表示]]の《マジック・ランプ》を選択した場合、どのように処理しますか?~
A:この場合、「[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃]]」を[[発動条件]]にしている「[[相手]]の《マジック・ランプ》」の[[効果]]は[[発動]]しません。

Q:[[裏側守備表示]]《マジック・ランプ》が攻撃された際発動する効果は《スキルドレイン》で[[無効]]化されますか?~
A:[[リバース]]後の発動のため[[無効]]化されます。(08/03/26)~

Q:[[相手]][[フィールド]]上に[[《天空騎士パーシアス》]]と[[守備表示]]の[[《ゴブリン突撃部隊》]]が存在し、[[自分]]の[[裏側守備表示]]《マジック・ランプ》がその[[《天空騎士パーシアス》]]の[[攻撃]]を受けました。~
そこで[[自分]]は《マジック・ランプ》の[[効果]]で[[相手]]の[[《ゴブリン突撃部隊》]]を選択しましたが、この場合[[戦闘ダメージ]]を受けるのはどちらのプレイヤーですか? また、[[《天空騎士パーシアス》]]の[[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:この場合、[[戦闘ダメージ]]は[[相手]]プレイヤーが受けます。そのため、[[《天空騎士パーシアス》]]の[[効果]]は[[発動]]しません。(10/01/31)~