通常モンスター 星5/地属性/魔法使い族/攻1350/守1200 黒いマントをはおった魔術師。正体は言葉を話すシシ。
BOOSTER3で登場した地属性・魔法使い族の通常モンスター。
そのインパクトのあるステータスから古参プレイヤーの間ではわりと意味で有名なモンスターである。
単体で起用したとき、全上級モンスター中最弱のモンスター。
《アイツ》のように通常モンスターであっても、そのモンスターを専用にサポートするカードがある場合には、意図的にレベルに見合わない能力値を設定したり、能力値を極端に低く設定する場合はあるが、当然このカードにはそういったものもない。
攻守共にリクルーターにすら倒されてしまうのに、何の能力も持たない上級モンスター。
同様に弱いカードとして《モリンフェン》や《シェイプ・スナッチ》も存在するが、このカードの攻守はそれらすら下回ってしまう。
初期に登場した通常モンスターとはいえ、下級モンスターよりも能力値が低いのは流石にいただけない。
このカードと《モリンフェン》が最弱上級モンスター候補とされている。
両者の差異は「攻撃力1500以下という縛りでリクルートが出来るかどうか」と「リクルートモンスターの基準攻撃力である1400を、単独で戦闘破壊出来るか」という程度である。
《ダーク・ネクロフィア》の餌になり、優遇されている闇属性を持った《モリンフェン》に対し、魔法使い族であるこのカードは《マジシャンズ・クロス》などで底力を見せることが出来る。
《ディメンション・マジック》や《マジシャンズ・サークル》でこのカードが特殊召喚されたら、相手は驚くこと間違い無しである。
一応、両者とも仲良く《カオスエンドマスター》からリクルート出来るので、シンクロモンスターのレベル調整として使用してくれる人がいるかもしれない。
チューナー以外のモンスターに彼らの種族に指定されてるレベル8のシンクロモンスターが出れば、非常に理想的である。
―色違いモンスター