シンクロ・効果モンスター 星9/光属性/機械族/攻2200/守1100 「ヴァイロン」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 このカードがシンクロ召喚に成功した時、 自分の墓地に存在する装備魔法カード1枚を選択してこのカードに装備する事ができる。 装備カードを装備したこのカードは、 装備カード以外の魔法・罠カードの効果では破壊されない。
DUEL TERMINAL −オメガの裁き!!−で登場した光属性・機械族のシンクロモンスター。
シンクロ召喚成功時に墓地の装備魔法を装備する効果と、装備カードを装備する事で得られる魔法・罠カードへの破壊耐性を持つ。
レベル9のためシンクロ召喚しにくく、チューナーもヴァイロンのみに指定されている。
組み合わせとしては《ヴァイロン・プリズム》+《サイバー・ドラゴン》か《ヴァイロン・キューブ》+レベル6モンスターが妥当だろうか。
レベルの割にはステータスが低いが、自身の効果や《ヴァイロン・プリズム》等を用いる事で、低い攻撃力をカバーすることができる。
装備する時は普通に《ヴァイロン・マテリアル》等でもいいが、発動コストを無視できるので《アームド・チェンジャー》等も候補に挙がる。
他のモンスターは1体でも良いので、レベル1の《ヴァイロン・スフィア》をチューナーに用いれば、普通はシンクロ素材に使い難いレベル8のモンスターもシンクロ素材にできる。
装備カードを装備すれば自身に破壊耐性を付けることができ、自身の効果も相まって場持ちは期待できる。
しかし、特殊召喚に成功した時は無防備なので、《激流葬》や《奈落の落とし穴》などは普通に効いてしまう。
除外やバウンスは勿論のこと、流行のモンスター効果には一切対応していないのも大きな欠点。
レベル9としては低い攻撃力も難点であり、ほぼ装備魔法依存のため《月の書》にも弱く、その上守備力も低い為、弱点も多い。
先攻1ターン目に《簡易融合》等を用いてシンクロ召喚するか、《月の書》に対しては、《八式対魔法多重結界》を用いてカバーするのが良いだろうか。
機械族であることもあり、《リミッター解除》とは相性は抜群である。
エンドフェイズの自壊も自身の効果で無効にでき、《巨大化》と組み合わせれば攻撃力8800となり1ターンキル圏内に入る。
(《リミッター解除》による攻撃力の上昇は元に戻るので注意。→特殊裁定)
ただし、《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》に吸収されてしまうという欠点でもあり、主力のほとんどが天使族である【ヴァイロン】では《リミッター解除》を採用しづらいということもある。
Q:このカードをシンクロ召喚し、効果を発動しました。
これに対し相手が《激流葬》を発動する場合どのような処理になりますか?
A:このカードの装備効果をチェーン1とし、相手の《激流葬》をチェーン2と組みます。
その後、《激流葬》でこのカードが破壊され、装備効果は不発となります。(10/12/02)
Q:相手の《古代の機械掌》、《ヴィシャス・クロー》、装備魔法扱いの《ヴァイロン・ステラ》等の効果で装備カードを装備しているこのカードは破壊されますか?
(「装備カード以外の魔法・罠カードの効果では破壊されない」の装備カードとは、《ヴァイロン・アルファ》自身の装備しているカードのみを指すのですか?)
A:はい、その場合でも破壊され、このカード自身が装備している装備カード以外の他の装備カードの効果でも破壊されます。(10/12/09)