フィールド魔法 フィールド上のアンデット族モンスターの攻撃力は ダメージ計算時のみ500ポイントアップする。 また、1ターンに1度、相手のデッキからカードが墓地へ送られた時、 自分の手札・デッキから「ヴァンパイア」と名のついた 闇属性モンスター1体を墓地へ送り、 フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。
SHADOW SPECTERSで登場したフィールド魔法。
アンデット族を全体強化する効果、ヴァンパイアを墓地へ送る事でフィールド上のカードを破壊する効果を持つ。
前半の効果は単純な種族限定全体強化。
アンデット族は汎用性の高いモンスターが少なく、デッキを選ぶので、相手を強化するリスクは小さい。
《威圧する魔眼》の発動がしづらくなる事もなく、《ヴァンパイア・ロード》等と組み合わせてダメージ増大を図りつつ効果的にデッキ破壊と除去ができる。
逆にウイルスカードとはコンボできなくなっている。
後半の効果は、《ヴァンパイア・ロード》等のデッキ破壊効果に除去を追加し、更に墓地を肥やす事もできるので、メリットは多い。
《ヴァンパイア・ソーサラー》を速やかに墓地へ送る事ができるのは非常に優秀である。
《ヴァンパイア・グレイス》は起動効果で除去が行えるカードへと化ける。
相手ターンでもデッキからカードが墓地に送られれば破壊効果を使える為、《Vain−裏切りの嘲笑》や《墓守の使い魔》とコンボができる。
特に後者は、相手が攻撃宣言してくる度にフィールド上のカードを破壊でき、攻撃を躊躇させられる。
ただし、手札・デッキのヴァンパイアが無いと効果を使えないため、ヴァンパイアの枚数に気を配る必要がある。
また、どのような方法で墓地へ送られても発動できるため、相手に対するメタになり得る。
特に様々な行動がトリガーになる【ライトロード】にとっては極めて厄介な効果である。
欠点として、強制効果であるため自分のカードを破壊してしまうリスクがある。
また、墓地へ送るヴァンパイアが無くなると、確認のために手札・デッキを相手に公開する事になる。
場合によっては、《ヴァンパイア・シフト》の発動を助けるためにこのカードを破壊する、という選択肢もある。
Q:攻撃力がアップする効果はチェーンブロックが作られますか?
A:いいえ、作られません。(13/08/01)
Q:このカードの破壊効果は強制効果ですか?
A:強制効果です。
したがってデッキにヴァンパイアがない場合も発動し、この場合墓地へ送る処理も破壊の処理も行いません。(13/08/11)
Q:デッキ・手札の「ヴァンパイア」と名のついた闇属性モンスターを墓地へ送り、カードを破壊する効果はチェーンブロックが作られますか?
A:はい、作られます。(13/08/01)
Q:相手が《カードガンナー》の効果を発動した時、このカードはいつ発動しますか?
A:《カードガンナー》から始まる一連の効果処理の後、改めてチェーンブロックを作り発動します。(13/08/11)
Q:《マクロコスモス》がフィールド上に存在する時にこのカードの効果でデッキから「ヴァンパイア」と名のついた闇属性モンスターを墓地へ送る代わりに除外された場合、破壊する効果は適用されますか?
A:いいえ、適用されません。(13/09/05)