*《遺言状/Last Will》 [#b3d54cfe] 通常魔法(制限カード) このターンに自分フィールド上のモンスターが自分の墓地へ送られた時、 デッキから攻撃力1500以下のモンスター1体を特殊召喚する事ができる。 レベルを無視して、デッキから攻撃力1500以下のモンスターを特殊召喚できるカード。~ 汎用性が高く、用途も広い、[[制限カード]]入りしている優秀な通常魔法。~ 発動条件はあるものの、現在の環境だと毎ターンカード破壊の応酬となっているので、かなり発動しやすい。~ 一度発動しておけば、条件を満たしたターン内であればダメージステップ以外のいつでも効果を適用させることができる。~ つまりあらかじめ発動しておき、メインフェイズ1に生け贄召喚、すぐに効果を適用せずバトルフェイズでその[[上級モンスター]]が攻撃、その後に改めてバトルフェイズ中に効果を適用しモンスターを特殊召喚、特殊召喚したモンスターで追撃…といった運用をすることもできる。~ 主な使い時は、バトルフェイズで相手の[[《炸裂装甲》]]や[[《深淵の暗殺者》]]に引っ掛かった場合のメインフェイズ2。~ あるいは、[[上級モンスター]]の生け贄召喚や、[[《ならず者傭兵部隊》]]や[[《キャノン・ソルジャー》]]などの生け贄効果の後が望ましい。~ また、先にメインフェイズ1に使っておくことで、相手モンスターに特攻、あるいは相殺した、または[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]の効果使用後、追撃としても使える。~ 特殊召喚するモンスターは、「攻撃力1500以下」であれば良いため選択肢は非常に広い。~ 攻め入る際には[[《お注射天使リリー》]]や[[《不意打ち又佐》]]等を[[サーチ]]すると良いだろう。~ 当然、[[《異次元の女戦士》]]や[[《ならず者傭兵部隊》]]、[[《ニュードリュア》]]等の[[単体除去]]カードは優先順位が高い。~ 防御面では、生け贄にも使える[[《黄泉ガエル》]]や、破壊されない効果を持つ[[《魂を削る死霊》]]や[[《マシュマロン》]]等。~ 特に[[《黄泉ガエル》]]は[[《遺言状》]]の効果を発動させるのにも最適。~ ★5以上のモンスターだと、[[《サテライト・キャノン》]]や[[《激昂のムカムカ》]]等の変わったものしかいない。~ 非常に優秀なカードなのだが、現在は[[絶版]]となってしまっており、入手が困難なのが大きな難点か。~ 遊戯王OCGプレイヤーならば、しっかり1枚は所持しておきたい所ではあるが…。~ 一度は[[制限カード]]になるも使用率の低下から[[制限解除]]、その数年後に[[1ターンキル]]への対策か再び[[制限カード]]となる。~ 条件はあるものの、任意で広い選択肢からサーチできるカードが強力なのは周知の事実。~ [[《黒き森のウィッチ》]]が禁止、[[《クリッター》]]が制限されている現在、妥当といえば妥当か。~ -[[《強制転移》]]などで相手の場に送ったモンスターを破壊しても発動条件は満たせない。 -かつて[[【サイエンカタパ】]]のキーカードとしても用いられた。~ [[《魔導サイエンティスト》]]も[[《カタパルト・タートル》]]も共に[[《遺言状》]]で[[サーチ]]することができたためだ。 -また現在でも[[【サイドラ1キル】]]などにおいてしばしば見かける。~ [[《ならず者傭兵部隊》]]や[[《キャノン・ソルジャー》]]→[[《遺言状》]]で[[《デビル・フランケン》]][[サーチ]]…という流れを作るためだ。 -[[【大逆転クイズ】]]では保険として使用される。~ **関連カード [#o75d77d4] **収録パック等 [#w521e2d7] -[[EX]] -[[EX-R]] EX-39 **FAQ [#a14813be] Q:相手フィールド上に存在する自分のモンスターを墓地に送った時にこのカードの効果を適用することはできますか?~ Q:自分フィールド上に存在する相手のモンスターを墓地に送った時にこのカードの効果を適用することはできますか?~ A:いいえ、できません。(自分フィールド上で自分のモンスターが墓地へ送られた時のみ適用)~ Q:[[《神の宣告》]]や[[《昇天の角笛》]]でモンスターの召喚が無効にされ、破壊された時にこのカード効果を適用することはできますか?~ A:いいえ、できません。(召喚に成功していないため、まだフィールド上に存在していない扱い)~