*《&ruby(おんりょう){怨霊};の&ruby(しっちたい){湿地帯};/Vengeful Bog Spirit》 [#hf55155d]
 永続魔法
 召喚・反転召喚・特殊召喚されたモンスターは、
 そのターンに攻撃する事ができない。

 [[Labyrinth of Nightmare −悪夢の迷宮−]]で登場した[[永続魔法]]。~
 [[召喚]]・[[反転召喚]]・[[特殊召喚]]された[[モンスター]]の[[攻撃]]を封じる。

 [[ビートダウン]][[相手]]には、嫌らしい[[ロック]]となる。~
 特に[[スピリット]]は[[戦闘]]ができずに[[手札]]に戻る事になる。~
 一方、[[トゥーン]]は[[召喚]][[ターン]]に[[攻撃]]できない[[デメリット]]を打ち消せる。~

 元々[[攻撃]]をしない[[【ドローゴー】]]等の[[デッキ]]では、[[戦闘]]を遅らせるために重宝する。~
 [[《ホルスの黒炎竜 LV6》]]のように[[魔法カード]]の[[効果を受けない]][[モンスター]]を使うと、こちらだけ[[召喚]]した[[ターン]]に[[攻撃]]が可能となる。~
 [[サイクル・リバース]][[モンスター]]も最大限に利用でき、[[《魔封じの芳香》]]を併用すればより強力な[[ロック]]となる。

 各種[[カウンター]]を乗せるまでの時間稼ぎにも使える。~
 [[《ヴェノム・スワンプ》]]と同時に展開する事で、[[召喚]]された[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃]]を封じ、安全に[[ヴェノムカウンター]]を注入できる。~
 [[【エーリアン】]]では、[[《エーリアン・サイコ》]]や[[《「A」細胞増殖装置》]]と併用する事で[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃]]を封じ、[[《集団催眠》]]も[[発動]]しやすくなる。

 だが[[永続魔法]]なので[[除去]]され易く、[[《つまずき》]]と違い[[召喚]]した後でその[[ターン]]に[[除去]]された場合でも[[攻撃]]を許してしまう。~
 [[《つまずき》]]や[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]の方が[[コンボ]]も組みやすく、[[ロック]]としても確実である。~

-[[攻撃]]できないのは、あくまで「[[召喚]]・[[反転召喚]]・[[特殊召喚]]された[[モンスター]]」だけ。~
元々場にいた[[モンスター]]や[[《太陽の書》]]などで[[表側表示]]に変えられた[[モンスター]]は影響を受けない。~

-他のTCGにおける「[[召喚]]酔い」といえる[[効果]]である。

-原作・アニメにおいて―~
アニメ版の「闇獏良vs闇マリク」戦にて闇マリクが使用。~
[[《ダーク・ネクロフィア》]]を筆頭とする、バクラが展開した[[上級モンスター]]達の[[攻撃]]を抑制した。~
しかし[[《ラーの翼神竜》]]の「速攻効果」によってこれを無視し、[[モンスター]]を焼き尽くした。

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#h70617d8]
-[[《つまずき》]]
-[[《光の護封陣》]]
-[[《フューチャー・ヴィジョン》]]

-[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]

-[[《ビッグホーン・マンモス》]]

-[[トゥーン]]

-[[《湿地草原》]]

**収録パック等 [#rec2a4a1]
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP033
-[[BEGINNER'S EDITION 2(第7期)]] BE02-JP030
-[[DUELIST LEGACY Volume.3]] DL3-135
-[[Labyrinth of Nightmare −悪夢の迷宮−]] LN-52
-[[STRUCTURE DECK−ペガサス・J・クロフォード編−]] PE-36

**FAQ [#u67a6d6a]
Q:[[モンスター]]を[[召喚]]・[[反転召喚]]・[[特殊召喚]]し、その後同じ[[ターン]]にこの[[カード]]を[[発動]]した場合、その[[モンスター]]も[[攻撃]]できなくなりますか?~
A:はい、その場合でも[[攻撃]]できなくなります。(10/10/13)