通常魔法(禁止カード) 相手の手札を見る。 その中からカードを1枚選択して相手のデッキに戻し、デッキをシャッフルする。
Magic Ruler −魔法の支配者−で登場した相手の手札に対してピーピング・手札破壊を行える通常魔法。
ハンデス三種の神器の中でも最高と謳われ、禁止カードに指定されたままである。
制限カードの時は手札破壊デッキだけでなく、【スタンダード】や、その他様々なデッキにも必ず投入され、他の二枚より採用率が高かった非常に使いやすい1枚。
まず《押収》・《いたずら好きな双子悪魔》と違い、ノーコストで相手の手札を見ることができるので、今後の駆け引きを有利に進める事ができる。
初級者は軽視しがちだが、ピーピング能力とは存外に強力なのである。
更に手札を1枚選んでデッキに戻せるため、1:1交換をしている事になる。
こっちはこれを、向こうはその時点で最も強力なカードを1枚失う事になり、確実に1:1交換以上の得をしている。
また、カードを「デッキに戻す」ので、墓地から回収するカード(《早すぎた埋葬》等)で再利用できなくしてしまうのも強み。
明らかに《押収》等の“墓地に捨てる?”カードよりも強い凶悪カードなのである。
対【エクゾディア】に対して有効な1枚だったこともある。
《黒き森のウィッチ》が禁止、《クリッター》が制限の環境では、デッキからのサーチは難しかった。
そのため、デッキに戻されるのは墓地に送られるよりキツかったのである。
このように安易にアドバンテージを稼げるからか、05/03/01から禁止カードに指定された。
ハンデス三種の神器中最高の性能を誇るアドバンテージの塊のため、制限復帰されることは無いであろう。
―《強引な番兵》の姿の見られるカード