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*《&ruby(げんしせいめいたい){原始生命態};ニビル/Nibiru, the Primal Being》 [#top]
効果モンスター
星11/光属性/岩石族/攻3000/守 600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手が5体以上のモンスターの召喚・特殊召喚に成功したターンのメインフェイズに発動できる。
自分・相手フィールドの表側表示モンスターを全てリリースし、このカードを手札から特殊召喚する。
(1):相手が5体以上のモンスターを召喚・特殊召喚した自分・相手ターンのメインフェイズに発動できる。
自分・相手フィールドの表側表示モンスターを可能な限りリリースし、このカードを手札から特殊召喚する。
その後、相手フィールドに「原始生命態トークン」(岩石族・光・星11・攻/守?)1体を特殊召喚する。
このトークンの攻撃力・守備力は、この効果でリリースしたモンスターの元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値になる。
この効果は相手ターンでも発動できる。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/1164113663478734848
//「/photo/1」は必要ない
[[EXTRA PACK 2019]]で登場する[[光属性]]・[[岩石族]]の[[最上級モンスター]]。~
[[表側表示]]の[[モンスター]]を全て[[リリース]]して[[手札]]から[[特殊召喚]]し、[[リリース]]した[[モンスター]]の[[元々のステータス>元々の攻撃力(守備力)]]を合計した[[ステータス]]を持つ[[原始生命態トークン]]を[[相手]][[フィールド]]に[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つ。~
[[EXTRA PACK 2019]]で登場した[[光属性]]・[[岩石族]]の[[最上級モンスター]]。~
[[表側表示]]の[[モンスター]]を可能な限り[[リリース]]して[[手札]]から[[特殊召喚]]し、[[リリース]]した[[モンスター]]の[[元々のステータス>元々の攻撃力(守備力)]]を合計した[[ステータス]]を持つ[[原始生命態トークン]]を[[相手]][[フィールド]]に[[特殊召喚]]する[[誘発即時効果]]を持つ。~
[[相手]]が5体以上の[[モンスター]]を[[召喚]]・[[特殊召喚]]した[[ターン]]という[[発動条件]]があるが、現在の[[環境]]主流[[デッキ]]では展開に際して多数の[[特殊召喚]]を行うのが普通であり、[[相手]][[ターン]]なら満たすのは難しくない。~
[[相手]]が5体以上の[[モンスター]]を[[召喚]]・[[特殊召喚]]した[[ターン]]という[[発動条件]]があるが、現在の[[環境]][[主流デッキ]]では展開に際して多数の[[特殊召喚]]を行うのが普通であり、[[相手]][[ターン]]なら満たすのは難しくない。~
[[相手]]がこの[[カード]]を警戒して[[召喚]]・[[特殊召喚]]の回数を4体以内に抑えたとしても、そうするとそもそも動きが止まってしまう[[デッキ]]も多く、そうなった時点で役目は果たせている。~
[[【メタビート】]]や一部の[[地雷]][[デッキ]]、非[[主流デッキ]]を[[相手]]にすると[[腐る]]恐れはあるが、それらの大半は速度が遅く、1枚[[腐って>腐る]]も大きな[[ディスアドバンテージ]]にならないか、少量の[[メタカード]]があれば対処できる場合が多い。~
ただし[[【フルバーン】]]や[[【エクゾディア】]]の様な特殊な非[[ビートダウン]][[デッキ]]は苦手。~
ただし、[[【メタビート】]]や一部の[[地雷]][[デッキ]]、[[【フルバーン】]]や[[【エクゾディア】]]の様な特殊な非[[ビートダウン]]を[[相手]]にすると[[腐る]]恐れがある。~
この[[効果]]の[[発動]]タイミングは5体目の[[召喚]]・[[特殊召喚]]時ではなく、5体を超えて以降の[[メインフェイズ]]であれば[[フリーチェーン]]で[[発動]]可能となる。~
このため、相手が展開を終え[[メインフェイズ]]を終了する際に一網打尽にするといった運用も可能。~
詳しくは後述するが、[[《増殖するG》]]とは異なり「[[特殊召喚]]をした数」ではなく「[[特殊召喚]]をした[[モンスター]]の数」を数える。~
このため、[[相手]]が展開を終え[[メインフェイズ]]を終了する際に一網打尽にするといった運用も可能。~
一方、完全に展開を終えるのを待つと後述のように対処できる[[モンスター]]を出される可能性もあり、途中で妨害すべきかの読みが求められる。~
また、[[スタンバイフェイズ]]や[[バトルフェイズ]]での[[特殊召喚]]も数えるため、[[【剣闘獣】]]等の[[バトルフェイズ]]の[[特殊召喚]]に対し[[メインフェイズ]]2に[[発動]]することもできる。~
極めて限定的なケースとなるが、[[自分]][[ターン]]でも[[相手]]が大量の[[特殊召喚]]をしてきた場合には適用できる。
また、[[スタンバイフェイズ]]や[[バトルフェイズ]]での[[特殊召喚]]も数えるため、[[【剣闘獣】]]等の[[バトルフェイズ]]の[[特殊召喚]]に対し[[メインフェイズ2>メインフェイズ#M2]]に[[発動]]することもできる。~
極めて限定的なケースとなるが、[[自分]][[ターン]]でも[[相手]]が大量の[[特殊召喚]]をしてきた場合には[[適用]]できる。~
[[【トライブリゲード】]]に対しては、[[相手]]が[[《鉄獣の抗戦》]]により4体を[[特殊召喚]]して[[リンク召喚]]を行った場合、丁度5となるので[[発動条件]]を満たす。~
この[[カード]]の役割としては、[[相手]][[フィールド]]の[[モンスター]]を[[リリース]]して[[除去]]するという[[壊獣]]に近いものとなる。~
[[壊獣]]と比較すると、この[[カード]]は[[相手]][[ターン]]中にも[[除去]]できるので、[[相手]]の盤面を崩すだけでなく、盤面を作る前に[[除去]]して展開を止めやすい。~
反面、この[[カード]]の[[特殊召喚]]は[[効果の発動]]を伴い[[効果]]で[[リリース]]するため、[[壊獣]]より[[除去]][[カード]]としての確実性は低い。~
[[効果]]の[[発動]]を[[無効]]にされた場合には何もできずに終わるため、[[コスト]][[リリース]]となる[[壊獣]]のように[[チェーン]]不可の[[除去]]としては使えない。~
[[耐性]]に防がれることもあるほか、[[《外神アザトート》]]が[[エクシーズ召喚]]された[[ターン]]・[[《夢幻崩界イヴリース》]]を[[送りつけ]]られた場合等には[[特殊召喚]][[効果]]は[[発動]]自体できなくなる。~
反面、この[[カード]]の[[特殊召喚]]は[[効果の発動]]を伴い[[効果]]で[[リリース]]するため、[[コスト]]で[[リリース]]する[[壊獣]]より[[除去]][[カード]]としての確実性は低い。~
[[《フルール・ド・バロネス》]]や[[《召命の神弓−アポロウーサ》]]などによって[[効果の発動]]を[[無効]]にされた場合には何もできずに終わる。~
[[耐性]]に防がれることもあるほか、[[モンスター効果の発動]]が封じられた[[ターン]]・[[《夢幻崩界イヴリース》]]を[[送りつけ]]られた場合等には[[特殊召喚]][[効果]]は[[発動]]自体できなくなる。~
また、[[表側表示]][[モンスター]]であれば任意で選べず、[[自分]][[フィールド]]も含む全てを[[リリース]]することも場面を選ぶ要素となる。~
[[自分]]の盤面を覆されるほどの展開でリセットに使うということも考えられるが、そこまでの状況では上述のように[[発動]]を封じられる布陣の可能性も高い。~
[[墓地]]で[[発動]]する[[効果]]の回避や[[サンドバッグ]]にする等で任意に残すようなことはできないため、豪快さと引き換えに小回りも効かない。~
[[自分]]の盤面を覆されるほどの展開で[[リセット]]に使うということも考えられるが、そこまでの状況では上述のように[[発動]]を封じられる布陣の可能性も高い。~
[[墓地]]で[[発動]]する[[効果]]の回避や[[サンドバッグ]]にする等で任意に残すようなことはできないため、豪快さと引き換えに小回りも利かない。~
場合によっては、[[除去]]したつもりが[[墓地]][[効果]]ですぐにリカバリされてしまうこともあるため、タイミングを読む必要があるだろう。~
この[[カード]]の[[特殊召喚]]後、[[相手]][[フィールド]]に[[トークン]]が[[特殊召喚]]される。~
[[リリース]]した[[モンスター]]の[[ステータス]]を全て合計し、状況によっては非常に高い[[攻撃力]]を得るので、[[守備表示]]で[[特殊召喚]]し返しの[[ターン]]で処理する、[[攻撃]]させない運用が基本となる。~
[[リリース]]の多くが[[守備力]]を持たない[[リンクモンスター]]ならば、[[守備力]]は低く返しの[[ターン]]に[[戦闘破壊]]で処理しやすい。~
たとえ[[攻撃力]]・[[守備力]]がともに高くとも、[[効果]]は持たないため[[効果]]での[[除去]]は容易に行えるだろう。~
たとえ[[攻撃力]]・[[守備力]]がともに高くとも、[[耐性]]は持たないため[[効果]]での[[除去]]は容易に行えるだろう。~
その他、各種素材の消費等で[[フィールド]]に残っている[[モンスター]]数が減っているタイミングや[[ステータス]]の低い並びのタイミングであれば、合計値も小さくなる。~
一方、[[相手]]によって[[原始生命態トークン]]を[[《リンク・スパイダー》]]などに変換された場合は、事実上[[相手]]に後続の展開を許してしまう上に、上記の戦法が役に立たなくなってしまう。~
[[相手]][[フィールド]]に[[光属性]][[モンスター]]を[[特殊召喚]]するので、[[《シャイニング・アブソーブ》]]で[[攻撃力]]を利用することもできる。~
[[《洗脳解除》]]などで高[[攻撃力]]の[[原始生命態トークン]]を[[コントロール奪取]]し、返しの[[ターン]]に、[[攻撃]]すれば[[1ターンキル]]も見えてくる。~
あえて[[攻撃]]させることで[[《魔法の筒》]]で[[1ターンキル]]を狙う手もあるが、非常に読まれやすい上に[[伏せカード]]の[[除去]]などで妨害されやすいので、実用的ではないだろう。~
-[[《機動要犀 トリケライナー》]]と同様に、「[[召喚]]・[[特殊召喚]]の回数」ではなく「[[召喚]]・[[特殊召喚]]された[[モンスター]]の数」を参照する。~
-[[効果]]について~
--[[儀式魔法]]と同様、[[効果発動時]]には[[発動]]の[[宣言]]のみで何もせず、[[効果処理時]]に[[リリース]]を行う[[カード]]に分類される。~
また、[[リリース]]が[[コスト]]ではなく[[効果]]であるため、[[効果を受けない]][[耐性]]のある[[モンスター]]は[[リリース]]されない。~
-実際にはこの[[カード]]を[[手札]]に握っていなくとも持っているかのように振る舞う事で[[相手]]の展開を抑制できる可能性はある。~
例えば[[相手]]の展開の際に[[召喚]]・[[特殊召喚]]の回数を数えていれば[[相手]]はこの[[カード]]の存在を警戒して展開を4体以内で控える事もあり得る。~
ただし、はっきりと嘘をついたり、プレイングに影響する様な数え方は遅延行為と解釈されかねないため、マナーを守った範疇で行いたい。~
--[[《機動要犀 トリケライナー》]]と同様に、「[[召喚]]・[[特殊召喚]]の回数」ではなく「[[召喚]]・[[特殊召喚]]された[[モンスター]]の数」を参照する。~
-[[儀式魔法]]と同様、[[発動]]時には[[発動]]の宣言のみで何もせず、[[効果処理時]]に[[リリース]]を行う[[カード]]に分類される。~
また、[[リリース]]が[[コスト]]ではなく[[効果]]であるため、[[効果を受けない]][[耐性]]のある[[モンスター]]は[[リリース]]されない。~
--[[フィールド]]の[[モンスター]]全てを[[リリース]]できなかった場合、1体でも[[リリース]]できていれば[[特殊召喚]]はされる。~
また、「[[効果を受けない]]」[[耐性]]を持つ[[モンスター]]がいる場合でも、[[効果]]を[[発動]]できる。~
「[[リリース]]できない」[[耐性]]を持つ[[モンスター]]がいる場合は、他に[[リリース]]可能な[[モンスター]]が[[表側表示]]で存在するなら[[発動]]可能。~
//下記Q&Aの通りリリース出来ないモンスターしか存在しない場合も発動は可能
ただし、[[チェーン]]処理の結果1体も[[リリース]]できなかった場合はそのまま[[手札]]に残る。~
//https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=22810
--この[[カード]]と[[原始生命態トークン]]の2度の[[特殊召喚]]を行う[[効果]]の為、[[特殊召喚]]の回数を1度に制限する[[《エルシャドール・ミドラーシュ》]]が存在する場合は[[効果の発動]]ができない。~
//https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=22804&keyword=&tag=-1
ただし、この[[カード]]の[[効果の発動]]に[[チェーン]]して[[《エルシャドール・ミドラーシュ》]]が[[特殊召喚]]された場合は、あちらを[[リリース]]でき、[[特殊召喚]]も可能である(19/09/14)。~
--下記FAQのように、[[《生贄封じの仮面》]]のような[[リリース]]自体が行えない場合は[[発動]]できない。(19/09/26)~
-[[原始生命態トークン]]の理論上の最高[[攻撃力]]は、[[攻撃力]]5000の[[モンスター]]を12体[[リリース]]した場合の60000。~
-[[効果処理時]]この[[カード]]の[[特殊召喚]]ができない状況になった場合、[[リリース]]は行い、この[[カード]]は[[特殊召喚]]されることなく[[手札]]に残る。~
これを利用して[[《オルフェゴール・バベル》]]が存在する状況で、この[[カード]]の[[効果]]に[[オルフェゴール]][[モンスター]]の[[墓地]][[効果]]を[[チェーン]]すれば[[手札]]消費もなく[[原始生命態トークン]]も与えることなく[[リリース]]だけを行える。~
-[[フィールド]]の[[モンスター]]全てを[[リリース]]できなかった場合の処理については発売後の[[裁定]]待ち。~
「[[効果を受けない]]」や「[[リリース]]されない」等の[[耐性]]を持つ[[モンスター]]がいる場合にこの[[カードの効果]]を[[発動]]できるのかについても同様。~
-実際にはこの[[カード]]を[[手札]]に握っていなくとも、[[持っているかのように振る舞う>ブラフ]]事で[[相手]]の展開を抑制できる可能性はある。~
例えば[[相手]]の展開の際に[[召喚]]・[[特殊召喚]]の回数を数えていれば[[相手]]はこの[[カード]]の存在を警戒して展開を4体以内で控える事もあり得る。~
ただし、はっきりと嘘をついたり、プレイングに影響する様な数え方は遅延行為と解釈されかねないため、マナーを守った範疇で行いたい。~
-[[召喚制限]]のない[[岩石族]]では最大の[[元々の攻撃力]]を持つ。~
[[汎用性]]の高い[[効果]]である事も踏まえて[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]の[[融合素材]]としても使いやすい。~
[[光属性]]・[[岩石族]]であるため、[[【ジェムナイト】]]でも[[融合素材]]として扱いやすい。~
-「ニビル(Nibiru)」とは、太陽系に存在するとされた仮説上の惑星のことである。~
天体の軌道の観測上の誤差を、[[冥王星>《The suppression PLUTO》]]の外側に存在する惑星Xの影響であると仮定したのが始まり。~
惑星Xをニビルと呼称したのは作家のゼカリア・シッチンで、彼によるシュメール文明の石版の独自解釈において、石版に描かれた11の惑星のうち1つが「ニビル」と呼ばれていたのが由来。~
ゼカリアによると、「ニビル」は古代シュメール語で「交差する」を意味するとされている。~
[[レベル]]が11なのは石版に描かれた惑星の数を表しているのだろう。~
-[[原始生命態トークン]]の理論上の最高[[攻撃力]]は、[[攻撃力]]5000の[[モンスター]]を12体[[リリース]]した場合の60000。~
--ニビルは地球の4〜5倍の大きさを持つ大質量の惑星であり、地球に近づくと人類を滅亡させると言われている。~
-登場直後から[[環境]]に与える影響は大きく、[[先攻]][[ターン]]での[[制圧]]や[[後攻]][[1ターンキル]]を目論む展開系[[デッキ]]に対する抑止力として機能している。~
逆に展開系[[デッキ]]がこの[[カード]]から逃れる為に、[[《抹殺の指名者》]]と共に採用するケースも見られ、結果として[[デッキ]]の展開速度に関わらず採用率が高かった。~
[[【勇者トークン】]]の[[出張]]セットが流行った時期は、先んじて対策されやすかったために採用率がやや下がったが、基本的には[[環境]]における汎用[[メタカード]]としての地位を築いている。~
それだけにこの[[カード]]への対策を構築段階から練る[[デッキ]]も増えており、この[[カード]]のみで大量展開を抑止できるかはその対策次第となる。~
--上述のように、この[[カード]]全盛期の[[環境]][[デッキ]]は、この[[カード]]の対策を施した動きをするものが多く「ニビルケア」などと呼ばれた。~
具体的には、[[特殊召喚]]を4体以内に抑える別の展開ルートを搭載したり、4体の[[特殊召喚]]を行うまでに[[手札誘発]]を[[無効]]化できる[[モンスター]]を並べる、などである。~
「ニビルケア」を行う[[デッキ]]が[[環境]]に増えたために結果としてこの[[カード]]の採用率は下がることにはなったが、それだけの影響力を持つ[[カード]]である証左といえる。~
--初出時の[[レアリティ]]の高さから市場価格も高額だったが、[[ストラクチャーデッキR−ロスト・サンクチュアリ−]]の再録により入手難易度も下がった。~
//なお、[[ストラクチャーデッキR−ロスト・サンクチュアリ−]]のメインギミックたる[[代行者]]や[[《天空の聖域》]]関連とは特に[[シナジー]]や関連性はない。~
一応、[[代行者]]とは天体というモチーフ繋がりはあるものの、実際には汎用[[カード]]枠としての再録であろう(因みに同商品収録内で唯一[[天使族]]以外の[[モンスター]]である)。~
同[[ストラクチャーデッキ]]内では[[《命の代行者 ネプチューン》]]と[[シナジー]]し、[[特殊召喚]]した[[代行者]]や[[ヒュペリオン]]をこの[[カード]]の[[特殊召喚]]に巻き込まずに[[フィールド]]に残すことができる。~
---なお、この再録に伴って[[テキスト]]が修正([[表側表示]][[モンスター]]を「''全て''[[リリース]]」→「''可能な限り''[[リリース]]」)されており、1体でも[[リリース]]できていれば[[特殊召喚]]が発生することが明確になった。~
-「ニビル(Nibiru)」とは、作家のゼカリア・シッチンがその存在を主張している太陽系の惑星である。~
シッチンはシュメール文明の石版を独自解釈し、「地球人は宇宙人により作られた」などの主張を行う著作で人気を得た。~
彼の主張によると、シュメール文明のある石版には現在知られている太陽系よりも多い11の惑星が描かれており、その1つがニビルだと言う。~
ニビルは地球の4〜5倍の直径を持つ巨大惑星で、3600年に1度地球に接近する。~
ニビルに生息する宇宙人アヌンナキはニビルが地球に接近すると地球に干渉し、彼らが猿人を遺伝子操作して生み出したのが人類だと言う。~
なお、彼の主張は考古学的にも天文学的にも創作の域を出ない。~
--この[[カード]]の[[レベル]]が11なのは、石版に描かれた惑星の数を表しているのだろう。~
--シッチンはニビルが地球を滅ぼすと述べたことはないのだが、彼の主張が更に曲解され「ニビルが地球に衝突し人類は滅ぶ」とする終末論がしばしば流布されている。~
[[モンスター]]を全て[[リリース]]して[[特殊召喚]]する[[効果]]は、これに由来するものだろう。~
なお、このような[[効果]]や[[イラスト]]から誤解しがちだが「隕石」とは別物である。~
その後[[原始生命態トークン]]が出現するのは、アヌンナキにより新たな生命が生み出されるイメージか。~
--シュメール神話におけるニビルは創造神アヌンナキの住まう惑星であり、猿人を遺伝子操作して人類を作ったことから上記の[[効果]]はこちらに由来するものとも考えられる。~
//直撃じゃなくてトークンの材料にしてるんじゃないの
--[[イラスト]]をよく見ると内部に複数の生物らしき影が見える。~
この[[モンスター]]が[[フィールド]]に落下した後、中から[[生命体>原始生命態トークン]]が出て来る、ということなのだろう。~
---「生命体」ではなく「生命態」なので検索する際などに注意。~
---[[宣言]]には影響が無いものの、「生命体」ではなく「生命態」なので検索する際などに注意。~
「体」でなく「態」なのは内部に生態系を形成するほどの種類の生命がいるということだろうか。
-元々は[[TCG]]の[[2019 Gold Sarcophagus Tin>Tin#CT16]]で追加された新規[[カード]]の1枚である。~
--[[英語名]]の「the Primal Being」は、日本版の名前を考慮すると「原初の存在」あたりの意味だろう。
//-原作・アニメにおいて―~
//-コナミのゲーム作品において―~
-コナミのゲーム作品において―~
「マスターデュエル」のミニイベント、「エクストリームデュエル/原始生命態ニビル」では[[お互い]]の初期[[手札]]5枚+この[[カード]]1枚が追加された状態から始まる[[デュエル]]が行われた。~
同ゲームにおいて[[カードの種類]]や一部の[[種族]]・[[属性]]・[[カテゴリ]]などに関するイベントの開催は何度もあったが、特定の[[カード]]1枚に焦点が当てられるというのは初である。~
その後、24/08/06のアップデートにより[[手札]]に所持している場合、相手の[[ターン]]中の[[召喚]]・[[特殊召喚]]の回数(最大5回)がこの[[カード]]に表示され、[[相手]]が何回[[召喚]]・[[特殊召喚]]したかわかるようになった。~
--マスターデュエルのシステムの仕様上、[[チェーン]]をOFFにしていない限り、他の[[フリーチェーン]][[カード]]がない際に5回目の[[召喚]]・[[特殊召喚]]以降で[[相手]]の[[チェーン]]確認状態が発生することになる。~
特異な条件ゆえに他の[[手札誘発]]系統の[[カード]]に比べ特定が容易なため、逆にこれを利用して[[チェーン]]確認をOFFにし続けてギリギリまで隠し続ける、他の[[フリーチェーン]][[カード]]を5回目以降に反応させて存在を仄めかす、といった[[OCG]]には存在しない[[ブラフ]]が展開されることもある。~
**関連カード [#card]
-[[原始生命態トークン]]
-[[《原始生命態ティア》]]
-[[《真魔獣 ガーゼット》]]
-[[《機動要犀 トリケライナー》]]
//特殊召喚条件
//―《原始生命態ニビル》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク
―《原始生命態ニビル》の姿が見られる[[カード]]
-[[《Elttaes, the MASTER of DUELS》]]
//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]
**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【ダーク・ガイア】]]
**収録パック等 [#pack]
-[[EXTRA PACK 2019]] EP19-JP067 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]]};
-[[ストラクチャーデッキR−ロスト・サンクチュアリ−]] SR12-JP021 &size(10){[[N-Parallel]]};
-[[RARITY COLLECTION −QUARTER CENTURY EDITION−]] RC04-JP016 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]],[[Collectors]],[[Secret]],[[Ex-Secret>Secret#ES]],[[Quarter Century Secret>Secret#QCSE]],[[Holographic]]};
-[[QUARTER CENTURY DUELIST BOX]] QCDB-JP025 &size(10){[[Super]],[[Secret]]};
-[[ストラクチャーデッキ−青き眼の光臨−]] SD47-JP014
//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:
**FAQ [#faq]
Q:[[《トークンコレクター》]]が[[フィールド]]に存在するとき、この[[カード]]の(1)の[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:すでに[[《トークンコレクター》]]が存在している状況ですと、《原始生命態ニビル》の(1)の[[効果]]を[[発動]]すること自体できません。(19/09/14)~
Q:この[[カード]]の(1)の[[効果]]に[[チェーン]]して[[相手]]が[[《大天使クリスティア》]]を対象に[[《リビングデッドの呼び声》]]を[[発動]]した場合どのように処理しますか?~
A:まず先に[[《リビングデッドの呼び声》]]の[[効果]]で[[《大天使クリスティア》]]を[[特殊召喚]]します。~
その後《原始生命態ニビル》の[[効果]]によって[[《大天使クリスティア》]]もろとも[[モンスター]]を全て[[リリース]]しますので結果的に《原始生命態ニビル》は[[特殊召喚]]されます。(19/09/14)~
Q:この[[カード]]の(1)の[[効果]]に[[チェーン]]して[[相手]]が《原始生命態ニビル》を[[宣言]]して[[《マインドクラッシュ》]]を[[発動]]した場合どのように処理しますか?~
A:[[《マインドクラッシュ》]]によって《原始生命態ニビル》と[[宣言]]して当てた場合、その《原始生命態ニビル》は[[捨てる]]ことになりますが、[[モンスター]]は[[リリースする]]ことになります。~
《原始生命態ニビル》及び[[原始生命態トークン]]は[[特殊召喚]]されません。(19/09/14)~
Q:[[自分]]の《原始生命態ニビル》の(1)の[[効果]]に[[チェーン]]して[[自分]]は[[《リロード》]]を[[発動]]しました。~
《原始生命態ニビル》の[[効果]]はどのように処理されますか?~
A:ご質問の場合、「[[自分]]・[[相手]][[フィールド]]の[[表側表示]][[モンスター]]を全て[[リリース]]し」で処理を完了します。~
仮に[[《リロード》]]の[[効果]]により《原始生命態ニビル》を[[ドロー]]した場合にも[[特殊召喚]]は行われません。(19/09/20)~
Q:[[カード]]の[[効果を受けない]][[《RR−アルティメット・ファルコン》]]のみが[[フィールド]]に存在するとき、[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。~
ただし[[リリース]]・《原始生命態ニビル》の[[特殊召喚]]・[[モンスタートークン]]の[[特殊召喚]]いずれの処理も行わず《原始生命態ニビル》は[[手札]]に残ったままとなります。(19/09/14)~
Q:[[リリース]]できない[[《召喚僧サモンプリースト》]]のみが[[フィールド]]に存在するとき、[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:いいえ、他に[[リリース]]可能な[[モンスター]]が[[表側表示]]で存在していなければ[[発動]]できません。(22/12/30)~
//https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=22810&keyword=&tag=-1
Q:今[[《召喚僧サモンプリースト》]]など《原始生命態ニビル》の[[効果]]で[[リリース]]されない[[モンスター]]5体で[[自分]]の[[メインモンスターゾーン]]が埋まっています。~
この状況で《原始生命態ニビル》の(1)の[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:ご質問の場合、[[発動]]することは可能です。~
「[[自分]]・[[相手]][[フィールド]]の[[表側表示]][[モンスター]]を全て[[リリース]]し」処理を終えた段階で、[[自分]]の[[メインモンスターゾーン]]が埋まっている場合、《原始生命態ニビル》は[[特殊召喚]]されることなく[[手札]]に残ります。(19/09/20)~
Q:[[相手]][[フィールド]]に[[《生贄封じの仮面》]]が存在する場合、この[[カード]]の(1)の[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[発動]]できません。(19/09/26)~
//ttps://i.gyazo.com/32832e342182fc45495a418880265bb9.png
//↑のリリースできないモンスターについての違いも問い合わせております
//22/12/30でリリースできないモンスターしか存在しない場合は発動できない、に裁定変更
//https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=22810&keyword=&tag=-1
//『リリースできない』効果を持つモンスター以外のモンスターが、モンスターゾーンに表側表示で存在しているのであれば、「原始生命態ニビル」の効果を発動できます。
//
Q:[[《オルフェゴール・バベル》]]が[[自分]][[フィールド]]に存在する状況で[[自分]]が《原始生命態ニビル》を[[発動]]しました。~
その[[効果]]に[[チェーン]]して[[自分]]は[[墓地]]の[[《オルフェゴール・ディヴェル》]]の[[効果]]を[[発動]]した場合《原始生命態ニビル》の[[効果]]処理はどのように行われますか?~
A:ご質問の場合、《原始生命態ニビル》を[[特殊召喚]]することはできませんので、[[モンスター]]を[[リリース]]する処理のみを行い、処理が完了します。~
《原始生命態ニビル》は[[手札]]に残ります。(19/09/26)~
Q:この[[カード]]を(1)の[[効果]]で[[特殊召喚]]した後、[[《洗脳解除》]]を[[発動]]しました。~
この時、[[相手]][[フィールド]]に[[特殊召喚]]された[[原始生命態トークン]]の[[コントロール]]は移動しますか?~
A:[[自分]]に[[コントロール]]が移ります。(19/09/30)~
//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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&tag(《原始生命態ニビル》,モンスター,効果モンスター,星11/光属性/岩石族/攻3000/守600);