*《&ruby(ごうもんしゃりん){拷問車輪};/Nightmare Wheel》 [#if23e1a5]
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 永続罠
 このカードがフィールド上に存在する限り、
 指定した相手モンスター１体は攻撃できず、表示形式も変更できない。
 自分のスタンバイフェイズ時、このカードは相手ライフに
 ５００ポイントのダメージを与える。
 指定モンスターがフィールド上から離れた時、このカードを破壊する。
 相手フィールドのモンスター１体を対象としてこのカードを発動できる。
 (1)：このカードが魔法＆罠ゾーンに存在する限り、
 対象のモンスターは攻撃できず、表示形式の変更もできない。
 そのモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される。
 (2)：自分スタンバイフェイズに発動する。
 相手に５００ダメージを与える。
 この効果は対象のモンスターがモンスターゾーンに存在する場合に発動と処理を行う。

　[[新たなる支配者]]で登場した[[永続罠]]。~
　[[モンスター]]の[[攻撃]]と[[表示形式]]の変更を封じつつ、[[自分]]の[[スタンバイフェイズ]]毎に、[[相手]]に[[ダメージ]]を与える[[効果]]を持つ。~
　[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃]]と[[表示形式]]の変更を封じる[[効果]]と、[[自分]]の[[スタンバイフェイズ]]毎に[[相手]]に[[ダメージ]]を与える[[効果]]を持つ。~

　[[攻撃]]抑止[[効果]]、[[表示形式]]変更封印、継続的な[[バーン]][[効果]]を持つ。~
　しかし、類似の[[《デモンズ・チェーン》]]と違って[[モンスター効果]]には干渉できないので容易に[[除去]]されてしまう。~
　そもそもこの[[カード]]があっても展開自体には支障がないので、[[対象]]となった[[モンスター]]が[[攻撃]]できなくても他の[[モンスター]]で[[攻撃]]できればそれで良く、[[除去]]すらされずに構わず展開されてしまうことも多い。~
//　特定の[[モンスター]]を拘束することが目的なら[[《大捕り物》]]が良いだろう。~

　行動を[[ロック]]しつつ[[バーン]]するので、まさに[[【ロックバーン】]]にうってつけの[[カード]]である。~
　ただし、一応[[ロック]]はするものの、長時間の足止めは難しい。~
　それは[[装備カード]]の様な相互[[破壊]]関係と[[永続罠]]の両方の性質を持つためである。~
　[[ロック]]を張っても、その[[モンスター]]を[[生け贄]]や[[コスト]]に使われるだけで無くなってしまう。~
　とはいえ、この[[カード]]を使われた[[相手]]の次の行動は予測しやすく、[[《インターセプト》]]や[[《調律師の陰謀》]]に繋げれば[[ボード・アドバンテージ]]を稼ぐ事も可能。~
　[[《デモンズ・チェーン》]]と比べた場合、[[モンスター効果]]が有効なため[[《超魔神イド》]]・[[《ラーの使徒》]]などの[[送りつけ]]を行う[[ロック]][[デッキ]]と[[シナジー]]がある。~
　また、[[裏側守備表示]][[モンスター]]も[[対象]]にできる点から、[[シンクロ>シンクロ素材]]・[[エクシーズ>エクシーズ素材]]・[[リンク素材]]に使えなくするため[[裏側守備表示]]化を多用する[[デッキ]]では[[表示形式]]変更封印が活用できる。~

　挙動が[[装備魔法]]に似ているが、[[裏側守備表示]][[モンスター]]にも問題なく使用できる。~
　[[《ステルスバード》]]や[[《守護者スフィンクス》]]などの、[[サイクル・リバース]][[モンスター]]にも効果的。~
-過去には[[【ロックバーン】]]で使用されていた。~
当初は[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]や[[《レベル制限Ｂ地区》]]が[[制限カード]]であるなど、この程度の[[攻撃]]抑止でも[[ロック]]として通用したのである。~
しかし当初から[[上級モンスター]]の[[リリース]]にされたり、[[《ツイスター》]]で[[除去]]されるなど、長時間の足止めには不向きであり、[[シンクロ素材]]にされる等の新たな[[除去]]手段が増えたことで使われなくなった。~

-｢[[表示形式]]を変更できない[[効果]]」は「[[カードの効果]]ではない『１[[ターン]]に１度』の[[表示形式]]変更ができない」という意味であり、「[[表示形式]]変更を含む[[効果]]は[[発動]]できず[[無効]]になる」という意味ではない。
-｢[[表示形式]]を変更できない[[効果]]」は、「[[カードの効果]]ではない『[[１ターンに１度]]』の[[表示形式]]変更ができない」という意味であり、[[対象]][[モンスター]]を[[《エネミーコントローラー》]]等で[[表示形式]]を変更することは可能である。~

-[[【ロックバーン】]]では[[相手]]の場に[[特殊召喚]]した[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]をこの[[カード]]で[[ロック]]するのが理想的。~
[[上級モンスター]]をほとんど採用しない、つまりはこの[[カード]]への対処方法が少ないため、対[[【ロックバーン】]]および[[ミラーマッチ]]にも使える[[カード]]である。~
-[[ストラクチャーデッキ−炎王の急襲−]]での再録時、選択した[[モンスター]]が[[フィールド]]に存在しない場合は[[ダメージ]]を与えられない事が[[エラッタ]]により明文化された。~

-[[英語名]]で「拷問(torture)」が「悪夢(nightmare)」にされているのは、やはり「拷問」という単語がまずいためだろう。~
また、理由は不明だが、海外版では車輪に括り付けられた人物が[[モンスター]]に変更されている。~
-「拷問」という単語のイメージが悪いせいか、[[英語名]]で「拷問(Torture)」が「悪夢(Nightmare)」にされている。~
また、海外版では車輪に括り付けられた[[モンスター]]が人型から悪魔型に変更されている。~

-公式動画「(仮)スマがゆく！」のコーナーでは、動画内のイベントにて白咲が廃校となった校舎の教壇上の箱から入手した[[カード]]として登場。~
イベント内のルール(所持できる手札は５枚まで)により既に持っていた[[《死霊の誘い》]]と入れ替えた。~
この[[カード]]の入手時、ナレーターはこのカードを「強力な[[カード]]」と評していた。~

-原作・アニメにおいて―~
「バトルシティ編」の「舞vs闇マリク」戦において闇マリクが使用。~
[[《アマゾネスの格闘戦士》]]に対して[[発動]]したが、[[《救出劇》]]によって回避されてしまった。~
アニメでは、同じく「バトルシティ編」の「城之内vs闇マリク」戦において闇マリクが再び使用。~
[[《ロケット戦士》]]に対して[[発動]]し、何度も使用されていた[[効果]]を[[攻撃]]を不能にすることで封殺した。~
[[《遺言の札》]]により[[ドロー]]され、[[《処刑人−マキュラ》]]の[[効果]]で[[手札]]から[[発動]]される。~
[[《アマゾネスの格闘戦士》]]を拘束しようとしたが、[[《救出劇》]]によって回避された。~

--「拷問」というフレーズが引っ掛かったのか、アニメでの[[カード名]]は《スクラッチ・ホイール》に変更されている。
--アメリカ放送の4Kidsでの放送では、手枷足枷の接続部分が真っ白い色のモザイク処理を施されている。(放送コードに引っかかるためだと考えられる)~

--アニメGXの「ドクター･コレクターvsチャンピオンDD」戦においてドクター・コレクターが使用。~
劣勢のDDに追い討ちをかけるべく[[セット]]したが[[《Ｄ−ＨＥＲＯ Ｂｌｏｏ−Ｄ》]]と《Ｄ−フォース》の[[コンボ]]により突破された。
--DMが放送されていた当時は「拷問」という単語を使うのが厳しかったのか、アニメ版での[[カード名]]は《スクラッチ・ホイール》に変更されている。~
こちらは「城之内vs闇マリク」戦においても使用され、[[《ロケット戦士》]]に対して[[発動]]し、[[攻撃力]]ダウン[[効果]]を封殺しており、[[バーン]][[効果]]が発動している。~

--アニメGXの「ドクター･コレクターvsDD」戦においてドクター・コレクターが使用。~
劣勢のDDに追い討ちをかけるべく[[セット]]したが、[[《Ｄ−ＨＥＲＯ Ｂｌｏｏ−Ｄ》]]と[[《Ｄ−フォース》]]の[[コンボ]]により突破された。~
海外版では[[TCG]]と違う、鎖が白い光に包まれ隠された[[イラスト]]となっている。~

--アニメ5D'sの「ジャックvsシド」戦においてシドが使用。~
[[《マルチ・ピース・ゴーレム》]]の[[攻撃]]を封じつつジャックに[[ダメージ]]を与えた。~
この時は[[《マルチ・ピース・ゴーレム》]]が巨大すぎたためか、車輪自体を[[モンスター]]の上に乗せて動きを封じていた。
この時、[[《マルチ・ピース・ゴーレム》]]が巨大すぎたせいか、車輪自体を[[モンスター]]の上に乗せて動きを封じていた。~

--「クロウvsボマー」戦においてクロウの使用した[[罠カード]]《パラサイト・マインド》の[[イラスト]]に確認できる。
--「クロウvsボマー」戦においてクロウの使用した[[通常罠]]《パラサイト・マインド》の[[イラスト]]に確認できる。~

--ZEXAL�兇任�[[下位互換]]である《エクシーズ・ヘル・ジェイル》が登場している。
--アニメZEXALの31話でチャーリーが[[《Ｎｏ.７ ラッキー・ストライプ》]]の力で突風を起こして[[カード]]を吹き飛ばした後、チャーリーの手の平に舞い込んできた[[カード]]の１枚。~
アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};では[[下位互換]]である[[永続罠]]《エクシーズ・ヘル・ジェイル》が登場しており、この[[カード]]に似た[[イラスト]]になっている。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[NIGHTMARE TROUBADOUR>ゲーム付属カード#d64543d5]]では[[裏側表示]][[モンスター]]に対して[[発動]]するとなぜか[[不発]]となり[[破壊]]される。~
おそらく[[装備魔法]]と同じシステムになってしまっているのだろう。~
[[NIGHTMARE TROUBADOUR>ゲーム付属カード#NT]]では[[裏側表示]][[モンスター]]に対して[[発動]]すると、なぜか[[不発]]となり[[破壊]]される。~
おそらく[[装備魔法]]と同じ処理に設定されているのだろう。~

--[[DUEL TERMINAL]]では原作通りに闇マリクが使用。[[発動]]時に専用のセリフが入る。~
--[[DUEL TERMINAL]]では原作通りに闇マリクが使用し、[[発動]]時に専用のセリフが入る。~
少ない[[ライフ]]と[[モンスターカードゾーン]]を同時に攻めてくる厄介な[[カード]]である。~
EXステージでは、[[自分]]の場に[[特殊召喚]]された[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]に対して使用することがある。~
マリクの場に[[《ボーガニアン》]]まで存在すると、あっという間に[[ライフポイント]]が無くなるので注意が必要。~

**関連カード [#t79640bc]
--[[WORLD CHAMPIONSHIP 2011>ゲーム付属カード#WCS2011]]においてはシドの切り札となっており、[[デッキ]]名も「拷問ホイール」とこの[[カード]]を意識したものとなっている。~
作中で彼が使用した[[カード]]の中で唯一[[OCG]]化されていることが理由であると思われる。~

**関連カード [#card]
-[[《六芒星の呪縛》]]
-[[《闇の呪縛》]]
-[[《呪魂の仮面》]]

-[[《フリント》]]
-[[《疫病ウィルス ブラックダスト》]]
-[[《しびれ薬》]]
-[[《愚鈍の斧》]]

**収録パック等 [#m1fbf792]
-[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP055 &size(10){[[Ultra]]};
-[[《デモンズ・チェーン》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【ロックバーン】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[新たなる支配者]] 301-055 &size(10){[[Secret]]};
-[[STRUCTURE DECK−マリク編−]] SDM-038
-[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP055 &size(10){[[Ultra]]};
-[[ストラクチャーデッキ−炎王の急襲−]] SD24-JP039
-[[MILLENNIUM PACK]] MP01-JP030 &size(10){[[Millennium>Parallel#MR]]-[[Super]]};
-[[デュエルロワイヤル デッキセットEX ROUND2]] DR02-JPA29

**FAQ [#f401746e]
Ｑ：このダメージを[[《地獄の扉越し銃》]][[《痛魂の呪術》]]で移すことはできますか？~
**FAQ [#faq]
Ｑ：この[[効果ダメージ]]を[[《地獄の扉越し銃》]]や[[《痛魂の呪術》]]で移すことはできますか？~
Ａ：[[《地獄の扉越し銃》]]では移すことができませんが、[[《痛魂の呪術》]]で移すことはできます。~

Ｑ：[[《Ｅ・ＨＥＲＯ ワイルドマン》]]や[[《天下人 紫炎》]]を[[対象]]にした場合、[[ダメージ]][[効果]]はどうなりますか？~
Ａ：[[ダメージ]][[効果]]は適用されます。~
Ｑ：[[《Ｅ・ＨＥＲＯ ワイルドマン》]]等を[[対象]]にした場合、[[ダメージ]][[効果]]はどうなりますか？~
Ａ：[[ダメージ]][[効果]]は[[適用]]されます。~

Ｑ：指定した[[モンスター]]が[[《月の書》]]などの[[効果]]で[[裏側表示]]になった場合、この[[カード]]との関係はどうなりますか？~
Ａ：その場合でも[[効果の対象]]となったままです。[[表示形式]]を変更する事もできません。（11/12/29）
Ｑ：指定した[[モンスター]]が[[《月の書》]]等の[[効果]]で[[裏側表示]]になった場合、この[[カード]]との関係はどうなりますか？~
Ａ：その場合でも[[効果の対象]]となったままです。~
　　[[表示形式]]を変更する事もできず、[[効果ダメージ]]も受け続けることになります。（13/07/25）

Ｑ：[[《宮廷のしきたり》]]が[[フィールド]]上に存在する時に[[対象]]に選択した[[モンスター]]が[[フィールド]]を[[離れた>離れる]]場合、《拷問車輪》は[[破壊]]されますか？~
　　[[スタンバイフェイズ]]毎に[[ダメージ]]を与える[[効果]]は[[発動]]しなくなりますか？~
Ａ：[[調整中]]（12/06/13）
Ｑ：[[《宮廷のしきたり》]]が[[フィールド]]に存在する時に[[対象]]に選択した[[モンスター]]が[[フィールド]]を[[離れた>離れる]]場合、《拷問車輪》は[[破壊]]されますか？~
　　また、[[スタンバイフェイズ]]毎に[[ダメージ]]を与える[[効果]]は[[発動]]しなくなりますか？~
Ａ：いいえ、[[破壊]]されず、[[ダメージ]]を与える[[効果]]は[[適用]]されなくなります。(13/08/25)

Ｑ：[[対象]]に選択した[[モンスター]]が[[エクシーズ素材]]になった場合、《拷問車輪》は[[破壊]]されますか？~
　　[[スタンバイフェイズ]]毎に[[ダメージ]]を与える[[効果]]は[[発動]]しなくなりますか？~
Ａ：[[効果]]を受けている[[モンスター]]が[[エクシーズ素材]]となった場合、『[[相手]][[ライフ]]に500ポイント[[ダメージ]]を与える』という[[効果]]は[[適用]]されません。(12/09/19)
//Ａ：[[調整中]](12/06/13)
　　また、[[スタンバイフェイズ]]毎に[[ダメージ]]を与える[[効果]]は[[発動]]しなくなりますか？~
Ａ：[[効果]]を受けている[[モンスター]]が[[エクシーズ素材]]となった場合、[[ダメージ]]を与える[[効果]]は[[適用]]されません。(12/09/19)

Ｑ：[[対象]]に選択した[[モンスター]]が[[効果解決時]]に[[フィールド]]を[[離れていた>離れる]]場合、《拷問車輪》は[[破壊]]されますか？~
　　[[スタンバイフェイズ]]毎に[[ダメージ]]を与える[[効果]]は[[発動]]しなくなりますか？~
Ａ：[[調整中]](12/06/13)
Ｑ：[[対象]]に選択した[[モンスター]]が[[効果処理時]]に[[フィールド]]を[[離れていた>離れる]]場合、《拷問車輪》は[[破壊]]されますか？~
　　また、[[スタンバイフェイズ]]毎に[[ダメージ]]を与える[[効果]]は[[発動]]しなくなりますか？~
Ａ：[[破壊]]されずに[[フィールド]]に残り続けます。~
　　また、[[スタンバイフェイズ]]毎に[[ダメージ]]を与える[[効果]]は[[発動]]しません。(12/10/26)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
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